紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

果汁あふれる「清見」を貰った 我が子「デコポン」と出会った

2018年04月04日 | 田舎暮らし&家族

「清見」の生産量は本県が全国2位らしいが、近隣農家で出荷するほど栽培している人はいない。我が家でも滅多に食べることはない。その「清見」を、ご近所の人が「親戚からの貰いものやけど」とおすそ分けしてくれた。

「温州みかん(宮川早生)」と外国産の「トロビタオレンジ」という国際結婚で生まれたのが「清見」。その「清見」を味見してみると、溢れるばかりのジューシーさだったが、甘さよりも酸味が強かった。

今、我が家ではご近所の農家が作った「デコポン」を朝食時に食べている。このデコポン、生い立ちは「清見」と「ポンカン」を交配してできたので、「清見」の子どもになる。不知火(デコポン)の開発者は、「清見」を甘くするねらいで甘味の強い「ポンカン」をかけ合わせたに違いない。

今日、親である「果汁たっぷりで酸味が特徴の清見」と子どもの「甘いデコポン」が、我が家の食卓で再会する。

<清見>

 

<切ると、果汁があふれ出てきた>