小学生のころイタリア映画『にがい米』1952年公開を見た
お色気ムンムンのお姉さんたちが出稼ぎ労働、田植えをする。
イタリアでコメを作るのも驚きだが、こんなに長く伸びた苗を手で植えるのも
驚きだった。
お姉さんたちは今で言うセクハラを受けながらも貞操を守り通し(小学生なが
らそこまで理解出来る俺さまは偉い!)
1年間働いた報酬コメ30kgを貰って故郷へ帰る。
1年間働らいてもたったの30kg? 凄い格差社会の時代?
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1998年 全国の農協職員24人とヨーロッパ5ヶ国を巡った。
名目は先進国視察、実質は21日間の観光旅行、只で。
イタリアを巡った時
バスガイドさん(イタリアに住む日本人)がこんなことを行った。
皆さんは農協職員さんですね。
そこで言いたいのですが、イタリアのコメってどうして不味いのでしょう?
俺「えっ?イタリアでコメ作ってんの?」
ええ、イタリアの北のほうで。日本の品種 あきたこまち を作付してるんですが
日本で食べる あきたこまち とは全く異なり不味いんです。
どーしてなんでしょう?
俺「あのですね、日本のコメが美味しいのは、田んぼが雪の下になるからですよ。
新潟コシヒカリが美味しいのは新潟の田んぼは長~く雪の下になるからですよ。」
あーそうでしたの、さすが農協さん聞いてよかったわ。
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今日、ドイツZDFのニュース イタリア北部の 米作地帯が大干ばつ
斜線の地帯で穫れるコメの量はヨーロッパで消費される50%を賄う。
それが今年は干ばつで水田が干上がっていると農家さんが案内
川の水が無くなって苗の生長が止まった。
カラカラの田んぼから苗を引き抜くと
苗は水分が消えて土がポロポロ崩れ落ちる。
もうダメだ、コメは全滅。にがい米さえ穫れない。
地球温暖化は干ばつをまねく。 日本の干ばつ 今年は四国から始った。
7月には各地の水田が干上がります。
畠迷惑Roger