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醍醐寺3 五重大塔開扉 納経法要(山科散策7)


写真は、開扉時の五重塔

毎月29日の10:30と13:30から五重塔初層で1時間の法要があります。
事前に写経をすると法要の間、4方向の開いた扉から中を拝観できます(内部には入れません)。

仁王門で600円を納めて奥に進みます。五重塔の前にある清瀧宮拝殿で受付をしています。
午後の場合は13:00前には可能でした。
清瀧宮拝殿で1000円を納め、写経用紙と整理券を貰って中で写経をします。
ちゃんと椅子席もあり、硯と筆、ペンもおいてあります。
写経は非常に短いので、長くても10分早ければ5分で終わるでしょう。
写経用紙と整理券は持参します。
拝観は1時間の法要中のみですので、遅くともAMなら11:00、PMなら14:00には受付をした方がいいでしょう。

13:30(または10:30)にお勤めをされるお坊さん6人が塔内に入られ読経が始まると、案内され整理券を渡して一旦塔の背後に回り込みます。
塔の礎石に上る前に塗香(ずこう)をします。
左手にお香の粉を頂き、両手になじませて胸に擦りお清めをします。
そして礎石上の外周沿いに正面にまわり、正面で写経を奉納します。

心柱の四面にはそれぞれ金剛界五仏の阿閃(あしゅく)・宝生(ほうしょう)・阿弥陀・不空成就が描かれています。
そして正面(西側)には醍醐天皇の大きな位牌があります。
さらに東側には村上天皇(醍醐天皇の14王子)、南側には朱雀天皇(醍醐天皇の11王子)、北側には穏子皇太后(醍醐天皇の妻)の大きな位牌があります。

塔内の壁面には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、これらも国宝です。
また天井も造りの細かい格天井、心柱の上は折上になっており見事でした。

五重塔堂内
2021年11/27~11/29は空海に弘法の大師号が贈られて1100年になる記念で、堂内に少し入れる特別公開がありました。
五重塔の南側で受付をして、1000円を納めます。
東側(裏側)に回り込むと、堂内に足場組まれ、入口から奥に約1m、右に約1.5m程入れるようになっていました。
堂内右手側面下の壁には、劣化で上半身がうっすらですが弘法大師像が見えました。また前述の堂内の格天井や心柱も近くで観ることが出来ました。



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