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大御堂 観音寺
写真は、本堂
国宝の十一面観世音菩薩が有名です。
アクセス
京都市のずっと南にある京田辺市のさらに南部です。
最寄り駅はJR片町線と近鉄電車の三山木駅ですが、駅から1.5kmぐらいあるので自動車の方がいいでしょう。
自動車の場合、一休寺の前の道をさらに南下し、同志社南で右折(東へ)します。
しばらく直進すると京奈和自動車道の高架が見えてきます。
この高架の手前右手の細い道を入っていくとあります。
周囲に高い建物がないので、比較的遠くからでも本堂が見えます。
拝観
お寺自体はだだっ広い平地に本堂だけがぽつんとあります。
右手には池が、左手には受付があります。
本堂の外観だけなら無料ですが、ここは受付の呼び鈴を押して、本堂内部を見ておきたいところです。
拝観料は500円で、呼び鈴を押すと御住職が本堂を開けて下さいます。
目玉は何と言っても、御本尊の国宝“十一面観世音菩薩”です。
本堂に入ると御住職が御厨子を開帳して下さいます。
天平時代の作で、木心乾漆造(こくしんかんしつづくり)です。
平安時代の一木造や寄木造と違い、大まかな形を木で造り、細部はなんと漆を何重にも塗り重ねて造っているそうです。
それだけ手間と費用がかかっているものなのです。
仏像に関心が薄めの僕でも、この1300年前の仏像には何か感じ入るものがありました。
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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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海住山寺の観音像しかり、南山城の双璧をなす像の印象を受けます。
その昔には大寺だったのでしょうね。
国宝のご本尊をごく間近で拝ませていただける、数少ないお寺だと思います。
2級のほうさま、先週やり残した宿題は片付きましたか?まだでしたら、先日の半券持参で明日までに!
7つある国宝十一面観世音像のうち、最も近くから見れますね。
住職のうるさいことは、このブログでもいろいろとコメントされていましたね。
よく言われるのは、田辺が奈良(大和)文化圏の北限だということです。沿道に名の花が咲く季節は、本当に“奈良”の雰囲気を感じさせてくれます(笑)
この美仏を前にすると、小さな悩みや自転車の疲れもぶっ飛びますw
あの「うちの観音さん、LOVE!」のご住職ではなく、
お若い方だったのですが・・・・
代替わりされたのでしょうか?