ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

西部邁入水自殺 彼の冥福は祈らない

2018-01-21 18:48:21 | 
 ひげめがね日記はこういうこと書かないのがコンセプトなのだが、どうしても書かずにいられず。

 西部邁さん死去=多摩川で自殺か、遺書も―警視庁

 『妻と僕』という本の中で、介護の末妻に先立たれ自分の生は「他者に役立つ自分でなければ『死んでしまった生』」であり、自死も考えた旨を記していた。
 そう考えた西部邁が生き続けていることが、医療介護に携わるひげめがねにとっても救いであり、支えであったのに。
 死者に鞭打つことは今までしたことがないつもりだが、初めて「この人の冥福は祈りたくない」と思った。

 私たちは何があっても自分で死を選んではいけませんわよ。

シビックタイプR試乗 第2世代GT-Rを買うつもりならこっちを買え!

2018-01-07 19:58:00 | クルマ
 本日は正月特典のブランケットを頂戴しにホンダのディーラーへ。
 年始のご挨拶をすると、「ちょうど今、タイプR試乗できますよ」とのこと!!!そういう時はひげめがねに連絡ちょーだいって言ったでしょ、営業さん!


 写真は東京モーターショーの時に撮影した写真です。

 以下インプレッション。
・外観に似合わず、アイポイントが結構低い。一昔前のクーペの雰囲気
・シートのホールド感も最高!包み込まれる~。
・アイドリングストップ付き。そこはやはり2017年発表のクルマ。
・すべてが重い。ステアリング、クラッチ、ミッション、アクセル、ブレーキすべて。90年代スポーツと同感覚。おじさんには最高!
・そしてエンジン!ほとんど回せなかったけどトルク+高回転で現代では敵なし!そして素敵な快音を発する!さすがタイプR!

 運転しているときの雰囲気が私が乗っていたR34スカイラインクーペや、妻の乗っていたR33スカイラインGT-Rにそっくり!
 そのうえで快音エンジンがあるのだから、もう、一生これに乗っていたいと思いました。
 20世紀にスカイラインとかシルビアとかスープラとかGTOとかFTOとかRX-7とか…(以下略)乗ってた40歳以上の人はきっと感涙ものですわ。
 
 第2世代スカイラインGT-R(R32~R34)は程度のいいものだと600万円以上もする2018年1月現在、こういうスポーツカーほしい人はシビックタイプR新車を1年待ちで購入したほうが得策、とお伝えしておきます。

 ただ唯一のネガは最小回転半径。120度くらい曲がらないければいけない角では、一発で曲がれなかった…。
 ネットでスペック見てみると

ロックトゥロック…2.11回転
最小回転直径(車輪)…11.78m
最小回転直径(ボディ)…12.56m

 もうサーキット走ることしか考えていないとしか思えない(笑)。満車近いスーパーの駐車場などでは、ひじょーにキビシー。
 これをファーストカーにするのは、フェラーリをファーストカーにするのと同じくらいの覚悟や胆力がないといけないね。

プッシュスタート式自動車のエンジンがかからない(かぶった)時の対処法

2018-01-06 21:24:34 | クルマ


 今朝の上田市の最低気温は氷点下8.9℃!
 そしてその最低気温を記録した7時15分、愛車(妻の)のV36スカイラインクーペのエンジンかけるべく、スタートボタンを押した。
 キューンキューンキューン(沈黙)。
 ん、かからない。もう1回ボタンを押す。
 キューンキューンキューン(沈黙)。
 3回目、いよいよアクセルに右足を置いて、エンジン回転数あげられるようにスタンバイ。
 しかし…、以下同文(泣)。

 プッシュボタン方式は、イグニッションキーと違いセルの回る時間はクルマに完全にお任せである。しかも今回分かったことだがアクセル介入も認められない。チョークを引っ張る(←知ってる人どれだけいる?)ことなどもちろんできない。我々人間ができることは、ただスタートボタンを押すことのみなのであった…。

 エンジンはいわゆる「かぶっている」状態なのは間違いない。3日前、雪かきのためにスカちゃん(スカイラインクーペのこと)を「エンジンスタート→移動→エンジンスタート→元の位置に」をやってしまっていたからなあ。
 しかし更にエンジンスタート3回試みているから、ここであきらめてしまうと本格的にかぶってしまい不動車と化し、JAF様に多大なるご迷惑をおかけしてしまうぞよ!
 仕方ないので氷点下8.9℃の中、外で1分待つ。マフラー付近に回り込むと、かぶった時特有のガソリン不完全燃焼臭がし、いよいよ嫌な予感。

 そして乗り込み4回目の試技。
 キューンキューンキューン、…キュ
 キュと音が変わった瞬間にアクセルオン!
 キュズド、ズド、ズドド、ズドドド…
 「がんばれーー」
 ズドドドドドドドdddddd-

 やった!かかった!! 見事に成功したのでありました。

 現代のクルマはほとんどがキーレスエントリーとかスマートエントリーとか言われる機能があり、しかも大半がボタンスタート式。
 ちなみにスカイラインクーペは2010年式。古くはあるがそれほどでもない。今も山ほど8年落ちの自動車は走っている。
 最近(ここ3年以内)のクルマは、こんなかぶりはおきないのであろうか?人間が介入できずクルマ任せにしかできないのであれば、この辺は改善していただきたいものでありますなあ。


 こういう経験をする方が後で見られるようにブログに残す次第であります。

(参考)
ブログ 車の女神 プッシュスタートエンジンの盲点

買取下取り.com 『エンジンかぶり』を起こす原因と対処方法

中村太地六段がタイトルを逃した日

2018-01-01 18:37:26 | 将棋
 あけましておめでとうございます。本年もひげめがね日記を何卒よろしくお願い致します。
 まあ、更新頻度は今年もおそらく低いです(←いきなりそれか)。
 新年早々、ブログのタイトルが悲しい感じですが…


 本日の日本経済新聞に、こんな記事が掲載されております。
 私が日経を読むようになってからほとんどが「羽生王座」時代ですので、太地先生がこの紙面を飾るのは感慨深いものがあります。
 と同時に、「羽生先生だったら、井山七冠との国民栄誉賞コンビで日経記者は喜んだろうに」などと考えてしまうひげめがねは大人の事情を勘ぐりすぎでしょうか?

 中村先生は本日の紙面でも「2013年の羽生先生への挑戦失敗」のあと結果をだせなかったことに焦りがあったと語っていました。
 今月号の将棋世界にも、王座就位式レポートがあり、「そのときの第4局、必勝だった将棋を落としたことについてその後何度も夢に出て来た」旨を語っています。
 気になって、思わずその時の将棋を王座戦中継サイトで振り返ってみました。









 終局が23時28分だったことが激闘を物語っていますが、上記のように少なくとも3回は勝ちを逃しています。
 時間がなかったとは言え、自分のミスでタイトル奪取をみすみす逃してしまったことは確かに痛恨の極みでしょう。
 それでもこのことを「運命」と思わず頑張り切れたことが今回につながったとのコメント(将棋世界掲載)は感動的です。

 こういう「ミスをする人間による感動的な将棋」をたくさん見たい、というのが今年の抱負です。
 なお、ひげめがねおじさんは中村先生のように頑張り切れませんので、頑張らないことも誓います!(笑)。