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2014 4/29の拝観報告5(大徳寺 瑞峯院)


写真は、通常拝観時に撮影した閑眠庭と安勝軒

妙蓮寺を後にして、堀川通に戻ります。
堀川寺ノ内から12系統に乗り、大徳寺前で下車します(1日乗車券4回目)。

そして向かったのが瑞峯院です。
ここは通常から拝観している塔頭ですが、平成待庵は予約しないと見られません。
以前から”うっすらと予約拝観リストに載っていた”のですが、実効されないままこの日を迎えました(笑)。

最初に非公開文化財のリストをみた時から、平成待庵だろうなと僕、いやWAN先代やスーメテさまあたりは思ったハズです。

まず入って驚いたのは、庭園も含めて撮影禁止。
通常公開なら庭園は大丈夫なんですが、特別公開時に条件がダウンしているのは残念ですね。
諸事情あるのは分かりますが・・・。

ということで今回は過去の写真を使うことにしました。

通常拝観のところはいいいとして、安勝軒と平成待庵です。
安勝軒も通常拝観である程度は見られますが、あそこまで中には入れなかったのではないでしょうか。
天井が非常に低いので、皆さん頭を打たれそうですもんね。

安勝軒は逆勝手ですが、それってそんなにお点前しにくいもんなのでしょうか。
僕はお茶を点てないので分からないのですが。
”師範”さま、いかがでしょうか(笑)。
普通は右ハンドル車に乗っている人が、突然左ハンドル車に乗らされたぐらいの違和感!?ぐらいでしょうか(笑)。

さて平成待庵です。
以前からどこにあってどうやって行くのかなと思っていましたが、安勝軒の脇の廊下からつながっているんですね。
上の写真でいうと、露地庭園の飛び石があるでしょう。
この奥にある塀の中が、平成待庵の内露地です。

平成待庵は山崎にあった最初の待庵を復元したそうですので、移築した現在の待庵とは少しだけ違うそうです。

個人的には平成待庵が予約なしで拝観できたので、よかったです。
しかし通常は撮影が可能な庭園まで写真撮影禁止だったのは、初訪問の観光客の方々には酷な気がしました。

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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
逆勝手 (あんとん)
2014-05-05 22:45:38
私がコメントするのも烏滸がましいですが(笑)

頻回稽古しないこともあり、逆勝手と聞くと身構えてしまいます。
道具を置く位置など逆のため手順が増え、頭の体操のようでなかなか気疲れします。
ぼんやりしてると必ず間違えます(汗)

ウインカーとワイパーを間違えずに左ハンドルの車を運転する…感じでしょうか(笑)
 
 
 
襖絵 (満月)
2014-05-05 23:38:09
amadeusさまのご説明で、方丈とお茶室の位置関係がよくわかりました。

檀那の間に土佐光信筆の「堅田図」がありましたが、こちらも複製ですか?
 
 
 
逆勝手 (シルウェステル@石州流)
2014-05-06 00:06:37
諸説あって断言はできないのですが、利休さんが運び点前を考案するまでは、今の「逆勝手」こそが本勝手だったみたいです。道具がメインですから高価な釜を客付きにしていたのが、茶を点てるという行為そのものがメインになると、それまで隠していた茶筅を振る手元なども見えるような形に変化したわけです。
現在のお点前だと風炉と炉が水差を挟んで大移動で、それぞれ別の点前というべきですが、現行「逆勝手」ならそんなに離れていませんから、所作手順としてみればそれほど変化なくかえって合理的ともいえます。お点前しにくい云々は実践する回数の違いだけかもしれません。なかなか文章だけだと理解しづらいと思うので、実際にあんとん宗匠にやってもらうといいですよ。
 
 
 
シルウェステル様 (あんとん)
2014-05-06 07:49:21
大変失礼いたしました。
私が至らないだけでございます。

それからその呼び方はやめてください。
 
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