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武信稲荷神社


写真は、本殿(正面)とエノキ(左)

武信(たけのぶ)稲荷神社は、坂本龍馬とおりょうの逸話で有名です。

場所は三条商店街の近くです。
堀川通から三条商店街に入ると、やがて左手に公園のある交差点に差し掛かります。
これは大宮通でここを右折した先に二条陣屋があります。
三条商店街をさらに直進すると、次は右手に西友のある交差点になります。
これが神泉苑通です。
そしてさらに三条商店街を進んだ次の交差点を左折します。
70m程進んだ右手に、武信稲荷神社の鳥居があります。

正面には鳥居が2つ並んで建っています。
石畳の参道を進むと正面に拝殿、右手に社務所があります。
拝殿をまわり込むと、正面に本殿、左隣に御神木のエノキの大木、左手奥には摂社が並びます。

このエノキは樹齢850年で、平重盛(清盛の長男)が安芸の厳島神社から苗木を移植したものだそうです。
また幕末にはこの南に六角獄舎があり、そこにおりょうの父が投獄されたそうです。
その際に龍馬とおりょうはこの木に登り、安否を知ろうとしたそうです。
やがて後年、龍馬も幕府に追われる身となりました。
龍馬が京都に居て、無事であることをおりょうに伝えるべく、思い出の地である武信稲荷神社のこのエノキに“龍”の字を彫ったそうです。
そしてその文字に気づいたおりょうは、龍馬と再会することができたということです。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
エノキで良かった (2級のほう)
2013-09-14 13:50:27
例えばクヌギだったら表面がデコボコだから、龍なんて複雑な字書けなかったでしょうね。エピソードにしても良い話ですね。
 
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