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野仏庵(修学院、一乗寺散策13)
写真は、玄関前
野仏庵(のぼとけあん)は、詩仙堂の前の坂道を少し登った左手にあります。
公開が水、土、日曜日だけなのが注意点です。
京都ゆどうふ料理の老舗“順正”の創立者であり、古美術愛好家でもあった上田堪庵が作りました。
まず正門がありますが、この左に不動明王堂があります
正門を入り細い前庭を奥に進むと突き当りに庵の名のごとく、野仏があります。
右手の階段を登った先に、お茶室の陶庵席があります。
正門と同じくこの茶席も 西園寺公望が新選組から身を隠した丹波須知村より移築されたものです。
奥に二畳、その間に中板があり、手前に1畳の相伴席があります。
さらにも登っていくと石段の上に門があり、この奥に紅殻の主屋があります。
ここで拝観料500円を納めます。
中に入り、裏庭を見ながらお茶とお茶菓子を頂きます。
主屋の奥に連続して、お茶室の雨月席があります。
雨月物語で有名な上田秋成ゆかりのお茶室です。
お茶といっても煎茶道だったそうです。
ここ高台にあるので、市内の見晴らしがきれいです。
主屋を出ると下に向かって階段があり、これを降りるとお茶室の幽扉席があります。
大きなお茶室で広間と小間に分かれています。
いずれも武者小路千家の官休庵好みの茶席だそうで、芦屋市から移建されました。
この下にもさらに野仏のある小道が坂の中腹にあり、周囲は竹林です。
これらを再度元に帰り、正門に戻ります。
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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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外から見えてる紅葉でも綺麗でしたので、来年リベンジします
決まってたとです!
急に博多になりました(笑)。