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白山神社


写真は、鳥居前

歯痛止めとして有名です。

場所は京都市役所の近くにあります。
市役所前から御池通を西へ。
寺町通、御幸町通の次の麩屋町通(ふやちょうどおり)を右折します。
すぐの右手に白山神社(はくさんじんじゃ)の鳥居があります。

平安末期に加賀の白山神社が強訴に来たものの果たせず、さらにこの地でみこしの一基が動かなくなり放置して立ち去った。それを地元の人が放置できずにお祀りしたのが始まりらしいです。

境内は小さいです。
鳥居を入った正面に社務所、左手前方に本殿、左手奥に天満宮などの摂社、左手前に手水場があるだけです。

ここが有名なのは、歯痛平癒の御利益です。
江戸時代末期の女帝、後桜町天皇が歯痛に苦しんでいたが、ここの神箸と神塩をつけたところ、たちまち平癒したと云われてるからです。

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コメント ( 7 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
歯痛封じ (2級のほう)
2013-08-21 18:56:09
めちゃめちゃ近所で、ここのお神輿に子供が参加したことがありますが、地域の子供が集まって元気良く練り歩く姿が地域を元気にしていていいなと感じました。それにしても歯痛封じって他ではあまり聞かないですよね。昔の人は歯の悩みは少なかったんでしょうかね。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2013-08-21 21:40:22
>昔の人は歯の悩みは少なかったんでしょうかね

虫歯の原因菌であるミュータンス菌が、他から感染しないと虫歯にはなりません。

なので感染に晒されず、さらに昔は高級であった砂糖などを食べなければ、虫歯にはなりにくかったのでしょうね。

その一方で一旦虫歯になると治療法がないため、エライことになったようです。

その好例が14代将軍 徳川家茂でしょうね。

たかが虫歯から感染性心内膜炎になったりもしますからね。
 
 
 
2級のほうさまへ (京極堂)
2013-08-21 23:16:39
先日のちょっと秘仏ツアー楽しかったです。いつもの調子で珍道中でしたね(笑)。

昔の人も歯の悩みは、尽きなかったでしょうね。知識も少なかったので、対処法を知らなかったでしょうし。
特に先史時代の人々は、硬いものや、時には砂混じりのようなものを口にしたことが多かったようで、歯が水平に磨り減っている状態のものも多いようです。

平安時代の『病草子』(国宝)には、歯槽膿漏と思われる症状の男が描かれています。

予防としては、貴族が多用していた「お歯黒」に虫歯予防の効果があったという記事を歴史雑誌で以前に読んだことがあります。

雑な答えで申し訳ございませんが、知っている範囲で。

 
 
 
書きわすれ(笑) (京極堂)
2013-08-21 23:23:15
歯が水平に減る…しかも激しく…
多分、神経を強く刺激していたでしょうね。イタソー!

いつもの様にざっくりで、amaさまのような説得力のある解説じゃなくて申し訳ありません(笑)。
 
 
 
京極堂さま (amadeus)
2013-08-22 09:28:57
虫歯は今ほど一般的な病気ではなかったのかもしれませんが、やはりなったら大変だったようですね。
 
 
 
京極さま、amadeusさま (2級のほう)
2013-08-22 19:15:27
医学的見地と歴史的な見地からご回答をいただきありがとうございます。さすがアマデウス会ですね。虫歯って現代病なんですね。参考になりました。ありがとうございます。
 
 
 
京極堂さま (2級のほう)
2013-08-22 19:20:48
すみません。前コメントHNに「堂」を忘れてしまいました。先日の秘仏ツアー楽しかったですね。雨宝院でのトラップされっぷりは、amadeusさまには無計画すぎると叱られるレベルですね(笑)また斜め右の方とともに傍流の会しましょう!
 
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