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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2013 5/8の拝観報告2 最終(野村碧雲荘と3つ目)
写真は、碧雲荘の正門
9:50からは野村碧雲荘です。
今回は「碧雲荘見学 及び 開館30周年記念名品展Ⅰ鑑賞」での公開でした。
この1回目(9:50~)は京都市や近郊の方、および逆に前日からの宿泊でないと絶対にムリな遠隔地の方がメインだったようです。
2回目(10:50~)は、近県や東京。
3回目(12:50~)、4回目(13:50~)は、関東など午後からなら日帰りで来られそうな所の方が多いようでした。
僕と同じ1回目9:50発にはアマデウス会から、あんとん、super-meteor、綾目草、maybe、京極堂、あいる、ひろみん、serimamaそして僕(敬称略)の計9名が一緒でした。
密かにこれを教えてくださった”しん”さまもおられたので、お礼を申し上げておきました。
1回総勢25名です。
集合は分かり易いように野村美術館前でしたが、そこから徒歩で西門へ移動。
やはり西門側からの参観でした。
碧雲荘は僕自身2回目でしたが、ここはやはり別格ですね。
規模、手入れ、意匠、いずれも抜群です。
控えめなのに、センスが光っているような感じ。
ヘタな数寄屋建築が陥りがちな”いやらしさ”や”わざとらしさ”がないんですね。
自然と調和しながら、目的はキッチリ果たしている。
これは観てみないと伝わりにくいです(笑)。
庭園を前回のように西門から東の正門へ向かい、最後に能舞台や大書院の内部も参観出来ました。
これで約1時間。
11:00頃に野村美術館に戻り、半分ずつ立礼式の呈茶があり、残りは美術館見学でした。
これが終わって11:50。
そしてさらに次に、この近辺にある”3つ目の南禅寺別荘群”に向かいました。
こちらも僕の仕事関係のツテで入れて頂いたのですが、
「名前を出すのは厳禁」
といわれているので、どこかは書けません。
しかしこちらも非常に大きく見事な庭園を、12:00から自由に散策させて頂きました。
僕は13:00過ぎに出て、14:00には仕事に戻りました。
1日で通常非公開の南禅寺別荘群を3つ。
まさに”トンデモナイツアー”に恥じない内容であったと思います。
個人的にも今回の3つはいずれも2回目でしたが、
まずは前回と季節が違うこと、
さらにはここまで素晴らしい庭園群なので、
何度来ても新たな発見や印象が出来ますね。
非常に僕自身も楽しめました。
碧雲荘以外は、次回紅葉時に再訪しようかとの計画も浮上しています。
その際にはアマデウス会もさらに大きくなっていそうなので、
「アマデウス会内 庭園派 派閥決起集会(B派出禁!)」
にしようと思います(笑 もちろん冗談ね)!
アンケートを実施しています。
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コメント ( 43 ) | Trackback ( )
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秋こそは絶対に参加させて頂きます。
ミレイ派だけど、いいんです。ジヘイも愛していますので。
すべてが、予想を超えていましたよ。
ama様はもちろんのこと、情報をいち早く流してくれたしん様には感謝です。
ここは凄すぎますね。書院の一つ一つの部材、細部まで品格を感じました。一回の訪問では食べきれません!
一個人でここまでの規模の庭園を作るのは、今では考えられないかもしれません。
願わくば、桜の満開、満月、紅葉、雪化粧、、、すべて見てみたいです(笑)★
近鉄のビスターカーと同じようなつくりですね。
昨年いただいた、お札を納めに晴明神社へ寄って、雨宝院、西陣界隈をうろうろして、出町柳から無事乗りました。
ありがとうございました。
8日の拝観報告、羨望の眼差しで読ませてもらいました。
庭園派、B派はともかく、ジヘイ派、ミレイ派は若葉マークの私にはよくわからない世界ですが、これから興味を持って庭園拝観するようにします。
入れることはないだろうと思っていた碧雲荘の門をくぐることができ、入った瞬間に足の震える思いでした。
それにしても万事凡人のスケールでは図ることのできないところですね。
この休みを取りにくい時期に無理やり日帰りを強行した甲斐がありました。
今回はama様のお勧めに従い、大田神社→白河院に行ってきました。
杏こ庵にも行ったので、結果的には7代目→11代目→7代目。
ama会の皆様は、本当に”トンデモナイツアー”を楽しまれたようですね。
京都では庭園中心(ジヘイ派です)なので排斥しないでください~。
至福の一時間でした。
園地と書院、茶室に東山の借景、この大調和の素晴らしさ。圧倒的です。
若い頃から禅に傾倒し日本文化を愛した、アップルのジョブズは家族で京都を何度か訪ねています。
一度、ここに招待されたとき、ジョブズは大書院の縁に座って、greatest、greatestとつぶやいていたと案内の方が言われていました。
アマデウス会からは17名参加ですか。会員が紹介した人が少なくとも5人はおられました。
垂涎の碧雲荘拝観100名のうち、4分の1近くがアマデウス会関連の人たち。できて2年のアマデウス会って、いったい何・・・。
スゴイと思いました。
ありがとうございました。
ジヘイ派は小川治兵衛の作ったお庭ファン。Amadeusも大ファン。主流派です。
池泉回遊式のお庭が多く、植木や苔の植方まで絶妙。
普通は癒されますが、この会のみなさんはテンション上がりっぱなしでどこか変。南禅寺別荘群をたくさん手がけられているので、普段は入れないことが多いです。
そのほかにも、夢想礎石や小堀遠州など有名な作庭師の方の作品も多く残っているので、見比べてみるのはいかがでしょうか。
我らがリーダーになんてことを!
失礼致しました。
そんなことよりも、
「夢想礎石」→「夢窓疎石」
の漢字がボロボロな方が、遥かに失礼かと思われます(笑)。
京都検定1級への道のりは・・・遠い・・・(笑)!
羨ましい!
それぞれの庭園の素晴らしさは言うまでもないですが
プラス「生植治」様にお目にかかり感激しました。
あんなに丁寧に説明していただいて。
忘れられない一日になりそうです。(笑)
なんて凄い1日だったのでしょう!!!
第1回アマデウス会会員募集の頃から「私には加入なんて無理・・。」とずーっと思っていたのですが、今回の拝観報告には、羨ましさのあまり生霊になってしまいそうでした。
実は、大徳寺三門の回でも魂が抜けかけました。
我慢しきれず、次回は応募してしまうかもしれません。
本当に素晴らしい会ですね!
amadeus様のお力はもちろん、メンバー皆様の熱い思いがすべてを引き寄せているような、強いパワーを感じます。
見つけられましたか(笑)。
結構ちゃんとみると、いろいろなことが書いてあるんです。
これは某アマデウス会員さんからのツテです。
たくさん人数が集まると、それだけいろいろな糸口が集まってくるので、お互いに助かります。
今やアマデウス会には「拝観互助会」の側面もありますね。
東福寺界隈に多いのですか。
今日は東福寺を捨てて西陣へ行ってしまいました。
コツコツ勉強していきます。主流派になるか、少数派になるか自分でも楽しみです。
それにしても、相変わらず修学旅行生の多かったこと。
門をくぐると目を見張るものばかりで、1時間ほどの見学はあっという間でした。
昨日の感動はのちのちまでの語り種になりそうです。
アマデウスさま、情報を提供してくださったしんさまには、言葉に表せないほど感謝いたしております。
ありがとうございました。
貴重な機会をくださって本当にありがとうございました。
お天気にも恵まれ夢のような時間を過ごすことができました。
前日から京都入りが出来なかったのが少々心残りではありますが
いつか分かりませんが将来の楽しみにとっておきます(笑)
本日は修学院と桂離宮をまわりました。
本夕より「裏切りの奈良」でございます。
先月弾丸日帰り「タイマ」で「コーフク」ツアーを敢行したばかりですが
「タイマ」ツアーに再挑戦。
お天気がもつといいな~と願っています。
余計なことを書いてしまいましたが最後にもう一度。
本当にありがとうございました!
いつか参加させてもらえるよう
精進します。
庭園派、ジヘイ派としては次回が有ることを祈ります。しかし、羨ましい!
amaさま、ama会の皆さまこれからも宜しくお願いします。
次は何があっても参加したい!!!
京阪の2階建て車両に乗っていただいて良かったです。ビスターカー。確かに近鉄にもそんなのありましたね。
あれよりはだいぶ新しいです。ちなみに2階建てってそんなにないものかと思っていたら、東京来て度肝抜かれました。東京駅から北陸方面に向かう特急、その名も「MAXとき」。2階建ての車両のごついことといったらないですよ。ホームでの圧力が凄かったです。
amadeusさま
これは今年のバックスクリーン3連発に値しますね。このツアーに会員全員が参加していたら、ミレイ派が殲滅されてしまうところでした。amadeus会の今後のためには良かったのかもしれません。
また連絡した件に申し込まれたら、是非ご連絡くださいね。
でも碧雲荘を堪能されたようで何よりでした。
MAXときには、お目にかかることができそうにないですが、京阪には機会があればまた乗ります。庭園の勉強に来ないといけませんからね。
特急料金無しでゴージャス2階建てに乗れるなんて、関西の私鉄は太っ腹ですよね。
しかし、その夜、自分の大失態に気付きました。野村美術館の展示です。中央奥の青磁の盤や呉須赤絵の大鉢、さらに「馬蝗絆(ばこうはん、義政の所有物でヒビが入ってしまい代わりのものを明に求めた所、これに代わるものは無いと鎹で修理され、送り返された名碗)に似た青磁碗に心を奪われ、すっかり忘れてしまっていました…「上杉瓢箪」を。茶入は幾つか認識していましたが、注意力は碧雲荘と青磁にすっかりやられていました。帰宅後、展示一覧を見て愕然としました。
戦国マニアを自負するamaさまなら勿論チェックしましたよね(動産には興味ない?笑)
。
スーメテさまは、どうでした?
僕自身も2か月後に何が起こるかは・・・分かりませんので(笑)。
しかしそんなことよりも今は同盟を結び、対B派戦線を張るべきですね!
さすがですね!
僕が唯一足を止めた一品でした。
これだけは予め知っていたので(笑)。
さすがに最初から知っているものには足が止まりますね。
この事実をにわかに受け入れ難く、「戦国茶闘伝」蔵書を開いて見ましたが、最終ページに名物茶道具の所在一覧表に“上杉瓢箪…野村家(野村得庵の末裔)と、しっかり記されていました。
まだまだです…
amaさまとのレベルの違いを憚って今迄、上杉党を隠していましたが、これを期に門弟となります(笑)。
確かにあれは、馬蝗絆にそっくりでしたね。他にノンコウの赤楽茶碗『若山』は見たかったものでしたし、話題になっている上杉瓢箪もとてもよい色・形でかなり惹かれました。こちらは、名物や中興名物になっていないのでしょうかね?
すぱめてさま
あちらの美術館には、カラー若冲がありましたが、すぱめてさま的にはどうでした?
amaさまのおっしゃるとおり、この順番が最高ですね。
野村碧雲荘では庭園のみならず、能舞台や大書院の内部も参観出来たのが嬉しい誤算というか驚きでした。内部公開は非常に珍しいですね。
素晴らしさは皆様がコメントしてますので同様ですと端折ります(笑)
9日は修学院離宮→瑠璃光院→実相院→妙満寺→深泥池→大田神社(かきつばた)と廻ってきました。
修学院離宮の近くにコインパーキングできてました。赤山禅院に曲がる角です。
瑠璃光院、amaさまの駐車場情報が無ければ行けませんでした。途中で諦めるところでした。ここの公開は5月31日でいったん終了するようですが、何らかの公開が決まれば連絡いただけることになりました。
紅葉時の”トンデモナイツアー”とても楽しみです。
>修学院離宮の近くにコインパーキングできてました。赤山禅院に曲がる角です。
そうなんですか。
以前はなかったように思います。
瑠璃光院も無事に辿り着けてよかったですね。
大田神社のカキツバタはいかがでしたか。
まだ少し早いとの情報もあったもので。
あんな名僧の方を間違うなんて…
最近携帯で投稿することが多く、確認不足でした。
1級は…ほんと遠いです(笑)。勉強します!
大田神社のカキツバタ、確かに満開には少し早かったです。
今週末、雨降りなのが残念ですね。
これだけ通い詰めたのですから、大方の作品は早送りで見れます汗
「洛外図屏風」(後期)に淀、八幡、方広寺大仏殿が描かれてて、山雪だけに思うところはありました。
12日までなので、まだ、行かれてない方は立ち寄ってみてください~
>>京極堂様
>上杉瓢箪
もちろん、チェックしましたよ。
来歴を調べてみるとおもしろいですね。大物が名を連ねてます。気になるのは、景勝関係ないですが、前田利常、綱紀に一瞬わたっているところです!(加賀出身なのですいません)
>>WAN師匠
本日は、お疲れ様でした。毎度お馴染みになってきましたね(笑) 師匠と出くわすのが、年明けから5回目?
若冲の話ですが、もちろん見ましたよ。あの作品の書かれた年は分かりませんが、動植栽絵よりは前なのかなぁっていう印象です。
裏彩色は施されていますが、発色が全体的に暗い(保存状態の関係もありますが)のと、若冲特有の“凛”とした印象が弱いから、まだ、発展途上の段階の作品なのかなぁって漠然と思いながら見てました。
>修学院離宮の近くのコインパーキング以前はなかったように思います
最近出来たようです。
パーキング情報があり、流響院の後現地まで行き場所を確認していました。
2時間で600円でした。
どこかですれ違っていたかもですね。
狩野派つながりで
以前高野山の宿坊にとまったとき
狩野探幽の絵がある部屋に泊まりました。
そして、窓を開けると重森三玲のお庭があるところでした。
実は、すぱめてストーカーなのです。
もちろんつまらなすぎる嘘です(笑)
国博の展示替えや金曜夜間延長を考えると、かなりの確率ですぱめてさまに会うことになりますよね。
師匠のデビュー作、見てみたいです(笑)。再放送あったら教えてください(気恥ずかしくて言えないか、笑)。捜します。
スーメテさま、あちこち祭りを堪能していますね。何よりです。若い内に良いものをいっぱい見て、立派な社会人になって下さいねむしろ、その逆になってしまうか?笑)
泉屋博古館でも『京極堂さまはすごかった!』と、すぱめてさまからお聞きしました!また、色々教えてください。
かりんさま、tsumujiさま a派もつくりますか(笑)
keiさま
黎明教会の展示施設ですね。確か、岡田茂吉の世界救世教(光琳の国宝・紅白梅図で有名なMOA美術館やこの前話題になった平安郷も関係施設です)からの流れ(滋賀のMIHO MUSEUMもこっち系ですね)なので、琳派メインの美術館です。
年に五回ぐらい、と結構頻繁に展示替えがあります。(入館無料)。信者さんらしき方が入口におり対応してくれます。小さい部屋が7室ぐらいあり、普通なら30分~ぐらいで見学できると思います。
真如堂周辺を観光される方なら場所的にも便利ですね。
MIHOの関連施設でしたか。
根本の所が一緒というか・・・。これ以上は宗教的な話になってしまう(中途半端な事書いたら失礼ですし)ので、こちらではやめておきますね(笑)
>どこかですれ違っていたかもですね。
僕と師匠は夜間(19時台)に出没していました。
僕は、気になった作品を行ったり来たりしてたので、頻繁に部屋移動してました。
高野山の宿坊は僕もとまってみたいです。
ミレイの庭の本領もあのような霊地でこそ本領を発揮するでしょうね。写真を見る限り、庭園の広さもなかなかのもんですし~
これを書いていたら高野山含め、和歌山に久しぶりに行きたくなりました(笑)
>>京極堂様
>上杉瓢箪
…大友宗麟の逸話も凄いですね。弟義長より瓢箪をとっちゃうなんて……まぁ、兄弟の観念が今とは違うのかもしれませんが。
>むしろ、その逆になってしまうか?笑)
自覚はあるのであり得ます(笑)
寺行って欲を消すつもりが、欲に任せてこの有様ですからね。
僕が仕事終わりで館内で合流。
19時過ぎまでいました。
会期のギリギリにやっと行けて
良かったです。
図録も買っちゃいました。
>>図録も買っちゃいました。
図録をコレクトしてる方は、ama会含め、結構おられるようです。
図録の解説や論文も面白いことが書いてありますから、二倍楽しめますね。