ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

ひげめがねが振り返る2012年(ひげめがねの私生活編)

2012-12-31 10:24:07 | 日記
 今年一年、皆様本当にありがとうございました。ひげめがねにとってジェットコースターのような2012年も間もなく暮れようとしております。と言いましても、ここ数年は毎年ジェットコースターのような人生ですので(笑)。
 思いつくまま箇条書きで今年を振り返ります。興味のない方はさよーなら!

・今年最大の出来事は結婚!(と書かないと怒られるので?!)。初めてのハワイだったが、マウイ島は欧米人の富豪の楽園といった趣で日本人もほとんどおらず。ひげめがねのイメージとしてはモナコに近い(と言ってもひげめがねはもちろんモナコに行ったことはありません…)。それに比べてホノルルはほとんど日本。ジャパンマネーでホノルルが成り立っていることがよくわかった。オアフ島もホノルルを少し離れると自然が残ったままの楽園なので、レンタカーで島を一周することをお勧めしたい。

・その次にひげめがねが心血注いだのは将棋文化検定。本ブログをお読みの方は食傷気味でしょうが。この検定を受けた理由が藤井九段のトークショーを聴くことだったのだが、「三浦八段と仲が悪い」とか、多くはひげめがねにはどうでもよいことだった(笑)。1つ面白かったのは、藤井、三浦両先生が奨励会のとき、高崎から合流して上越新幹線で通勤(というのか?)していたのだが、その時藤井先生は集中したかったのに、三浦先生がずっと話しかけてきて邪魔だったという話。今の2人を見ると正反対に思えるエピソードだが、トークショーのとき三浦先生も否定していなかったのでほんとの話なのだろう。何はともあれ、会場に女性が多く、将棋を観る女性ファンが急速に増えていることは大いに実感できた。



・仕事では、医療連携にかかわるクラウドシステムの構築にめどがついたことと、「在宅医療を考える会」を立ち上げ、医療と介護の壁を壊そうという取組を始めたことがハイライトであろうか。特に前者は県を代表する某大病院とやりあわざるを得なかったが、おかげで大きな人脈を得ることができた。後者は、今年祖母を家で看取ったので、こういう取り組みを始めたのは個人的に感慨深い。一応「医療福祉連携士」としての格好はついたかなとほっとしている。

 皆様、来年もよろしくお願いいたします。

ひげめがねが振り返る2012年(国産車編)

2012-12-29 17:00:29 | 日記
 今年ひげめがねが書いたブログで最大の人気となったのがアテンザの記事



 なんと「アテンザ ディーゼル」で検索するとトップに表示されています!!
 というわけで、今年のひげめがねのモーストインプレッシブカーオブザイヤーはアテンザ!
 かと思いきや、違うのですねー。

 今年のひげめがねにとって最も印象に残った国産車は、トヨタ・オーリスです!

 え?
 なぜ?

 とお思いになった方も多いでしょう。
 あー、TVCMが斬新だったからかー、と思われた方、鋭いですが違います。

 今年フルモデルチェンジしたオーリスは、ひげめがねにとってジャストサイズ!ハッチバッグ好き、クルマのお尻好きなひげめがねにとっては、デザイン的には言うことなし!更に今回は6速マニュアルトランスミッションをおごった"RS"というグレードがあり、「ゴルフGTIに性能的に負けないクルマを作った」と開発陣が発言していたのです!(←ベストカーより)
 なんといっても章男社長はスポーツカーおたくなので、開発陣がそんな発言までして中途半端なクルマは出すまい!
 そんな期待を持って発売初日に近所のディーラーに電話かけたところ「オーリスの試乗車ありますよ。でもRSというスポーツグレードのマニュアルなので…」とのセールス氏の返答!クルマおたくのひげめがねはそのマニュアル車に乗りたいのです!!(笑)
 そして試乗しましたが…。
 …。
 …。
 …。

 なんじゃあ、このふにゃふにゃな走りはああーーーーーーーーーーー!!!!!
 全然スポーツグレードじゃないよ…。多少サウンドチューニングしているが、やってることはそれくらい。ただ6速MT載せてござい、ってなもんですよ。
 トヨタさん、これでゴルフGTIと遜色ないって、そりゃあVWに失礼でっせ。
 あまりのショックにブログを書く気も起きず、この年末に書く羽目になりましたが、ひげめがねにとって今年最も印象的だった国産車とあいなりました…。

 ちなみに今年のひげめがねにとってのベスト"デザイン"オブ国産車は「N-ONE」「アテンザ」「オーリス」がほぼ拮抗。一応この順番で1~3位ですが、その差はほとんどないほどで、4位以下とは大差。デザインコンシャスな国産車が出るのは街の風景が変わるので、うれしいことです。

ひげめがねが振り返る2012年(プロ将棋編)

2012-12-26 22:03:28 | 日記
 天邪鬼なひげめがねが独断と偏見で2012年を振り返ってみたいと思います。まず本日は将棋界から。
 「今年の1手」で投票すると「羽生の▽6六銀」が巷では圧倒的1位とは思いますが、ああいう派手な手より皆が気付かない手を拾い上げるといった類の手がひげめがねは好きなので…。
 というわけでひげめがねの1位は名人戦第1局です。とりわけ▲8六同銀。

 控室の一流棋士たちも対戦相手の羽生挑戦者も気づかなかった手が、すぐ目の前に落ちていた!のです。それを拾い上げた森内名人の名人戦での冴え方には敬服するばかりです。
 名人戦前の圧倒的調子の差、そして、今年1年振り返ってみて羽生先生の実質的な敗戦は名人戦だけだったといっても過言ではない点を鑑みると、この1局はある意味今年のハイライトと言えるのではないでしょうか。

[訃報]年の瀬に残念なこと

2012-12-25 21:52:37 | 日記
 この12月に中村勘三郎、小沢昭一、米長邦雄と、私が大好きな3人が相次いで亡くなった。みな愛嬌があり、他人を楽しませるのが大好きな人だった。そういった人たちが立て続けに、とは本当にさみしいことである。

 中村勘三郎と米長邦雄のことはブログで書いたので、ここでは小沢昭一のことを。11年前、北海道を1人で旅行中、中標津のホテルに宿泊した。ホテルの居酒屋みたいなところで飲みながら食事をし、さて、部屋に戻ろうとエレベーターに乗ったところ、ばったり小沢昭一と出会った!!ちょうどその1週間前の「開運なんでも鑑定団」のゲストが小沢昭一で、しっかり顔を見ていたので、間違いなく本人だと確信した。エレベーターには2人きり…。
「小沢昭一的こころ、聴いてます。これからもミヤサカさんのネタ楽しみにしてます!」
と言おうと思ったのだが、「20代半ばの時点では小心だったひげめがね」はついに話しかけることができなかった。実に惜しまれる出来事だ。

 供養とはその人のことを忘れないこと、覚えていることだと私は考えているので、それぞれの舞台や将棋のVTRで探してみて、在りし日をしのびたいと思います。
 合掌。

どうしたら銀行が金を貸してくれるのか

2012-12-22 22:34:54 | 日記
 昨日は某病院主催で、陽子線治療に関するセミナーがあり、参加してきた。
 陽子線治療装置は設備、建屋など合わせてウン十億かかると言われている。いったいそれはなんやねん?どんな金食い虫の機械なんや?という、半ば冷やかしも含め行ってきたわけだが…。
 私も事務職とは言えいろいろな病院とか医療系の学会とか行って、いろんな話を聴いてきたつもりだけど、今まで聞いた治療法・装置の中で最も感動する内容であった!
 体にやさしいうえに、手術や化学療法と成績がほとんど変わりない!特に首から上の悪性腫瘍というのは、手術だとたとえ生き残ったとしても予後が悪いし、QOL(Quality Of Life 生活の質)の観点からも残念なことが多い。食事が口からできなくなったり、言葉が発せなくなったり…。それが機能をすべて温存しながらがんがなくなる(手術とほぼ同じ予後になる)なら、絶対陽子線やりたいと思うよね!
 日本で開始されてたかだか10年、むろん万能ではない。でも、親や妻や自分ががんになったら、ファーストチョイスにしたいと思ったし、仮にこどもができて小児がんになったとしたら、いくら積んでもやってもらいたいとすら思った(ちなみに小児がんに関しては次回診療報酬改定から医療保険対応になる可能性高いとのこと)。
 実はこのセミナーに出席するにあたって、わが上司から「そんな高額な装置を設置するために、どうやったら銀行から金借りられるのか訊いてきてくれ」という指令がひげめがねにくだっていた(笑)。でも、そんなことは尋ねなくてもすぐにわかる。
 もし、ウン十億円という同じ額で、とりあえず古くなった建屋を新しくする、という病院と、日本のがん治療のために陽子線治療装置を導入したいという病院と、どっちに銀行が金貸したいと思うだろう?
 結局は「世の中をよくしたい」という理念だなあ、と改めて感じ入りました。