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2015 4/26の拝観報告7(暦合戦ツアー2 梅林寺)


写真は、圭表の台石

若一神社を出て、徒歩で八条通→御前通へ。
やってきたのが梅林寺です。
通常は非公開の寺院です。

この辺りにかつて土御門家のお屋敷があり、当寺はその土御門家の菩提所でもあります。
土御門家の先祖が安倍晴明で、江戸時代はにおいても暦の管理を担ってきました。
しかし唐から伝わった宣明暦は、もはや結構なズレを生じていたようで、とうとう幕府側から改暦の話が持ちあがります。
話しを簡単化すると、「京都 旧暦 土御門家」VS「江戸 新暦 渋川春海ら」という構図です(笑)。

さてその旧勢力の土御門家の屋敷跡ですが、ここの見どころは写真の圭表の台石です。

この石の台に棒状の箱を立て、日時計のようにして太陽を観測するためのものです。

詳細は今後の本編に掲載しますが、門から見える前庭中央の石灯籠の左下にあります。

門外からは見えにくいかもしれません。

さらに本堂裏の土御門家のお墓にもお参りしました。



コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
まぁ 初めて (とんとん)
2015-05-04 11:57:06
amadeusuさま

amaさまより先に拝観していたところがあったとは思いませんでした。
2年ほど前に 暦合戦ツアーに参加しました。

この石灯籠の紋が十六弁の菊にアレンジが加えられたもので どちらかの宮家から移設されたもののようでした。

amaさまでしたら おわかりかもしれませんね。

皇女和宮の乳母で江戸に共に下向された方の墓もあり、
さまざまな歴史を感じる墓所でした。

 
 
 
Unknown (WAN)
2015-05-07 22:37:03
岡田准一の天地明察を観た直後に、参加したツアーです(笑)
Amaさんの1級試験で確か出てましたね。
 
 
 
WAN初代 (amadeus)
2015-05-07 22:48:07
>Amaさんの1級試験で確か出てましたね。
第9回ね。
渋川春海が出ましたよ。
思いっきり間違えましたけどね(笑)。
 
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