湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

岐阜県は混浴露天が多い地域?

2014-08-26 | 湯めぐり四方山話
「まっとうな温泉・東日本版」を利用し始めた昨年・・
5月 岐阜県の湯めぐりで、混浴には馴染みの薄い我々には、
敷居?が高い体験があった。
それは、いいお風呂(その宿の自慢の風呂)に限って「混浴露天風呂」なのだ。

その中の一つに
水明館「佳留萱(かるかや)山荘」 (新穂高温泉)もあった。 
その時の体験がこちらの記事だ。
水明館「佳留萱(かるかや)山荘」
この時は、残念ながら、私は混浴露天風呂には入れなかった。
夫は不安ながらも「この施設の一番の風呂なので」普通のタオル片手に入った。
すると 次々とバスタオルを巻いた颯爽たる女性陣に圧倒され?
最初のうち、混浴露天風呂の岩の隅っこに小さくなって入っていたらしいが、
途中から、大自然と一体化した広い広い露天風呂では混浴ということを忘れるほど
人目が気にならなくなったという。だって、女性たちはみんなバスタオル巻きだし・・
入ってしまえば、岩が一杯の広い露天のどこにいるのか?わからないほどまでに・・
お風呂がやたら広く しかも 露天風呂は大小一杯あるらしい。
これなら、私もバスタオルさえ完璧なら、充分入れる混浴露天と思ったらしい・・

九州の混浴風呂といえば
「まっとうな温泉・西日本版」や「自遊人の温泉パスポート」に載っている
熊本県の阿蘇山の南にある「地獄温泉(清風荘)・すずめの湯」がある。
ここはバスタオルの使用が禁止?のため 私は「すずめの湯(混浴露天)」に入れなった。
一旦入ってしまったら濁り湯(白濁)ではあるが、浴槽への出入りに少なからず抵抗がある。
幸い地獄温泉にはお風呂がたくさんあり、一番有名な「すずめの湯(混浴露天)」に
拘られなくても 全然かまわない風呂事情なので気にもならなかった。

他に 九州で、唯一 私が入れた混浴露天風呂は・・
若山温泉  (大分県)
ここは、休日明けの平日のお昼で、貸切湯のラッキーさ。
それがこちらの記事だ。
若山温泉
ここは山国川の上流で、川の傍にある半露天風呂のため
非常に景観がよく 気持ちがよかった。
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どうして東北はメインの風呂が混浴露天風呂なのか?

2014-08-25 | 湯めぐり四方山話
「まっとうな温泉・東日本版」を見ながら10月の東北湯めぐりを計画中の夫が
「あ~ダメだ どうして 東北はメインの風呂が混浴露天風呂ばかりなんだ!!」
と言い始めた・・
「えい~今から大き目で速乾性のあるバスタオルを買いに行くぞ!!」と言い出した。
「????何のこと???」あっけにとられる私・・

この「まっとうな温泉・東日本版」の手形入湯施設だが・・
東北では、特に昔からある湯治場の温泉地で「混浴露天風呂」が多くて、びっくりする。
それも その宿で一番「泉質・景観・風呂の広さに恵まれている」のが
その「混浴露天風呂」らしいから 困ったもんだ。

こうなったら、今までの温泉めぐりの常識?をひっくり返して??
「混浴露天風呂の対応?に大き目・速乾性のあるバスタオルが要る」
らしいのだが・・???「はあ~??」

それで、大雨の中??
我々が久々に出かけたら大雨が降り出した・・
やっと ゲットしたのが・・

なにか 足ふきマット?か なにかみたいだが・・
「速乾性があり、生地は薄目だが透けて見えず、サイズはかなり大きい」
すぐれものバスタオルなのだ・・

とりあえず、この混浴露天風呂対応バスタオルのみをゲットして
まだ行けてない東北の湯めぐりの 夢でもみるとするか~!!

これって、あまり長く温泉に入ってないと・・
だんだん温泉妄想がひどくなる??
そうではないのです。これは東北の混浴風呂対策です・・
幸い バスタオルOKの場所が多いらしく・・

混浴露天風呂の梯子をする可能性もあり
「速乾性のある 生地は薄めで透けて見えず しかも大き目サイズ」がいるのです。
バスタオルは湯に濡れると やたら重たくなり・・
そんな重いものを携えて 露天風呂の梯子はできないのです!!

 
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「宇宙芋」(巨大むかご)ができてきた・・「しび荘」から持ち帰った芋から

2014-08-25 | 食べられる山野草・野菜・果物
鹿児島県の紫尾温泉「しび荘」から持ち帰ってきた「宇宙芋」(巨大むかご)の芋から
出た新芽・・

これを、自宅庭の片隅に植えて、


今度こそ、自宅で栽培?してみた。
だんだんに芽が伸びて・・葉がついてきて・


ついに こんなに葉っぱが付き蔓も伸びて・・


最近の大雨のあと 久しぶりにゆっくり観察した
おや よく注意してみたら・・何か・丸いものが付いている・・

確かに 球状の芋?何かついている

お~これこそ 待ち望んでいた「巨大むかご」(宇宙いも)じゃないか!!

今度こそ、しっかり大きく育てて・・「巨大むかご」を収穫するぞ!!
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アンビリバブルな湯体験・女神の湯(和歌山)

2014-08-22 | 和歌山の温泉
8月・・こう長く温泉に入れない日々が続くと・・温泉妄想までしたくなるが・・

昔行った温泉で、まだブログ更新してない温泉について書いてみることにした。

「温泉博士」の手形入浴した施設に「女神の湯」がある。
場所は、和歌山県田辺市中辺路町近露128-1 
アイリスパークオートキャンプ場内にある温泉。

ここの湯は強烈だった。
浴槽にリンスを丸々1本分ほど落としたほど「ぬるぬる」の泉質だった。
湯の泉質が強烈なのも今までにないほどだが・・
もっともっと強烈に印象に残った出来事があったのだ。

それは2007年の12月の下旬、冬なのにお天気のいい日だった。
和歌山の山中にある中辺路近露は、のどかな自然にあふれていた。
小春日和、田舎の自然と山の中の空気は 車の窓からでも心地よく感じられた・・
田舎生まれの私は、我慢ができなくなり・・?
思わず「ここからは歩いていく~♪」と
「女神の湯」の800メートルほど手前で 夫の運転する車から降りた。
私だけは 徒歩で「女神の湯」までの 野道を楽しみたいのだ。
小鳥のさえずりや小川のせせらぎを直にききながら~♪
山中の美味しい空気をたっぷり吸って・・
        それはそれは 超ご機嫌なひと時だった。
と・・!!
一足先に施設内に入って行った夫の車が!!
いきなり?慌てふためいて?急速度でユーターンてくるではないか??
「え~!!何??どうしたの??」あっけにとられている私に
「乗れ!!早く!!早く車に乗れ!!」と車を走らせながら窓から顔を出して
ひどく慌てて血相が変わっている夫!

訳もわからぬうちに車に乗り込んだ私に・・ほっとしたのか??
「犬が・・犬が 大型犬が・・いや あれは犬ではないオオカミだ!!それも複数いる」
と なにやらわけのわからないことを口ばしる・・
私を車に乗せた夫は「もう帰ろう!!ここはやめる?」という。
なんのことか?さっぱりわからない私に 少し落ち着きを取り戻した夫は
再びユーターンして、また「女神の湯」の施設を目指した。

そこで私がみたのは・・!!思い出しても恐ろしい!!
2匹の大型シェパードが敷地内に放し飼いにされ、ウロウロしているではないか!!
様子をうかがい 速度を落とした我々の車の周りに 素早くやってきて威嚇する・・
本当に大きい犬で・まるでオオカミだ・・それが2頭?いや2匹もいる。

あのまま、小春日和の山道を てこてこ のどかに歩いて「女神の湯」に行ったら
たちまちあの2匹の大型シェパードに囲まれ あっと言う間に襲われて
大怪我をするか、ことによると命を落としたかもしれない!!
夫の慌てる様が ようやく分かった私だった。

そのあとは・・この2頭、2匹とのにらみ合い?で・・
向こう(犬たち)も見慣れない大きな車(当時はキャンピングカーに乗っていた)に
警戒心が満載の様で・・ずっと 鋭い目で こちらの動きを見ている!!
と・・施設内に「湯屋らしき建物」を発見した。
車をその湯屋のすぐ前に移動させた。
この間も、2匹はもう一つの建物の壁からこちらをうかがっている
と・・そのわずかな隙に 我々は車から飛び出て
温泉施設らしい建物に2人ほぼ同時に駆け込み!!
すぐさま・・中から鍵をしてた。 
そこは男女別の脱衣所で、中側から施錠ができて、無人だった。
脱衣所の隣にもう一部屋あり、そこはシンプルな男女別・内湯浴室だった。


浴槽は・・シンプルな設置式のバスが一つあるのみ・・

しかし、この湯がすごい!!
最初に言ったように
リンスを丸々1本分ほど落としたほど「ぬるぬる」の泉質だった。
重曹泉=「ナトリウム・炭酸水素塩泉」という泉質だ・・
それも強烈な ぬめりで・・
浴槽の中もツルツルで、湯が張ってあるのに油断すると中で滑ってこける湯だった。
さきほどの「オオカミ犬騒動」がなかったら・・さぞ、ゆっくりと 
これまで出会ったことのないほど素晴らしい湯を満喫しただろうに~・・
残念ながら・・湯の中でも
湯から上がって車までにあの2匹に襲われないだろうか??と
何か 落ち着かない・・入浴タイムだった。

さらに 
夫のほうは、もっと恐ろしいことに・・
入ってすぐの脱衣中に 男湯の扉のすぐ外に人の気配があり。
「扉を少しだけ開けるように」言われたらしい・・
この施設の管理人らしき男性が例の犬2匹を引き連れて??やってきて・・!!
入浴料を要求されたので「温泉博士」の手形入浴の旨を伝えると・・
あとで施設の入り口の「管理事務所」までその雑誌を持って来るように言われたらしい。
その会話は一枚だけのアルミ扉をわずかに開けてその隙間でなされいて・・
というのは、
先ほどの犬たちが わずかな扉の隙間に無理やり顔を突っ込んで
今にも脱衣所内に侵入しようとするので・・
夫は必死で 扉を手と足で押さえながら(犬の侵入を阻止しながら)の会話だったらしい。
こんな状況なのに平然と話す管理人に 夫は思わず
「この犬、 人は噛みませんよね。」ときくと
「いや 知らんヤツは噛む!!」と平然と答えた管理人。
その瞬間 夫の恐怖は頂点に達した。最悪の事態が浮かび
「もし犬が脱衣所に侵入したら隣の浴室に逃げ込み内側から素早く鍵をかけよう」と
とっさに隣の浴室に目をやったという。
とりあえずは「不審者でないことだけが確認され?」管理人は犬を連れてその場を去った。

夫は、管理人と犬たちが去ったあとも、しばらくは先ほどまでの緊張がとれず、
この極上湯を 全く楽しめなかったしい。
もったいないことをした。
この状況は「女神の湯」ではなく「悪魔の湯」だった。


入浴後 管理人のいる建物前で車を停めて
夫は温泉博士2冊を持って、入湯証明書?の判子を付いてもらった。
(写真は車内からの撮影)

この時には、さっきの2匹の犬たちは右の大きな木の檻に入れられていた。
檻の中から犬の唸る声が聞こえていたのでわかった。
事務所前、横に猛犬の檻がある場所に車を停めて 
ひたすら私は車内で一人 夫が建物から出てくるのを待っていた。
ぞっとするくらい長い時間だった覚えがある・・ 

(女神の湯)
(泉質)ナトリウム・炭酸水素塩泉
(入浴料) 大人650円、小学生300円
(食事付休憩(要予約) 3000円~


★温泉博士の手形利用の施設には、
あらかじめ「tel」して入湯の許可を取ってから行くことが義務づけられている。
この時、我々はいきなり行って失敗したのだ。

平日だったので
足の悪い管理人さんが防犯の意味で?シェパードを放し飼いにしていたようだ。
事前連絡して行けば、あの犬の放し飼い事件?騒動?は、なかったように思う。

コメント (2)
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