ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

石巻を訪れて3年 当時を振り返る。

2014-03-30 18:47:31 | 日記
 3年前、3月28日から31日まで、長野県の医療チームとして石巻を訪れました。
 当時の日記をここに再掲いたします。
 今読み直してみると、当時のひげめがねの予測は外れています。それも含めてここに記しておく必要があると思いました。
 発災から5年というとあと2年。石巻はどうなっているのか?ぜひ訪問したいと思っております。


石巻まとめ
2011年04月10日08:31
 忙しさにかまけるとともに書くべきかどうかも悩み、さらに、正直なところ思い出すだけで胸が締め付けられるため保留にしておきましたが、そうは言っても石巻のまとめを書かねばならないと思い、10日たってようやく書きます。
 高台に日和山公園があり、そこから石巻の街を一望できます。


 向かって左側は防波堤が生きており、被害は比較的少なく、


右側が防波堤なし、ほぼ壊滅状況でした。
 「何もない」ということに茫然とします。


 カメラクルーもたくさん来ていました。

 そこから下に降りていきます。道は細く、救急車が何とか通れるくらいの幅ですが、坂になっているところはずっと住宅街であり、人が歩いていたり、子供たちが遊んでいたりして、ちょっとほっとさせられました。
 しかし……。何の前触れもなく、道はがれきで閉ざされていました。通行止めの標識も何もなく…。
 私が行ったのは発災から2週間以上たってから。がれきの上ではほぼ普通の生活がなされています。しかし、細い道は開いていない。これはいろいろな意味でショックでした。そして、残っている家のすぐ下はすべてがれきと自動車という光景…。



 がれきのすぐ上にあった工場の駐車場から撮った写真ですが、がれきには何かを探している人の姿がいくつも見えます。
 私は比較的厚顔無恥ですが、さすがに車から降りてその光景を直視できませんでした。
 言葉がないというのはこういうことです。
 しかし、このがれきの2件上の床屋は「カット1000円」という大きな手書きの張り紙をして営業しており、3人くらいの人がカットしてもらっていました。感動しました。人間というのはどんなところでも生きていかねばならないのです。


 ここからは個人的意見ですが、正直なところ復興できるイメージがありません。この光景が500キロ近く海岸沿いに続いていることは想像を絶します。
 しかし、先述の床屋さんのように、人間というのは強い存在なので、ひょっとするかもしれません。うちの親父には「5年後に石巻に行ってみろ」と言われました。その頃には見違えているからと。私もそれは期待はしています。

 ただ、避難所を回って思ったことは「短い時間になるか、長くなるかはわからないが、離れられる人は避難所を少しでも離れるべきだ」ということです。復興には元気な心と体が欠かせません。でも、今の避難所ではそれは望めません。特に、感染症の爆発的流行は容易に想像できます。
 もし仮に、受入先はあるけれども、故郷を、自分の家を、あるいは近所の人の近くを離れられないという人がいるならば、今は避難所を離れるべきだと思いますし、そこをコントロールするのが現在の政府、公共団体の最大の仕事のような気がします。福島ばかりが注目されますが、仮設住宅の建設が間に合わない限り、ほかの地域も住民の「ここにいたい」という思いを尊重する時期はもう過ぎていると思います。

第3回電王戦 第3局 豊島名人への道

2014-03-30 10:59:31 | 日記
 昨日は帰宅が21時だったのですが、とっくの前に終わってました。
 全く放送は見ずに、モバイル中継のみでいろいろ読んだ感想ですが、

豊島先生はタイトルを獲るな

 と思いました。
 1000局近くのYSSとの練習、1日10時間の勉強、コンピュータによって強くなっているという自覚、実際直近7連勝。そしてこの圧倒的な勝ち方。
 これらによって、ほかの棋士が畏敬し彼の強さを信頼することにつながり、「この相手だと勝てない」と思う人も増えるのではないかと。
 これが「狭い棋士の世界で信頼を得ると、自然と優勝やタイトルが自分のもとに転がり込んでくる」という、河口老師理論であります。
 やはり人間は努力によって大きくなる。いろいろ文句言わず物事に真剣に取り組もう!という月並みかつ、思ってるだけで40年間実現しないような結論で良いですか?

第3回電王戦 第2局 いいものを見た

2014-03-23 10:19:28 | 日記
 昨日は仕事などがあり、家に帰って見始めたのは、ちょうど佐藤紳哉六段が1分将棋に入るくらいからでした。
 ニコニコのコメントにもありましたが、マラソンランナーのような表情で、「ああ、こんなに一生懸命将棋指してるんだな」と感動しました。
 おそらく将棋会館でもこんな表情で順位戦を戦っているのかと思うと、余計に胸が熱くなりました(←違ったりして)。
 本局の観戦記担当である河口俊彦七段が「対局日誌」を書いていたとき、その文章にひげめがねは熱中しました。当時、棋士というのはまったくベールに包まれた存在でした。棋士がどんなことを話し、どんなことを考え、どんな表情なのかということをほとんど唯一知ることができた素材でした。よく仲間に嫌われることをいとわず、河口先生はあそこまで書かれたと思います。
 今や中継が非常に充実して、大奥のような世界ではなくなりましたが、それでも、今回の深夜先生の表情を見るとジンとくるものがありました。

 いよいよ第3局は豊島七段登場です。個人的には、4時間制の将棋(チェスクロック5時間は4時間制と同等と考えて)であればタイトルホルダーと豊島七段は好勝負と思っています。個人的には次戦がクライマックスです。

天野貴元『オールイン』

2014-03-21 14:50:38 | 日記
 くるまマイスター検定も終わり、ようやく趣味の分野の読書もできるようになりました。
 さっそく『オールイン』を上野駅明正堂にて購入し、ペッパーランチでビール片手に読み始め(すみません、ビール飲みながら読書するのがひげめがねの至福の時なのです)、新幹線の中でほとんど読了しました。
 
 著者の天野氏につきましては以前本ブログにも書きましたのでこちらをどうぞ。

 感想ですが、素晴らしい本です。特に、将棋に全く関心のない人、できればこの本を小中学生くらいに読んでほしい!課題図書にならないかな。タバコ吸ってるからダメかな?タバコが体に悪いことが分かるけどな?!
 結局人間は、他人より自分の優れているところを見出して悦に入るし、自分がちっぽけな人間だと思うと存在意義を確認しようとするし、何も考えていないと強いけど、何か考え始めると弱くなるし、そういうところを超越した人が本当に強い人だと思うし。でも、本当に強い人なんて世の中にいなくて誰かに支えられている。ということが書かれています。すごい要約だ。
 もう1つ書くと、いろいろ悩みながら人間は「生きていかなくてはならない」。何があっても生き抜かねばならないのです。

 当方、間もなく不惑を迎えますが、惑いっぱなしです。三十代前半のころ、「俺ってもう不惑じゃね?」と思ったことがひげめがねにはありましたが、それは何も考えなくても良い、頭の中が幸せな時でした。何かしようとすると、人生は必ず試練を与えてくれます。そうなったときにやっぱり惑ってしまいますよ。私はそういうことをうまく書けませんが、天野氏は自分の体験を通して非常にわかりやすく書いています。特に若い人たちに読んでいただきたいと書いたのはその点です。
 この本読んで、仕方ないので、これからも惑いながら生きていこうと思ったひげめがねです。

 最後に、著者の名前が「あまのたかもと」ではなく「あまのよしもと」であることが最大の驚きでした(笑)。

くるまマイスター検定 ひげめがね的反省会

2014-03-17 21:54:12 | 日記
 昨日受験してまいりました。くるまマイスター検定。
 このブログはそういえば自虐日記でしたので(笑)、ひげめがねが間違った問題を自虐的に解説しようと思いまつ。
 ちなみに問題は持ち帰ることができましたが、無断転載は禁止ということですので、出題が「ズバリ」とは分からないように書きますので、よろしく。

 フランスにはアルピーヌという自動車会社があって、それはアルピナとは全く別の会社なんだよ。しかもケータハムと提携している。へー。

 アルファロメオのエンブレムは人を飲み込んでいる大蛇が描かれている。こーゆー逸話ってさすがヨーロッパって感じだよねー。

 以前、マツダが5チャンネル化していたとき、オートザム店ではランチアが、ユーノス店ではシトロエンが、オートラマ店ではフォード車が販売されていたとさ。

 ホンダのオートバイには、ストリームとか、ビートとか、インテグラって名前のがあるんだって。名前が手抜きだね!(あ、暴言でしたすみません。)

 ケイターハムセブン130にはスズキの軽自動車用660ccターボが積まれるんだって。TPP導入を逆手に世界に打って出るのかな?

 F1では、各メーカーとも、2014年から2020年にかけて登録できるパワーユニットは1種類のみなんだって。F1のレギュレーション変更っていちいち覚えられないよね。ついでに将棋電王戦もレギュレーションを守ってほしいよね!

 トヨタでは、会議室で議論せずに、現場で議論するくらい現場重視なんだって。それを現地現物主義っていうんだよ。決して「現場第一主義」じゃないよ!

 86にはトランクにちゃんと4本タイヤがつめるよ。

 光岡自動車の本社は富山だよ。石川じゃないよ。

 ダイハツ・コンパーノの乗用車版は「ベルリーナ」というモデル名がついていたよ。それにしてもマニアックな問題ですなあ(笑)。

 1984年に登場したポンティアック・フィエロはスーパーカーのレプリカのベースになっていることがあるよ。Qさまでは正答率1%の問題だね(笑)。

 ダイハツ・ラガーベースのベルトーネ・フリークライマーにはBMWエンジンが積まれているよ。何の話なのかよくわからないね。。。

 世界初の量産PHVは BYD F3DMだよ。 車名どころか、BYDも知らなかったよ。

 初代MINIに使用されたラバーコーンサスペンション、折り畳み自転車にも使われたよ。

 今年のスーパーGTのGT500のエンジンは2L直4直噴ターボだよ。排気量小さいんだね。

 6代目ゴルフRに積まれているエンジンは直4 2Lだよ。3.2Lもあるわけないじゃない!

 毎年10月に車山高原でフレンチブルーミーティングが開催されているよ。一度行ってみたいね。

 テスラロードスターのベースはロータスエリーゼだよ。クイクイ曲がりそうだね。

 ずいぶん間違えているね。ほかにも間違えているよ。でも、後悔はないさ。こんなとこまで勉強できないもの(笑)。
 合格は70点以上。自己採点ではぎりぎりだね。受かっているといいなあ。