ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

アコードタイプS評価 1年乗ってみて

2014-04-29 21:24:26 | 日記


 明日で、アコード・タイプSが我が家にやってきてから1年です。
 もう絶版車であり、それを引き継いだ現行のアコードハイブリッドは、デザインはともかく技術的には相当イケテルクルマなので、お金のある方にはそちらをお勧めします。ということで、どのくらい先代タイプSに興味のある人がいるかわかりませんが、中古で購入を検討している人がググって引っかかった時のために、1年乗ってみての評価を記しておきます。

・とにかくスポーティ。ステアリングのロック・トゥ・ロックが3回転ない。ひげめがねのような素人ドライバーでも狙ったラインにスッと入れる。素敵。恍惚。

・外装も日本のセダンとしてはイケテル方ではないかと。レクサスはゴテゴテと飾り付けるのでわかりづらいが、基本スタイルはレクサスより上ではないか。先代レガシィB4には劣るが、大人が乗るには相当いいような気がする。

・内装がブラック基調で赤をスポーツムードが高まるように使っている。スピードメーターのレッドはもちろん、メタルペダルのあたりにも赤いフットアンビエントランプを使用。要は足元がほんのり赤く照らされる!周りから見るとラブホ仕様と思われてもおかしくない(笑)。でも個人的にはスポーツムードを高揚させてくれるアイテムだ。結局は自己満足だからね。

・足まわりはとても固い。徳大寺有恒氏が「タイプRのようで高級車にふさわしくない」旨の評を書いていたが、首肯できる評である。昨年両親の結婚40周年記念に、このクルマで旅行したが、おふくろが酔ってしまった…。ひげめがねの運転技術の未熟さもあろうが、足回りの硬さの影響があることも確かだと思う。

・2.4リッターエンジンはVTECでトルクもありよく回り、さすがホンダのエンジンと思わされる。ただ、5ATは必要十分だし、パドルシフトは楽しいが、5速ではやや時代遅れなのは否めない。スポーツセダンとしては物足りない(4月29日22:00 思いついたので追記)。

・燃費は街中10キロ、高速だと15キロくらい走る。1世代前のアコードよりは悪いが、このでかさ、重さにしてはまずまずではないでしょうかねぇ。

 っつうことで、何度かこのブログにも書きましたが、本物のプレミアムスポーツセダンです。買った時、妻に「8年乗ります」と宣言しましたが、本当にあと7年乗りたいです。カーセンサーとか見ると、修復歴がなくても200万円以下で買えるようになっております。背伸びしてレクサスとか買うよりもこちらのほうが良い選択だと思いますよ!

 ただ、個人的なことですが、早くも2回ぶつけられました(涙)。1回目は環七で後ろからオカマ。2回目はなんと職場の駐車場に駐車していたわがアコードに、わざわざ突っ込んでくれました(笑泣)。アコードがデカすぎるのでしょうか?確かにデカいですが、ちゃんと枠内に駐車したところにぶつけられたので、そーゆー問題ではないような…。まあ、当て逃げせず申告してくださったので許します。
 最近ようやく修理から戻ってきたのですが、代車のN BOXから乗り換えると、「こんなにいい車だったっけ?」と2倍の価格差をはるかに超える満足感を得られましたありがとうございます。
 それにしても、お払いの効果はなかったのでしょうか?否、ひげめがねが怪我する代わりにアコードちゃんがぶつかってくれたのです。ありがとうございます。

くるまマイスター検定 結果編

2014-04-17 00:19:38 | 日記
 ついにひげめがねのもとにも、くるまマイスター検定の結果が届きました!
 まず3級。


 94点、全国18位は大上出来。まさかこんなに間違えていないとは思わなかった。

 そして運命の2級!!











 何とか合格できました。ありがとうございます。



 合格率4割のところ、何とか勝ち抜けました。
 しかし、このままでは1級の道のりは遠そうです。
 この2級の結果は現状の実力をかなり正確に反映していると思いますので、さらに精進せねばなりません。
 次回は2014年11月16日開催だそうです。改めて少しずつ勉強していきますか…。

第3回電王戦 第5局 衝撃の1六香

2014-04-13 19:25:27 | 日記
 昨日の電王戦最終局、驚愕の手ばかりで…。



▽1六香



▽7九銀

 私も激指にこんな手ばかり指されて負けていたので、あー、俺がもう少し強ければなあ、と今まで思っていた。
 しかしトッププロがこういう手で負けるということは、
1.こういう手が実は有効
2.こういう手でも負けるくらい(大駒落ちくらい)コンピュータとトッププロの実力差がある

 のどちらかしかない。
 今のところ、2とは思えないので、真実は1なのだろう。
 第1局のときも書いたが、将棋に関して言えばコンピュータは人間の能力を高める可能性が相当ある。今回さらに確信を持った。「コンピュータは人間の能力を高める」と断言してさしつかえなかろう。
 どんどんコンピュータの感覚を取り入れたいと思います。ということで今の目標はcore i7のCPUと16ギガのメモリを搭載したPCを購入し、最新の激指を購入することです。あくまで「購入すること」が目標ですので、お間違えなきよう(←誰への訴え?)。

第3回電王戦 第4局 「森下卓」という生き方

2014-04-08 22:39:18 | 日記
 本日から名人戦開幕だが、その裏で王位戦リーグの佐藤康光ー森下卓戦が熱かった。4時間制で21時超えの終局とかめったにないこと。そして勝ったのが森下先生というのも大変うれしかった。
 電王戦第4局についてはせんすさんが大変的確に総括していただいている。厳しい書き方だが、大多数の人の感覚だろう。ひげめげねも左脳だか右脳だかどっちかわからないけど、どっちかではそう思う。

 森下先生が20代のころというのは、勉強量も実績も強さも今の豊島先生以上の存在で、感覚としては羽生先生には実績で及ばなくても、現在の森内竜王・名人くらいの活躍をするであろう、と誰もが思っていた。
 ところが名人戦での「恋に落ちて3手詰うっかり事件」とか経て、結局無冠に終わった(←断定は早すぎる?)。

 ひげめがねは思うのだが、だからと言って森下先生に「20代前半のころの勉強量を続けろ」と言っても、それは無理だよ。頑張らなきゃいけないときはあるかもしれないけど、常にそれを求めるのは酷だし、年を取るとできなくなることもある。実際ひげめがねも頑張れなくなってるから余計にそう思う(←言い訳?)。
 今回森下九段が「コンピュータと指すのは疲れるので、1か月くらい見ていた」との発言が物議を醸しているが、なんて率直な人なんだろう!とむしろ感動した。あんな公衆の面前でカッコつけずにああいうことはひげめがねは言えない。ただソフト同士の将棋を観ているだけでも、何か感じたものはあったのは事実であろう。
 世界一とか日本一の努力ができないのなら、それを受け入れなければならない。一生懸命になりすぎず、飾らずカッコつけず、本当のところを率直に言えるようになるのは、ひげめがねの40代の目標だなあ。