紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

第2弾:大根の麹漬け

2020年12月31日 | 我が家の食&漬物作り

塩漬けしていた大根60kgを水切りし、麹と調味料で漬け込んだ。

冷たい北風が吹き荒れる中での作業だったが、手抜きすることなく、100型プラスチック容器・ビニール袋・中蓋・重石などは丁寧に焼酎殺菌した。

ただ、鼻や耳が冷たくなる寒さから早く解放されたかったので、途中で休むことなく必死に作業した。家内も手伝ってくれたので、頑張りきれた。

・・・・・・・

いつものとおり、麹の素・粗塩は標準分量で、着色料・甘味料・砂糖は標準分量の1~2割で漬け込んだ。

これで、今季、前回の60kgとで120kgの麹漬けを完了した。

 

・・・・・・・

振り返れば、土を耕し、畝立し、マルチを張り、種を一粒蒔きし、散水し、アブラムシ防除し、収穫し、葉を切り落とし、1本一本水洗いし、塩漬けし、本漬けした「大根の麹漬け」が「120kg」。

気ままでズボラな性分なのに、まさか120kgも漬け込んだとは・・・

自分で自分を褒めてやらなきゃ・・・

「アンタはん よう頑張ったなあ 凄い・凄い!」

 

・・・年の終わりに・・・

今年も皆様のブログを拝見して感動したり元気をもらったり、わざわざのコメントを頂いて励まされたりと、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

どうぞ 良いお年を お迎えください!


年末恒例のお餅つき

2020年12月30日 | 我が家の食&漬物作り

お餅つきの主役は、数年前より長男夫婦にバトンタッチ。孫たちはお手伝い。我が夫婦はサポート役。

 

・・・前日・・・

昨日から、8升のお餅が2升ずつポリバケツに分けられ、水に浸されていた。

昨夜、「明日、何時頃から、お餅つくん?」と長男に聞くと、「休みはゆっくり寝たいから、9時頃から始める」と。

 

・・・お餅つき・・・

朝の9時からお餅がつけるようにと、朝7時半から蒸しておいた。

2升ずつの「お餅つき」が始まった。

<餅つき器の中で、くるくる回っている「お餅」>

<お供え用の重ね餅は、餅きり器でチョッキン>

<出来た!>

①重ね餅が12セット、②雑煮用の一口餅、③のし餅6升(やや硬くなってから切り餅にする)

<孫たちも、餅きり器で切ってくれたり、重ね餅や雑煮用のお餅を一生懸命に丸めてくれたり>

<しばらくすると、「きな粉」や「砂糖醤油」につけて食べるのに夢中>

<お腹が一杯になってくると、孫たち恒例の「粉遊び」が始まった>

終わった時は、孫たちの顔も服も粉だらけ、床も粉だらけだった。

 

・・・田舎のお餅つき・・・

最近、ご近所さん方の多くが、神棚へお供えする正月用のお餅も作らず、業者に頼む家が増えてきた。

蒸し機能がついた餅つき器で、1~2升だけ作るという家もある。

我が家のように8升もの「お餅」を作る家は、珍しくなってきた。

我が家族は、孫を筆頭に「お餅大好き人間」ばかり。嫁に行った娘たちも、切り餅を貰うのを楽しみにやってくる。

 

お餅つきは・・・

出来立ての美味しいお餅を堪能できるし、

切り餅もたくさん作れるし、

何よりも孫たちは粉遊びで大はしゃぎできるし、

大人たちは大笑いさせてもらえるし、

総勢8名が皆でワイワイ楽しむ「お餅つき」は、我が家にとって年末恒例の大切な行事として欠かせない。


今季初物 大根の麹漬け(沢庵)

2020年12月29日 | 我が家の食&漬物作り

今季初物の「大根の麹漬け」を出してみた。

12月初めに塩漬けし、12/10に本漬けした「大根の麹漬け」。漬け込み期間が短いので、まだ食べるには早いと思いつつ、お正月に食べたいので味見をしてみた。

「着色料で真っ黄色に染めたのは嫌い」・「甘味料などで甘くしたのも嫌い」なので、着色料・甘味料・砂糖は市販品の1~2割しか入れていない。

60kgが入った漬物容器から、1本だけ出してきた。

色合いは「ほんのり黄色」で「甘さ」は殆ど感じなかった。

漬け込み期間が短いので、「麹」の漬かり方が浅く、大根の辛みも少し残っていて、「若々しい味」の沢庵だった。

でも、「美味しい! これなら、十分いける!」

・・・とりあえずのアチコチ配り・・・

早速、待ってくれているご近所さん達にも配ることにした。

「まだ、ちょっと若いけど、お正月に食べてもらおうと思って少しだけ持ってきた。よく漬かってから、また、たくさん持ってくる」と。

我が家の沢庵を待ってくれている人達は、沢庵は大好きだが、甘いのが苦手だったり添加物を気にする人達ばかり。

一様に、「わー 嬉しい! お正月料理の締めには、やっぱり、この沢庵がなくっちゃ!」の声。

こんな声を聞くと頑張って作った苦労が吹っ飛ぶし、来季も頑張って作ろうという意欲も湧いてくる。

つくづく、皆が応援してくれているおかげで頑張れていると感じた。


玉レタス もしかしてリーフレタス?

2020年12月28日 | 家庭園芸&直売所

買ったのにうっかりぽんし、倉庫に置き去りになっていた「玉レタス」の種。気づいたのは11月中旬。

ご近所さんが、ボツボツ、レタスを収穫する頃だというのに、ダメもとで「エイヤッ」と種まきしビニールで覆った。

今日、ビニールの隙間から覗いてみた。多少、葉が伸びていたが結球するかどうかはわからない。

「玉レタス」、結球しなければ「リーフレタス」になってしまう。

もともとダメもとで蒔いた種だけに、結球すればラッキーと思うべきだが、心の中は立派な玉レタスを待ち望んでいる。

 

・・・・・・

今、市場では「玉レタス」が安いらしい。

もし、我が家で「玉レタス」が収穫できるとすれば、その頃には市場では高値のはず。

玉レタスさん! 

もし結球したら、アンタ、ドえらい値打ちもんやで!

頑張りーや!

近所のみんなを驚かしてやれ!


切り干し大根

2020年12月27日 | 我が家の食&漬物作り

漬物作りが主目的だった大根だったが、すでに120kgを漬け込んだ。

「おでん」などの料理用に使ったりアチコチ配りしても、残りの数十本は使いきれない。

いずれは廃棄の運命にある。

もったいないので何とか少しでも使おうと、切り干し大根を作ってみた。

包丁でチマチマと切るのは面倒なので、「フードプロセッサー」を使って千切りにした。

あっという間に容器が一杯になった。 

干し篭に並べた。

数本しか使わなかったので焼け石に水だが・・・

「誰かさん」のヤル気が持続してくれれば、何回でも作れるだけの大根はあるのだが・・・

勝手気ままな性分、どうなることやら・・・


焼き芋三昧&みかん三昧

2020年12月26日 | 我が家の食&漬物作り

・・・焼き芋器がフル回転・・・

先日買った「焼き芋器」、せっかく買ったんだからと、2~3日に1回は「さつま芋」を焼いている。

ちょっと食べるのに頃合いなサイズだし、ネットリ甘くてスイーツみたいな「安納芋」なので、のべつまくなし手が伸びてしまう。

家内や孫たちも、一つ二つとつまんでいく。

「美味しいから食べる!」

「倉庫に売るほどあるから食べる!」 

栄養価がどうとかこうとか、食べすぎたらどうとかこうとかは、あまり意識していない。

ただ、腸がすこぶる活発に活動し始めたのだけは体感している。

焼き芋三昧、続いたら、どんな体質になるのやら・・・

 

・・・みかん食べて!・・・ 

近所の農家が、みかんの入ったコンテナを手押し車に載せて入ってきた。

「みかん終わったし、今、倉庫の片づけをしているところ」

「これ、残っていたみかん。少ないけど食べて! 早生みかんのコマ(ミニサイズ)やけど」

「おおきに。もらう」 「安納芋、焼いたんやけど食べる?」

「いつものオーブントースターで焼いたん?」

「ウーン(いいえ)。○○さんが焼き芋器を使っていると聞いたんで、思い切って買ったんや」

「ほんま。よばれる(頂く)」

倉庫の「みかん入りコンテナ」が、また一つ増えた。

 

・・・禅寺丸柿 アンタには申し訳ないが・・・

まだまだ倉庫には、富有柿が残っている。

畑には、種が多くて実が小さくて不完全甘柿の禅寺丸柿が、手つかずのまま残っている。

アンタには申し訳ないが、野鳥さんにプレゼントしようと思っている。


「おでん」が「クリスマスもどき」を連れてきた?

2020年12月25日 | 田舎暮らし&家族

昨日のお昼前、家内が娘から「お母さんのおでん、美味しいから作って」と具材を預かってきた。 

家内のおでんは自分も絶品だと思っているが、娘からも褒められ上機嫌だった。

そんな家内、午後からランラン気分でおでんを仕込み始めていた。夕方、出来上がったおでんを持って娘宅へ走って行った。

戻ってくるなり、「これ、貰ってきたで!」と。

「クリスマスケーキの残り、食べてと頼まれて」

「ケーキの上に載っていたイチゴ、孫が全部食べたからと、イチゴパックをもらってきた」 

「この照り焼きチキン、ローソンへお婿さんがわざわざ買いに行ってくれたんや」

世間のクリスマスムードとは無縁の我が夫婦。

「絶品おでん」のお陰で、「クリスマスもどき」を楽しませてもらった!


エエ雨だった 自治会文書忘れてた!

2020年12月24日 | 青春クラブ・自治会・お寺

今日は午前中から小雨が降り出した。終日、降ったり止んだりの天候だった。幸い、気温も下がらず風もなく、過ごしやすい1日だった。

今日はのんびりしようと思った矢先だった。何気なく、ハッと思い浮かんだ。自治会回覧用の文書提出、忘れてる!

先般、地区の青春クラブ会長や自治会区長と相談し、「おめでたいことやから」と自治会回覧でクラブの受賞報告をすることになっていた。

雨がきっかけで、ふと思い出した。気づいていなかったら、区長から催促され、あわてふためいていたかも知れない。エエ雨だった。

14部プリントし、区長宅へ届けた。「まだ、早いのに」と言ってくれた。

ホッとした。

 

・・・用意した自治会回覧の内容・・・

<青春クラブからの報告>

明けましておめでとうございます

平素は区民の皆さまにご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、先般、県民文化会館で開催された「令和2年度(財)和歌山県老人クラブ連合会会長表彰式」において、青春クラブが表彰されました。

クラブを代表して○○会長が授賞式に出席し、県内約1,600の老人クラブの中から、青春クラブを含め7団体が『優良老人クラブ』として表彰されました。

<表彰状写真>

平成25年3月の区民集会でご理解を得て発足した青春クラブが、設立僅か8年目で栄誉な賞を頂くことができましたのは、区民の皆様が会員の活動を温かく見守りご支援下さったお陰と、会員一同感謝しております。

ここに、受賞のご報告方々、区民の皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

今年度は、コロナ禍の中、『クラブ内でクラスターを発生させないという方針』のもと、全ての活動を自粛しております。

今後、活動再開の折には、これまで同様、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


第2弾 大根の麹漬け準備:60kg

2020年12月23日 | 我が家の食&漬物作り

大根が漬物作りに適した太さになってきた。頃合い良しと、漬物準備にとりかかった。

前々から、第2弾の漬物準備にかかる頃は、冷たい寒風が吹き荒れ、鼻水垂らしながらの水洗い作業になるものと覚悟していたが、有難たいことに風もなく穏やかで絶好の日和だった。

お天道様に向かって、心の中で「おおきに」とお礼を言った。

<水洗いした大根60kg>

<2つの漬物容器に、30kgずつ粗塩で塩漬け>

約7~10日後、水上がりした大根を水切りし、「麹漬け」にとりかかる。

今季の麹漬け準備は、これで終了。

畑には、まだ成長途上の大根が数十本残っているが・・・

 

・・・・・・・

収穫している時、面白大根がみつかった。

思わず作業の手をとめた。

気分をホッコリさせてくれた。

いろいろ向きを変えて眺めてみた。何かに似ている気もするが、歳のせいか、「ウーン」、その何かが思い出せない・・・

<縦にしたら・・・>

<横にしたら・・・>

 


今季第2弾 白菜の漬物を冷凍

2020年12月22日 | 我が家の食&漬物作り

粗塩・昆布・干した柿の皮で約10日間ほど漬け込んだ「白菜の漬物31kg」を、味が変わらないうちにと、ビニール袋に小分けし冷凍保存した。

<漬物容器から出した白菜の漬物> 

<冷凍庫が「白菜の漬物」で満杯>

前回の「白菜の漬物35kg」は、自家消費やアチコチ配りで冷凍庫には1段しか残っていなかった。

今回の31kg分は、何とか残り3段にほぼ入った。

これで、今季66kgの白菜の漬物作りが完了した。

・・・・・・・

いつものとおり 自分で自分を褒めてやらなきゃ・・・

「今季も、よう頑張ったなあ!」


お菓子の楽しみ 

2020年12月21日 | 我が家の食&漬物作り

定年までは、お菓子類なんて口にしたいとは思わなかったし、家内と「おやつ」する機会も殆どなかった。

近年、歳とともに口が変わってきたのか、家内に食べ慣らされたのかはわからないが、最近では好んで食べるようになってきた。

家内もお菓子類をもらったりすると、必ず「どれ食べる?」と声をかけてくれるようになった。 

午後の「おやつタイム」、夕食後の「ひととき」には、ほぼ毎日のように何らかの茶菓子が用意される。

貰いものの手土産だと、食べたことのないものが多い。スーパーで買って食べるお菓子類とはチョット違う。

「これ、どんな味やろ?」

そんな楽しみ方ができるようになってきた。

お菓子類を食べるようになっただけで、話題も増えた。

今日も、そんな貰い物のお菓子を食べながら、家内と「食レポ談話」のみならず、「お菓子の生い立ちや製造した地名」「持ってきてくれた人のこと」にまで話が弾んだ。

お菓子は味わうだけでなく、「夫婦の話題作り」や「旅情の架け橋」をも担ってくれていると思っている。

「良かったー! お菓子、好んで食べられるようになって!」


味噌ちゃんこ鍋を作った

2020年12月20日 | 我が家の食&漬物作り

・・・今日は「霰(あられ)混じり」の雨が降った・・・

我が地域では、雪や霰が降るのは年に数回の出来事なので、思わず外に出た。

瓦屋根に落ちた「霰」が、ゴムまりのように瓦の上で何回も弾みながら、雨どいを飛び越えて落ちていた。

とめどもなく空から落ちてきて飛び跳ねる「霰」の風情に、しばらくの間、みとれてしまった。

 

・・・京都市内では・・・

近畿の南方に位置する我が地では北の方から雨雲が流れ込んだが、その北部にある京都市内では雨も雪も降っていなかった。

高校駅伝が悪天候に見舞われなかったのは、幸いだった。

男女とも留学生選手の「区間ぶっちぎり快走」で優勝が決まったので、高校駅伝の醍醐味が味わえなかった気もするが・・・

県代表は、予想通りだった。でも、いつかは野球部みたいに強くなってくれるはず・・・

 

・・・味噌ちゃんこ鍋を作った・・・

我が「まかないコック」は朝食担当の総料理長だが、「鍋料理」も任される。

冷蔵庫や冷凍庫にある具材を使うのは、「まかないコック」の真骨頂。

「まかないコック」といえども、お味噌だけは使い分ける。

上品でまろやかな「糀美人」はお味噌汁用に、味がしっかりしている「タニタ食堂」は鍋用にと使い分けている。

 


焼き芋器を買った

2020年12月19日 | 旅行・街歩き・お店・写真

毎年、我が家の安納芋の二番苗を植えるのを楽しみにしてくれている家庭菜園の奥さんがいる。今年は、「安納芋」と「紅はるか」の二番苗を持って行った。

先日、その奥さんから、焼き芋は「芋焼き器で焼いている」と聞いた。その話を聞いてから、俄然、「焼き芋器」が欲しくなってきた。

ネットで調べた。いろんな種類があったが、「耐熱陶器で空焚きする焼き芋器」にした。

買ったばかりの「焼き芋器」で、「安納芋」と「紅はるか」の2種類を焼いてみた。

ガスのセンサーを解除し、途中で裏返して約40分間焼いた後、しばらく容器が冷めるまでフタをとらずに保温しておいた。

孫と一緒に食べた。

孫は、どちらの芋も「美味しい!」と言ってくれた。

自分は、いつもオーブントースターのタイマーを何回もセットして焼いた芋と味わいを比べてみた。

安納芋は同じ味わいだと感じたが、紅はるかはホクホク系なのに水分が多く残っていた。

ただ、いろんな大きさの芋や、ガスの火加減、焼く時間、保温する時間、フタを取るタイミングによって、出来映えが変わるのかも知れないと思った。

せっかく買った芋焼き器、どんどん焼きまくろうと思っている。


久しぶりの散髪屋さん

2020年12月18日 | 旅行・街歩き・お店・写真

散髪屋さんに行くのは久しぶりだった。前回から6か月以上が経っていた。

半年ほど前のことだった。たまたま新聞広告で家庭で散髪できる「ヘアーカッター」があるのを知った。

その時、フォーマルな身だしなみで出かける機会もないし髪も少なくなってきたしで、「使いもんになるかどうかはわからんけど、買ってみるか」という気になった。

ネットでいろんな製品を比較し買ったのは、株式会社泉精器製作所のヘアーカッター「Cleancut(クリーンカット)」で、エディオンのオリジナルモデルだった。

以来、家内に手伝ってもらいながら、それなりの散髪をしてきた。機器の使い方や男性ヘアースタイルにはド素人なはずの家内なのに、『ウン、上手にできた。さっぱりぽんや』と、いつも自画自賛で整髪が終わっていた。

終わってから髪を触ると不揃いさを感じたものの、見た目は目立たんし、髪もそれなりに切ってくれてさっぱりしたし、「まあ エエっか」で半年が過ぎた。

家内に言った。

「ぼつぼつ正月やし、散髪屋さんで綺麗に髪を切り揃えてもらってきたらと思っている」と。

意外にも、「そうやなあ。年に2~3回、そうしてもらった方がエエかも」と。

 

・・・久しぶりの散髪屋さん・・・

「最近、顔みせんし、どないしたんやろと思てたんや」と。

ヘアーカッターを買ったこと、家内に不揃いながらも刈ってもらっていることなどを話した。

たまたま、他のお客さんがいなかったこともあって、散髪終了後、奥さんも加わって小一時間の雑談となった。

 

1.泌尿科の主治医が同じで「びっくりぽん」

自分のお世話になっている主治医と、ご主人の主治医が同じお医者さんだったことがわかり、お互いに「びっくりぽん」。

違ったのは、ご主人は近くの開業医の紹介だったこと、「前立腺生検」が1回目だったので日帰りで局部麻酔10カ所の生検だったこと。

お互い「生検」仲間として、症状のことやらで話が弾んだ。

 

2.カウンターのミカンが、「川田みかん」で「びっくりぽん」

カウンターにお客さんに食べてもらおうとミカンが置いてあったので、品種を聞いた。

よくぞ聞いてくれたとばかり、解説が始まった。

「これっ 川田みかんって言うんよ。物凄く甘いで。3年に1回しか収穫できへんのよ」

「アンタも知ってる『みかん作り名人』が、この苗を持ってきてくれたんよ」

このご主人も家庭園芸が趣味で、休日に畑へでかけるのは知っていたが、まさか「川田みかん」を植えていたとは。

自分は、珍果で希少な「川田みかん」の存在を知ったばかりだと言うのに。「びっくりぽん」だった。

「川田みかん」で話が弾んだ。

・・・・・・・

久しぶりの散髪屋さんで、楽しいひとときを過ごさせてもらった!

不揃いだった髪も奇麗に整えてくれた!

これで、頭髪だけは心おきなく「お正月」を迎えられる!


「川田みかん?」 そんなん知らん!

2020年12月17日 | 田舎暮らし&家族

久しく会っていない農家の奥さんが来られた。

「この間、立派な柿や芋や白菜の漬物をもらって、おおきに」

「これ、『川田みかん』って言うんよ。食べてみて」

「川田みかん? 初めて聞いた」

「作っている人は殆どいない。高糖系で美味しいんやけど、2~3年に1回しか実がつかんミカンなんよ」

「ホンマ。そんな希少なミカンやのに、しかも出荷できる立派なミカンばかり・・・勿体ない」

「それから、これ、知り合いからの貰いもんやけど食べてみて」と、「不知火ジャム」も持ってきてくれた。

考えてみれば、不知火やデコポンは食べるけど、ジャムなんて食べた記憶がなかった。珍しい!

帰られてから、早速「川田みかん」を食べてみた。表皮・袋が厚かったので、「川田みかん」は晩生ミカンだとわかった。

さすが、高糖系だけあってコクがあって美味しかった。多分、小売店ではkg当たり千円ぐらいはするかもと思った。

 

・・・体を心配してくれて・・・・

「そりゃそうと、この間、主人から聞いて知ったんやけど、体の調子悪かったんやって。元気そうやと思っていたのでビックリして・・・ 体、どう?」と気にかけてくれていた。

前立腺生検のことやら、救急センターに何回も走ったことなどを話した。

「おおきに。もう落ち着いた」

「そりゃ 良かった」

 

・・・帰られてから・・・

珍しい果物やジャムを頂いただけでなく、我が体調まで気にかけてくれていた。その気遣いや温かみが心にしみわたった。