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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2012 3/31の拝観(妙心寺 天祥院)
写真は、狩野山雪の”老梅図襖”のデジタル複製
3/30のお昼に京都新聞を読んで(チェックして!?)いると、妙心寺の通常非公開の塔頭である天祥院で、狩野山雪の”老梅図襖”のデジタル複製の特別公開が京都文化協会の主催であることを知りました。
ちなみに無料です。
開催は3/31と4/7の14:00~15:00で事前予約制、先着20名!
即刻メールをしたところ、運よく間に合いました。
4/7はもう桜のシーズンですので、なんとか3/31にと思ったので良かったです。
当日は14:00に現地集合。
朝からの土砂降りの雨もすっかり止みました。
妙心寺は駐車場が無料ですので、車で行きます。
しかも天祥院は妙心寺のかなり北にあるので、一条通から北総門に入り左手の駐車場に車を停めます。
個人的にはかなり”通”な選択だと思います(笑)。
参加者は22名でした。
伽藍内に入り、本堂横の部屋でお茶とお茶菓子を頂きながら、説明を聞きます。
説明後に横の襖をガラッと開けられると、暗い部屋にライトアップされた”老梅図襖”が!!!
2mぐらいの距離ではとても複製には見えない出来栄えです。
さすがに最接近すると表面があまりに平坦なので、複製かなと分かる程度です。
写真も全くOKでした。
次に予告にはなかった本坊へ。
通常は非公開の方丈裏のお部屋で狩野山楽の龍虎図のデジタル複製を見せて頂きました。
ここで15:00をまわったので僕は帰りましたが、さらに通常は有料の法堂も無料で拝観出来ました。
そもそも無料ですし、大満足な1時間でした。
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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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本日、私も天祥院の襖絵を拝見しに行っていまして、驚いております。
紺色っぽいダウンジャケットを着ていらっしゃった方がAmadeus様でしょうか?
グレーのコートに、茶色のシャツを着た、メガネのヒゲが私です。
複製とはいえ、迫力ある絵でとても感動しました。
このように気軽に文化財に触れ、大切にする心を広めたいという、主催者の考えにも賛同です。
このようなイベントが、また開催されるといいですね。
江戸狩野と京狩野に別れてしまった狩野派の絵師集団の作品。
遠方にいては、こんな機会に恵まれませんので
Amadeus様が、羨ましい限りです!!!
初めまして・・・かな(笑)。
天祥院に1番に着いていたので、あなたより先に来ていたのが僕なので、きっとそうだと思います。
こちらもどなたかは見当が付きました。
京都文化協会の賛助会員になっておけば、また連絡がくるんでしょう。
楽しみですね。
しかし僕はこういう会にいくつ入っているのでしょう。
よく数えから7つ目でした(笑)。
雪国の方が”スキーは宿泊して行くものじゃない”と思われているのと同じようなものですね(笑)。
逆に京都に住みながら、こういうことに興味がない方が勿体ないです。
まあ京都人のみんなが興味を持ったら、こういう予約系が熾烈になるので、それはそれで有難いです(笑)。
Amadeus様のブログを毎日見ているファンなので、またお会いできればうれしいなと思います。
もうすでにご存知かもしれませんが、同じく妙心寺の退蔵院と壽聖院で、襖絵の制作現場の見学ツアーがあるそうです。
壽聖院は非公開ですし、退蔵院も本堂に上がって見学できるようなので、参加してみようかなと思っております。
本当にありがとうございます。
>妙心寺の退蔵院と壽聖院
小耳には挟んだのですが、詳細は存じ上げません。
また追って連絡があるのでしょうかね。