畠迷惑なBlog

こちらは国内編。国内ネタ無い時は海外編:http://blogs.yahoo.co.jp/roger_hataを書く

オラ キレタ! だ!

2010年12月31日 21時45分55秒 | 日記

オラ キレタ! だ! 

なしてが? ま、以下の4コマ漫画2つ スクロールして 見て下さい!




おらの元の職場は農協の県レベル、団体法人。
月間で果樹農家向けの情報誌を発行していた。
年間購読料は4、~5千円だったと思う。
発行部数は4千部くらいで購読者は主に福島県。長野県、山梨県の果樹農家にも数部発送。

この情報誌に4コマ漫画が載っていた。ところがなんぼ読み直してもサッパリ面白くない。

おら、4コマ漫画のセオリーは、こうあらねばならないって思っていた。
1)起承転結であること。
起承転結とは
①起:何かが始まる。
②承:①の起が継続する。
③転:あらたに何かが起きる。但し、④の結を悟られないこと。
④結:オチ。

2)助兵衛であること。すなわち、こっつあがね、こと。

3)吹き出し(セリフ)は極力無いこと。
漫画は絵である。セリフ(言葉)でオチは許されない。

そこで、編集担当者と話してみた。
編集担当とは言っても若造で、原稿を集めて印刷に回すだけ。彼には何の権限もなかった。
「あのよー この漫画よー、誰が描いてんだ? ちっとも面白くぐね。わが、どう思う?」
「前任者から引き継ぎで聞いたのですが、漫画は元県職員で、かなり年配の方が趣味で描いているようです。かなり前から掲載していたらしいです。この漫画どこが面白いのか僕もわからないんですよ。」


「だったらよー。 俺に描かせてみないか?」
てなことで、編集担当は上司の松◎課長に相談。

松◎課長は反対したか賛成したのかわからんかったが、元県職員に代わって俺が漫画を描くことになった。

とは言っても、俺のことだから、助兵衛(昔の人は、こっつあがなしと言った。)なアイデアは沢山あるけど、絵;マンガを描く才能は皆無。漫画週刊誌を買い、人物をどう描くか練習した。

漫画を描くにあたり、助兵衛に徹することにした。助兵衛でなかったら俺の漫画じゃねえ。ペンネームをこっつあがなしとし、漢字では滑津赤梨とした。

こと果樹栽培の情報誌である。梨の種類;二十世紀は青梨。長十郎は赤梨。よって赤梨とした。

 

元の漫画家には1本2,500円の報酬が支払われていた。

俺は、自分の職場だから報酬をもらうことは出来ない。

でも編集担当は「ペンネームで描けば郵便小切手で支払うことは違反でない。寄稿依頼者には郵便小切手で支払っているから。」と言って来た。

俺は元々卑しい男、報酬は何ぼでもいいから絶対欲しい。報酬をもらうってことはプロに成ったと自覚するし第一気力が沸いてくる。


報酬をもらうことは簡単ではない。

報酬を郵便小切手で受け取り現金化するにははんこ:印鑑が必要。困った。

三文判の売っている店をみつけては、はんこがぎっしり詰まった筒をぐるぐる回してやっと見つけた。姓がなめつ滑津

報酬は4本分を一括で1万円。源泉徴収1割差し引かれ9千円の郵便小切手を現金化した。

編集担当は郵便小切手を俺の自宅に郵送してくれた。これは正しい。が、彼は住所・氏名で 畠正夫様方滑津赤梨様なんて書くもんだから郵便配達人はおらいの玄関戸を開けて

ごめんください! こちらに こっつあがなしさんていますか?」などと大声で叫んだ。

おっかあは「この馬鹿親爺! 世間様に聞こえて恥ずかしいったらありゃしねえ。」っておれどご怒った。

俺の漫画は松◎課長に受けて彼を喜ばせた。以来、松◎課長は俺の席にやってきては、俺を”こっつあがなし こっつあがなし”って呼ぶようになった。

俺は、こんちくしょう、このバカヤロウって思ったが、彼は課長職。俺は最下位の主任職。彼につっかかることは出来なかった。

定年で職場を去った松◎課長をスーパーの店内で見かけたので声をかけてあげた。

「松◎さんしばらくですね。お元気でしたね。あの節はお世話になりました。私も定年退職、3年経ちましたから。

松◎は、かつての部下A氏が現在、自分より出世していることを俺に向けてブツクサこぼしてみせた(誰が見たってA氏のほうがおめえより能力あるぜ)

更に数年後、同じスーパーの店内で今度は松◎が俺をみかけた。

「おーぃ こっつあがなし! こっつあがなし!」って大声で俺を呼んだ。あたりの人は皆、俺に注視する。

突然、オラ キレタ!

松◎! あんだあ いつまでオレどご、そだごど呼ぶんだ!退職したオラ、おめえとは上下関係なんてとっくにねえんだぞ!

松◎は「悪かった悪かった。」と詫びた。「昔のよしみで、こっつあがなしと呼んでも良いと思っていた。」とぬかした。・・・松◎はいくつになっても馬鹿だ!

畠迷惑Rogerでした。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状 いらねえよ

2010年12月29日 20時45分01秒 | 日記

まだ働いていたころ、職場に「虚礼廃止」の通達文書が回って来た。

職員間でお歳暮などをやらないよう・・・・とのお達しだ。

俺ら昇進からとり残された者どもが集まって「これってよー、上司に贈り物をして昇進している奴がいっから、こんな通達が出るんだよなー。」

俺が発言した「いや、贈り物をしたってダメですよ、俺がそーですから。わはははは・・・・皆シーンとなった。

ああ、やっぱりなあ、俺のジョークを理解出来ないこいつらホントにお馬鹿だわ、出生しねえよな。わははは・・・

 

俺、定年退職した年の年賀状に

特に職場で同僚だった者共に「定年につき年賀状のやりとりを廃止します。今までのご厚誼に感謝します」って書いて出した。

同僚にとって、オラみたいな年寄りへの年賀状は虚礼なのだし。

以来、その者共には一度も年賀状を出していない。


ところが何年経ってもいまだに年賀状を寄越す者がいる。

俺から出していないことに気の毒になって5年前に再度「年賀状止めました」って書いたのにもだ。

結局、彼等は(失礼ながら)名簿のメンテナンスを怠っているのだ。機械的に印刷しているに過ぎないのだ。

ってことは喪中の葉書が来ても平気で年賀状を送っているかもしれない。

来年も送って来るのだろうな。でも、俺からは出さないかんね。


ついでに

年賀状に自分の子供の写真を印刷して寄越す者がいる。

オラ、おめえの子供と友達じゃねえ。って言いたくなる。

けど、本人にとってはそれが年賀状と思っているのだからオラが何を言っても止まないべな。

元の職場の同僚◎田君の年賀状には子供が生まれた時以来、づーっと子供の写真が収められている。

その子供はとっても美人で◎田君が写真掲載を止めたくない気持ちがわからないわけでもない。

でも、一度年賀状で注意してあげた「今の世の中、いろんな犯罪が起きますよね。お嬢ちゃんは美し過ぎます。でももう高校生になったのですから載せないほうが無難でしょう。」でも彼は止めていない。

畠迷惑Rogerでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユニクロ世代と赤毛のアン

2010年12月24日 22時08分32秒 | 日記

赤毛のアンって(子供の)アニメと思っていた。

けど、カナダの作家L・M・モンゴメリ1908年に発表した長編小説。

原題はAnne of Green Gables グリーンゲイブルズのアン。

直訳すると青い切妻屋根のアン」・・・青い切妻は小説では「屋号」なのだ。

桜の聖母短大の原語で読む赤毛のアン講座を受けていました。

この講座の受講生はたったの4人。俺(68歳)の他3人は女性で、深谷さん(75歳)さらに60歳と50代。

講座の佐藤先生は50になったかならないかの女性。毎授業時、この小説に登場する(100年前のレシピで)お菓子を焼いて来て私達に食べさせてくれた。冷凍庫の無い時代で氷だけで作るアイスクリームも食べさせてもらえた。

でも、この講座は生徒数不足で12月で閉講となってしまった。

ところでこの物語の主人公アン(11歳)は孤児院から小農家、カスバー家に到着する。カスバート家では男の子を引き取って農夫として育てるつもりだったが、手違いで女の子アンが来てしまった。困った農家の主婦、マリラはアンを一晩だけ泊めてあげても追い返そうと考えた。アンをベットのある部屋に案内する。


この部屋の描写、作家モンゴメリが生きた100年前の生活道具が綴られる。

佐藤先生は訳しづらそう。見たこともない道具に参考書をあちこちめくる。

ここで、年の功、深谷さんの昔話に英語の理解が深まった「あのね、昔は全てが手縫いだってでしょ。着物の袖口などはね。縫い目が見えないようにくけ縫いと言って・・・・」

子供の頃、オラが学校から帰った時刻、オラが母親は、いつも縫い物をしていた。クケ台の上に座布団を敷いてその上にどっかと座り、

 

 



 

 

 

 

クケ台にはかけはりをくくり付け、かけはりは布をくわえて、


すなわち布の一方が固定されているので、母は両手が使えて・・・・・・・・・・・

こんなことを思い浮かべた。

 

深谷さんの話、皆、しばし教科書を離れて聞き入った。

現代はユニクロ時代、

家庭での縫い物、ツギハギは一切不要。身の回りからこれらの道具は姿を消した。

手縫いは趣味の世界にだけ存在する。

ところで、深谷さんって誰?って思うでしょう。

有名な漫画家、深谷陽(あきら)とその姉(姉はもっと有名な漫画家)深谷かほるのオカンです。

深谷かほると言えば、テレビドラマ ハガネの女の原作者

オカンはドラマが大ヒットして喜んでいました。


ハガネの女の主役:吉瀬美智子


ついでに

英語 Go to bed, Go to bed! は変だ!

この小説アンは孤児院から、手違いで農家に 来てしまった。

そして一晩だけで追い返されることを知ったアンは泣きべそをかく。

マリラは泣いてるアンにむかって、もう寝なさい:Go to bed って言う。

どんなに英語が苦手でも Go to bed が寝なさいって意味だってこと、日本人なら皆知ってると思う。

で・・マリラはアンが寝たかな?と蝋燭を手に部屋に確認に行くと、興奮しているアンはまだ眠っていなかった。 そこでマリラは早く眠りなさいって意味をこめてベットで天井を見つめているアンに向かってこう言うのである。Go to bed:眠りなさい!

作家モンゴメリさんよー

あんたの時代には、お父さんとお母さんが、これからイイコトしようとしているのに子供が起きていたら Go to bed ! って叱り飛ばし。

もう眠ってくれたかな子供。と思ったのに子供は聞き耳立てていたら、またGo to bed って言って叱ったんですね。ボキャが少なかったんですね。

現代ではGo to Sleep って言うようになりましたからね。

畠迷惑Rogerでした。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おっち(死)んだパソコン、生き返れ

2010年12月14日 21時40分35秒 | 日記

おっち(死)んだパソコンどうすっぺ・・・・って長いこと考えていました。

失ったデータも大きいが、そのデータ(写真等)を復活させるのに金かけたくねぇし。

悪いのは電源ユニット。電源ユニットを取り替えたらパソコンは生き返るはずだ。

電源ユニットを求めてパソコンショップ、インターネットで検索した。

パソコンショップで見る電源ユニットは3千円~3万円まで陳列されて、どれが適性かわからない。

電源ユニットは形状が1個1個異なる。機械オンチ、パソコン知識無しの俺はこれでお手上げ。

電源ユニットの製品番号でインターネットで検索するも製造打ち切りの情報しか得られない。

インターネット検索を繰り返していたら、ある日、兵庫県の方がYahooオークションに出品していることがわかった。

たったの千円。製品番号同じ。これだ!

出品してくれた方は、パソコン本体/マザーボード内の一部機能が故障して俺同様の廃棄処分を。

けど、電源ユニットは何ら問題ないのでYahooオークションに出品してくれたのだった。



迷いましたよ。

おらが持っているオークションの知識って、騙される・・・ことだけだった。

オークションに応札して金を送ったけど、出品者はドロン、又はニセモノを掴まされる。・・・・ま、そんな知識でした。

で、その商品欲しさにYahooオークションの仕組みを読んでみて恥!

おら、世間の進化に乗り遅れていたことを知りました。

出品物と金のやりとりはYahooの管理の下に行われるんですね。安全・簡単・便利なシステムなのですね。

組み込み成功!

千円で落札した電源ユニットを出品者から送ってもらい、ダメなほうのユニットが挿していた配線コードを抜いては、同じボードに挿した。

そしたら動いた!パチパチパチ・・・・・




バツイチ息子に嫁が

なんですか、バツイチの息子に新しい嫁が来てくれた気分です。

Rogerの息子さんバツイチなんですか??ののの・・のー縁起でもねぇ!

このBlog、このパソコンからUPしました。

 

幸は長続きせず

このパソコンが再生したとたん、予備機、ノートパソコン(ほら、あっちのBlog、成田空港に置き忘れ、オランダ・スキポール空港で回収した)が本日、師走の14日入院しました。

液晶画面のバックライトが切れてしまった。画面の一部が暗いのです。

今年の正月、K’Sデンキから、お年玉セールで買ったばかりのノートです。保障期限の1年以内に間に合ったから不幸中の幸いだったです。安物買いをまた笑われそうでんな。

 

オークション出品は他人を幸せにする。

この度は、兵庫の方が、不要になったからとオークションに出品してくれたおかげで私はたいへん助かりました。

ここで、Rogerは考えました。不要になったおっかどご出品してみっか?

おらげのおっかは平気で言うべね『オラ、まだ処女だがんね!』

畠迷惑Rogerでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳家さん八、 奴は俺の後輩

2010年12月10日 09時58分49秒 | 日記

畠迷惑Rogerって 虎の威を借りるって言うか ハナクソくらいのことをダイヤモンドのように言う癖があります。

俺、既に何度も言いましたが18歳の時から8年間、東京の印刷会社で働いていました。 働いて2年後に、俺くらいの醜男、清水君が入社して来ました。俺は「もしかしたら、清水よりも俺のほうが1cmくらいハンサムでねかな?・・・なんて思うほど、お互い醜男を競ってました。

ところが、清水は職場の若いOLにモテる。2歳若いからか?OL共の会話に聞き耳を立ててみると”清水君って面白いころを言うのよー” うーん彼は東京生まれ、おらには無い、若いOLを引きつける話題を持っていることが分かって、悔しかった。嫉妬した。

3年後、清水は退職すると言い出した。”うわーっ、度胸があるなあ。 おら会社辞めたら生きていけねぇのに、印刷会社より良い仕事でも見つけたのか? 清水がいなくなれば、OL共、少しは俺に気をまわしてくれっかな?” 再びOL共のはなしによると清水は落語家になるために会社を辞めることがわかった。立川談志に入門すると言ったそうだ。へーぇっ?、給料ゼロの世界に飛び込む清水は何考えてんのかな?

俺は1969年にUターンして福島(実家)に戻った。農協に就職した。1970年、福島県文化センターが落成。こけら落としの演芸会があり、漫才や落語家がやってきた。 

ついでに:青空球児好児を叱る。

 こいつら1965年に結成。ネタは2つしかない。逆さ言葉ゲロゲ~ロの2つ。キャリアが長いだけの理由で球児は漫才協会の会長もやっている。45年も経ってもこいつらの漫才は少しも進歩しない。こいつら容認している放送界・漫才界はクソだ。

見たことのあるよう顔が登場して落語一席やった。柳家さん八と言った。その昔、NHKテレビ日曜午後に演芸番組があり、座布団をやりとりする大喜利(日本テレビの笑点と同じ形式)があった。ここには柳家さんがレギュラーで出ていた。

出張で上京した折、印刷会社で同僚だった大西君と会って一杯やった。その時聞いてみた「あのよー、NHKテレビの大喜利に出ている家さん八ってえの、あれ清水じゃねえかい?」

「あーそーだよ。清水君は出世したので会社の忘年会などに彼を呼ぶんだ。落語一席やってもらうんだよ。」

「あーそうかあ、杮落しで観たさん八は清水君だったのか、でもサ、清水は立川談志の一門に入門したんでなかったの?」

「ん、談志は弟子を採らない主義で、談志の師匠の小さん引き取ってもらったらしいよ。」

「あーそーゆーことで柳家になったのか、」

 

朝日新聞12月9日付け 耕論

オピニオン、デフレと年金 「ありがてえな」の感覚薄く のタイトルで

柳家さん八の寄稿が載っていた。現役世代が年金を貰えなくなるような社会にならぬよう、北欧のように税金を上げろと主張していた

俺の後輩、柳家さん八は朝日新聞から意見を求められるほど出世したようだ。・・・俺を超えたな・・・・

畠迷惑Rogerでした。 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする