紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

(漬物作り)大根の麹漬け & 大根の塩漬け

2018年11月30日 | 我が家の食&漬物作り

今日も漬物の浸かり具合を見て回り、重し石を調整した。

①塩漬けして3日目の大根45kg:上蓋まで水が上がってる。もうチョット上がってほしい

②同じく、塩漬けして3日目の大根15kg:上蓋までもう少し。1~2日、様子をみてから重しを追加することも

③麹漬けして5日目の大根30kg:上蓋付近まで浸かってるが、まだ重しは軽くできない

④同じく、麹漬けして5日目の大根30kg:上蓋が浸かるまで、もう少し

重し石が重すぎると水上りが早いが、大根がペチャンコになってしまう恐れがある。程よい重さだと、大根がペチャンコにならず味も滲み込みやすいが、小まめな重しの調整が必要となってくる。

家庭園芸は手抜き栽培が得意なのに、漬物作りだけは人並み以上に小まめに管理する自分がいる。「漬物作り」となると、なぜか気合が入ってしまう。



家内が脚立に上って庭木剪定? まさか?

2018年11月29日 | 家庭園芸&直売所

ふと庭をみると、家内が脚立に上って枝を切っていた。

自分:「庭木、剪定してくれてんの?」

家内:「剪定もどき・・・」

自分:「もどき???」

家内:「直売所へ花卉で出そうと思って切ってんのよ!」

剪定ではなかった。でも枝を切ってるから確かに「剪定もどき」だった。

自分:「切る時、使う部分の枝だけ切らんと、枝の分かれ目から切っといてよ」

家内:「わかったー!」

以前、剪定する時、中途半端に切られた枝が多くて厄介だった記憶がある。ホンマにわかってくれてんのかどうか・・・?

花屋に生まれ、今も花問屋さんに仕入れに通い、高校生の時に取ったと言う花の師範免許も持っている家内、その手にかかれば庭木も見事に「商品」に変身! さすが

 


今朝の「漬物」見回り

2018年11月29日 | 我が家の食&漬物作り

今朝も、「塩漬けした大根」の「紐で支えた重し石」と、「麹漬けした大根」の「水上がり具合」を見回った。

麹漬け大根が、水上りしていた。着色料は2割しか入れなかったのに黄色く色づきかけていた。市販の真っ黄色になった「麹漬け沢庵」と違って、淡い黄色だった。

11/25に「麹漬け」した時の状態

今日、11/29の「麹漬け」の様子:重し石の下、漬物袋の中で水上りし、ほどよく染まってきた大根。


11/27に塩漬けした大根の「紐で支えた重し石」がピンピンに張っていたので、遊びができるよう緩めておいた。

<左2つが塩漬け間もない大根:60kg><右2つが11/25に麹漬けした大根:60kg>

今季の沢庵の初物、待ち遠しいなあ・・・

 


漬物石が宙に浮いていた!

2018年11月28日 | 我が家の食&漬物作り

今朝、昨日の夕方に塩漬けした大根の様子を見回った。

何と「漬物石が宙に浮いていた!」

浮いた分だけ、一晩で大根が沈んだことがわかった。4段の重しの下3段は、沈み込みながらやや傾いていた。

仮に最上段の重しを紐で支えてなかったら、もっと傾いて沈み込んでいたはず。もしかしたら、最上段の重しが傾いてずり落ち、簡易物置に被害を与えていたかも知れないと思った。

万一を考え、重しを紐で支えておいたのが無駄ではなかった! 

早速、大根を平になるよう調整したり、宙に浮いた重しの紐を緩めたりした。さて、明日は、どんな状態になっているのやら・・・

 


(漬物作り)第2弾・大根の麹漬け準備 60kg

2018年11月27日 | 我が家の食&漬物作り

陽射しが暖かい。風もない。大根を水洗いするには絶好の日和だった。

第2弾の「大根の麹漬け」を作るため、その前処理の塩漬けをした。

前回同様、60kgの大根を収穫し水洗いした。前回の1本1kg平均と違い、大根畑の大根だけに1本400~500gの手頃サイズが多かった。

15kg入りの大根がコンテナ4杯。

100Lポリ容器に45kg、小さなポリ容器に15kgを塩漬けした。粗塩は大根15kg毎に500gを使った。

重しが傾かないよう平に並べたつもり。ただ、何十キログラムもの重しを載せると、どうしても傾いてくる。万一、大きな石が転げ落ちて簡易物置が壊れるのを防ぐため、傾いても落ちないよう石を紐で支えた。

数日間は、毎日、重しの傾き具合をみて平になるよう調整したり、水上り具合をみて重しを軽くしたり。5~7間の塩漬けが終われば、次の「麹漬け」作業に移る。

これで、120kgの大根を漬物作りに使ったが、まだまだたくさんの大根が残っている。料理では食べきれないし、アチコチ配っても配りきれないし・・・ かと言って、これ以上の漬物を作るのも・・・ 

白菜畑に間違って植えた大根が、こんなにも頭を悩ますことになるとは・・・ おまけに1kg以上もあるバカでかい大根ばかりだったし・・・



家内の帰りを待つ「我流チャーハン」

2018年11月27日 | 我が家の食&漬物作り

お昼ご飯を作った。チャーハンを作ってみた。

素人コックの作り方は、もちろん我流。誰もがアッと驚く手抜き調理とは・・・

1.みじん切りした玉ねぎを炒め、取りだしておく

2.温かいご飯をボールに取り、マヨネーズをタップリかけ(パラパラチャーハンにしたいため)て混ぜる。溶き卵をかけ(ご飯に混ぜておくと均等に絡めやすいため)て混ぜる

3.2に食塩・胡椒・鶏ガラスープをふりかける。混ぜながら味をみて調整する(炒めながら調味料を入れると、味見したり炒めたりの作業が慌ただしくなるため)

これで味付け完了。

4.熱したフライパンに入れ、程よいところで炒めておいた玉ねぎを投入し、シャモジで混ぜながらパラパラになるまで炒める

お椀を使ってお皿にポイ。これで、出来上がり。

どんな手順で作るかは気にしないのが我が流儀。素人コックの「我流チャーハン」が出来上がった。

孫守から帰ってきた家内、「お昼作ってくれたん!」「帰ってから何を作ろうかなあと思案してたんよ」「おおきに」。

「チャーハン」も美味しいと言ってくれたが、お昼を用意しておいたことが嬉しかったみたい・・・


朝は、いつもどおり定番の朝食を作った・・・

「ワー 豪華やなあ! 作ってもらったら美味しい!」との「おだて言葉」に踊らされ続けた結果、今は朝のコック長の座に収まっている・・・ 

 


直売用の安納芋 急な「夜なべ作業」に備えて 

2018年11月26日 | 家庭園芸&直売所

直売所の売れ行きを見て商品補充するかどうかは、売上メールを受信した家内が主導権を持っている。

1日の最終メールを見てから判断するので「夜なべ作業」判断が下るのは夕食後にくつろいでいる時間帯。

急に朝晩の冷え込みが厳しくなってきただけに、気合を入れないと暖房のない倉庫には向かえない。

そんな夜の倉庫での作業時間をできるだけ短くしようと、昼間の暖かい時間帯に「出荷準備」しておいた。これで、いつ、「夜なべ作業」の声がかかっても、短時間ですませられそう!

 


2025年の万博開催決定で 前回の1970年万博が思い浮かんだ

2018年11月26日 | 旅行・街歩き・お店・写真

お隣の大阪・夢洲( ゆめしま )で2025年に万国博覧会が開催されることが決まった。

このニュースを聞いて、真っ先に思い浮かんだのは大阪・千里で開催された1970年の万博だった。ただ、思い出そうとしても記憶が脳の奥底に沈んでしまったのか、うっすらとしか浮かんでこなかった。

その時は学生だった。万博は知っていたが、その混雑ぶりが報道されていたこともあって行きたいとも思っていなかった。たまたま、借りてるアパートの家主の娘さんが、「この夏休み、万博会場のレストランでバイトすることになった」と喜び勇んで伝えに来たことは鮮明に覚えている。多分、それがきっかけで万博にでかけた気がする。

暑い夏の日だった。アメリカ館などの人気館はどこも長蛇の列だった。並ぶのを諦め、比較的空いているパビリオン巡りをしたことを覚えている。どのパビリオンを回ったのか、どんな展示物があったか、一人で行ったのか誰かと一緒に行ったのかは全く思い出せない。覚えているのは、娘さんがバイトしているレストランに入ってカレーライスを頼んだことと、奇抜なデザインの太陽の塔があったことぐらい。

7年後に開催される万博、見たいと思うパビリオンがあるのかどうか、予想される大混雑の中を歩き回る体力・気力があるのかどうかは、その時になってみないと何とも言えない。

ただ、50年近く前の万博の全ては思い出せないにしろ我が歴史にしっかり刻まれていることがわかっただけに、元気であれば2025万博も我が歴史の1ページとして追加しておきたい気もしている。

「2025年万国博覧会、大阪に決定!」というニュースが、48年前に我が脳にインプットされた情報を断片的に掘り起こしてくれた。タイムカプセルを掘り起こしてるような気がした・・・

 


(漬物作り)「大根のこうじ漬け」60kg

2018年11月25日 | 我が家の食&漬物作り

100Lのポリ容器2つに30kgずつ塩漬けしてあった大根が、どちらもほどよく水上りしてきたので、「大根の麹漬け」60kgを仕込んだ。

1.11/17に塩漬けした大根30kg:今日で8日目

2.水切りした:30kgの大根

3.30kgずつ、2回に分けて麹漬けした。

①市販の「たくげん(麹漬の素:米麹)」は大根15kgに1袋なので2袋使った。甘いのは嫌い・真っ黄色に染めるのもイヤなので、付属の甘味料・着色料は説明書きの1/5にした。砂糖も1/5にした。これらをボールで混ぜ合わせておいた。

②塩漬けした100Lのポリ容器よりも二回りほど小さなポリ容器に漬物袋を拡げておき、その中に大根を1層並べるごとに混ぜ合わせておいた「麹漬けの素」をふりかけた。上に載せる重しが傾かないよう できるだけ平になるよう並べた。6層になった。最上部は多い目にふりかけた。

もう30kgも同様にして別のポリ容器に漬けた。

4.各ポリ容器に重しを3つずつ載せた。1つはビニール袋の中に入れ、他の2つはビニール袋の外から載せた。水が上がってきたら、上の2つの重しはお役御免となる。重しは全部で約30kg。使わなくなった「石臼」を一番上に載せた。

5.フタができないので布で覆った。水上りしてきて、2つの重しを取り外すまでは、この状態のまま。フタが落ちないよう小さな重しを載せておいた。

2~3週間後、水上がり具合を見ての「味見」が楽しみ・・・

さあ、もう60kgの大根の麹漬けを作らなくっちゃ。

今年は、120kgの「麹漬け作り」に挑戦する。我が家の記録更新だ! 去年の75kgにもビックリしていたご近所の人達、120kgと聞けば腰を抜かすかも・・・

待ってくれている人達に、今年はたくさん食べて貰えそう!


・・・・・ もうすぐ「日の出」・・・・・

早朝、直売所に車を走らせている途中、持っていたスマホでパチリ。



安納芋 初日の直売所からの売上メールは・・・ 夜なべする?・・・

2018年11月24日 | 家庭園芸&直売所

今朝、2カ所の直売所を回り、今季初めて安納芋を「20袋ずつ」並べてきた。初日だけに、家内のスマホの着信音が鳴るたびに、食事を中断したり畑作業を中断したりの落ち着かない1日だった。

さつま芋が売れ残った場合、1週間に1回、直売所の定めた曜日に引き取ることになっている。今日、出荷した分は、その期間内に売れればというつもりだった。

1つの直売所から来た今日の売上メールは、売上数量が5袋とまあまあの売れ行きだった。引取日までは3日間あるので、ほぼ予定通りだった。

もう1つの直売所からは、予想以上の売上メールが届いた。11袋も売れていた。

夕食後、家内から「半分以上も売れた直売所、引取日まで6日間もある」「明日、売れた分の11袋を補充しに行く」「準備して」との声がかかった。

「今年は収量も少ないのだから、あわてて売らなくても・・・」という自分の声は届かなかった。急遽、倉庫で夜なべ作業となった。出荷準備作業の役割分担は、ほぼ決まっている。

自分は「さつま芋」の大きさ・形をみながら計量し、1袋に入れる個数と売値を決め、価格別にテーブルに揃えておく。大きいのは単品売りもする。

家内は、自分が用意した「さつま芋」の分量に応じて何種類かのビニール袋を使い分けて入れ、バックシーラーで封をし、「出荷者名・出荷者コード・品名・価格とバーコード」のついたシールを貼る。最後に、パソコンで作った安納芋の特徴を記したシールも添付する。

出荷も役割がほぼ決まっている。会員である家内一人が直売所に持って行けばいいはずだが、ほぼ毎回、自分に運び役(兼)運転手として声がかかる。

明日も、早朝の日の出前から出動となったが・・・ 自分が作った芋を夜なべも厭わず夢中になって売ろうとしてくれている家内がいるから直売ができている。感謝しなきゃ・・・夜なべ作業を終え倉庫から出ると、東の空から「まんまるお月さん」がみつめていた・・・

 

明日から、しばらくはこうした日々が続くことになる・・・

 


「安納芋」を2つの直売所に出荷 開店前の直売所

2018年11月24日 | 家庭園芸&直売所

今朝、会員である家内を乗せて2つの直売所へ出荷してきた。用意したのは「安納芋」40袋。

今年の「安納芋」は猛暑対策しなかったので収穫量は例年の2~3割ぐらいだが、食べきれないしアチコチへ配りきれないので出荷することに。台風で被害の多かった「富有柿」は、出荷するほどの収穫量がなかったので今年はパス。

1つの直売所は昨日が引取日だったこともあって、日の出前に着いたのに多くの出荷者で賑わっていた。みんな、毎日、こんなに朝早くから頑張ってたんだと感心するばかりだった。

もう1つの直売所は商品補充日だったので、出荷者は多くはなかった。顔なじみの現場責任者から、「今年は安納芋を出荷しないのかなあと思っていた」とのこと。気にしてくれていたんや。

今日から、定時に家内のスマホに売上メールが入ってくる。ただし、「売れたら」の話。1カ所は「10時・11時30分・13時・15時・17時・18時30分」の6回、もう1カ所は「12時・15時・17時・19時」の4回。

定時に売上メールの着信音が鳴るかどうか、いくつ売れたのか、その「ワクワク・ドキドキ」が楽しい。夫婦で一喜一憂する様は、子どもがゲームで一喜一憂しているのと変わらない。売れない日は、「芋を食べたいお客さんが来なかったのかも」と開き直るしかない。

以下は、開店前の朝7時半頃の直売所

商品補充が終わる8時半には、農産物で溢れる。

<有田みかん:箱売りコーナー>

<有田みかん:バラ売りコーナー:いろんな品種がある。特徴を知らない人は買うのに迷いそう。試食できるミカンを味比べして選ぶのが無難かも・・・>

<野菜コーナー:まだ補充されていない売り場も・・・>

<加工品コーナー:提携先のファーマーズマーケーットの「りんご」?>


・・・・・朝の一仕事を終えて・・・・・

<朝食後のひととき:風もなくポカポカ陽気なので、家の中にいるより暖かかった>

<灰皿代わり>

<虹遊び>

 


(漬物作り)大根の塩漬け6日目 水が上がってきた

2018年11月23日 | 我が家の食&漬物作り

先週の土曜日に塩漬けした大根が、ようやく水上りしてきた。

60kgと多かったので、30kgずつに分け、2つの100Lポリ容器に塩漬けした。普通なら3~4日目には水が上まであがってくるが、今回は太くて大きい大根だったからか水上がりが遅かった。

「こうじ漬け」作業に入るには、もう3~4日かかりそう。

<1つ目のポリ容器:水上りOKなので、4つの重しを2つに減らした>

 

<2つ目のポリ容器:水がギリギリしか上がってきていないので、重しを3つ残した>

 

<どちらも、重しが少なくなったので、布を外し、フタに替えた>

塩漬けすると大根の水分が減るので、次の段階の「こうじ漬け」はもう一回り小さなポリ容器で漬け込む。

我が家には、100Lの大きなポリ容器は2つしかない。塩漬けが終わってこの大きなポリ容器が空かないと、第2弾の60kgの大根の塩漬けができない・・・



我が家庭園芸は「ふれ合い手段」 冬の夜長の独り言

2018年11月22日 | 家庭園芸&直売所

昔、高倉健さんの任侠映画を観た後、映画館から出ると高倉健さんになった気分で肩で風を切って街を歩いたという人も多い。

昨夜、ちょとした機会があって普段は読まないような書物を読んだ。冬の夜長、かつて高倉健さんになった時のように、その書物の影響を受けてか、ふと脳が作動して我が家庭園芸を見つめ直すことになった。

・・・・・・・

趣味で家庭園芸する人は別にして、自分や家族が食べるだけの自給自足をめざす家庭園芸なら「多品種少量栽培」。我が家庭園芸は、できるだけ多くの人に配って喜んでもらおうとするから「中品種中量栽培」になる傾向が強い。

農産物交流は、単に物の受け渡しでなく、人と人がふれあう機会を作ってくれる。人とのふれ合いは単調な田舎暮らしを豊かにしてくれるし、喜んでもらったり感謝されれば心が弾むし再生産意欲も湧いてくる。

自給自足が「自分と農産物だけの関係」で成り立っているとすれば、我が家庭園芸は「自分と農産物と人々という三角関係」で成り立っている。そのことが、我が家にはない農産物は貰うという双方向交流ともなっているし、人とのふれ合いもより増えてくる。

怠惰な性分の自分は、己を律することに甘い。宗教ならば、難行苦行で悟りを開こうとする「自力本願」は対岸にある。せいぜい形だけの「他力本願」がやっとかも知れない。

そんな自分には、三角関係の家庭園芸でないと続かない気がする・・・

・・・・・・・

人と人を繋いでくれる「安納芋」は、10月から既に6~7個ずつぐらいだが10数か所に配ったし、今もなお配り続けている。2回目の配りも始まっている。最近では、さらに「大根」も加わった。年末からのふれあい手段には、「大根の麹漬け」が登場する。

今日は朝から霧雨だった。車に「安納芋」「大根」「近所から貰ったミカン」を積み込んで、配りに走った。

<高速道路から見えるミカン山(海南市下津町付近):年明けに出荷する蔵出しの「下津ミカン」の産地:有田みかんが終わる頃を待って出荷される>

 

<阪和道・京奈和道を繋ぐ天空の「和歌山JCT」を下から眺めた>

 


スーパーカブ「オバチャン」と「さつま芋談義」 畑、見んといて!

2018年11月21日 | 家庭園芸&直売所

腰痛は完治していないが、畑が呼んでいる気がしたので、「腰椎ベルト」を締め軽作業をした。畑に出るのは4日振りだった。

そんな時、畑の横を通る道路から女性の声が聞えてきた。声の方を見ると、スーパーカブに乗った見知らぬ「オバチャン」だった。道路脇にカブを停めていた。

カブのオバチャン:「チョット、聞かして欲しいんやけど・・・」「ウチの芋、この間掘ったら、小さなものばかりやった。掘るのが早かったんやろか」

自分:「いつ植えたん?」

カブのオバチャン:「ここと一緒」

自分:「4月? 6月?」

カブのオバチャン:「4月」

自分:「それやったら、早くない」

カブのオバチャン:「この前、ここを通りかかったのでみたら、さつま芋を掘った跡やった。ここのは、大きかったん?」

自分:4月に植えた苗は、遅れて10月に掘ったんやけどバカでかくなっていた。

カブのオバチャン:「ウチ、寒いからやろか」

自分:「家、どこ?」

カブのオバチャン:「〇〇よ」

我が家から車で15分ほどの観光ブドウ園のある千葉山(標高542m)の山頂近くだった。

自分:「ここよりは多少涼しいやろうけど、この夏は猛暑続きだったから寒くはなかったと思うけど」「それよりも、植えた芋の品種は? 土壌によって出来不出来が違うし・・・」

カブのオバチャン:「芋の品種? わからん」

自分:「そら アカン」「作りやすいのは「紅あずま」。大概の土壌でも育つで」

カブのオバチャン:「紅あずま? いいこと聞いた。来年はそうしてみる。「紅あずま」・「紅あずま」・覚えた。忙しいのに手を止めてすみません。おおきに」

丁寧にお礼を言って、颯爽とスーパーカブで走り去った。

話しを聞いていて、この「オバチャン」も、この道路を通るたびに我が家の芋畑をずーっと観察していたことがわかった。地区外の知人や見知らぬ人から我が家の「さつま芋」の話が出てくるのは、二度や三度どころではない。

声なき声も入れると、たくさんの人が我が「家庭園芸ぶり」を眺めているのは間違いない。場所柄、どうも注目されやすいのかも知れない。周辺の畑がミカン畑ばかりなので、風変わりな作物をたくさん作っている光景が珍しいのかも知れない。

そんなことに思いを馳せると無言のプレッシャーになるばかり。道路脇に、「勝手気ままな手抜き栽培の家庭園芸です! ご覧いただくほどの畑ではありません!」との看板を立てたくなってくる。

見られて嬉しい家庭園芸? それは無理・無理・無理・・・

 


田舎のつきあい 「大根・安納芋」でお礼をしたら・・・

2018年11月20日 | 田舎暮らし&家族

陽が沈み薄暗くなったので、農家も「みかん園」から戻っているはずと思って軽トラで訪ねた。

先月の「極早生みかん」を貰ったお礼にと、借りていたコンテナ1つに「葉付き大根」、もう一つのコンテナには「傷物の安納芋」を入れて持って行ったが留守だった。やむなく、玄関先にコンテナを積んで置いて帰ってきた。

置いてあるコンテナや貰ったものをみれば、誰が持ってきてくれたのかはお互いにわかるのが田舎暮らし。真っ暗になってからお礼の電話がきた。

近所のみかん農家:「おおきに。野菜もん、作ってる余裕がないんで助かる・・・」

自分:「もう暗いで。よう頑張るなあ」

近所のみかん農家:「採らなしゃーないし・・・早生みかん、食べる?」

自分:「貰う。2S・3Sの小粒サイズ。大きいのはいらん」

 

夕食後、コンテナに入った「宮川早生みかん(早生みかん)」を軽トラに積んで持ってきてくれた。

自分:「エー わざわざ持ってきてくれたん。また、今度、貰いに行こうと思っていたのに」

近所のみかん農家:「知り合いに頼まれてミカンをコンテナ2つに入れて用意しておいたら、さっき来て、車のトランクに1つしか入らんと言うんで、その余った1つを持ってきたんよ」

既に用意してあったためか、2Sサイズ中心だった。

1つ味見してみた。我が味覚では、糖度12度弱、酸は切れていた。甘い美味しいミカンだった。

近隣の農家は早生みかんの生産量が最も多いので、今が最盛期。

大半がJA共選出荷者。朝から暗くなるまで収穫し、夕食を手早く済ますと、夜遅くまで倉庫で簡易選果機を使って「家庭選別」をする。選別したミカンは、翌朝、JA共選へ出荷する。

そういう日々が、12月中旬まで続く。朝晩冷え込むと辛い・・・昔、我が家も兼業農家で「みかん」を作っていた一時期があった。この時季になると、いつもその頃の大変だった事を思い出す・・・

 

・・・・・ 今日の「虹」遊び・・・・・

<庭に虹を作ってみた>