高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

キャンプの朝(長期村裏話)

2012-08-04 06:42:05 | プログラム 子ども

 昨夜から自然学校のキャンプ場で野外泊をしている子ども達です。 私は学校正面の東屋にアウトドアデスクを構え(今もそこからブログをつくっています)テントも併設しています。 さきほど、6時ちょっと過ぎにキャンプ場を見に行きましたが、なんとまだ、誰も起きていませんでした。 朝の準備にまだとりかかっておりません。

 今朝も自分たちで朝食を作ります・・・、 昨夜のスタッフミーティングでメニューは棒パンと発表があったのですが・・、ボランティアスタッフは知らない、棒パンがディレクター提案、なおかつ「棒は自分達で拾ってくる」という無茶ぶりだったので、
「どういう棒がいいのか、もうちょっと説明した方がいいよ・・」とちょっと介入。

 薪で棒パンを30名以上が同時に作るのは・・そもそも朝飯のメニューなのか? 
棒パンは「体験メニュー」でメインディッシュにするのはいかがなものか・・・時間がかかる割には失敗も多いのです。
 まっ、言いたいことはたくさんあるのですが、オジサンはぐっとこらえて。

今日は身体を使う大きな活動はなく、休養日程だから時間がかかっても、失敗して結果あまり食べられなくてもいいか・・・。

「棒パンとホットケーキを併行して実施したら・・」とだけ提案して、後は任せました。

さてさて・・、どうなったことやら。
朝7時の音楽がかかりました(防災無線から流れてきます)。

も一度、様子を見てくるかな。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子ども長期体験村2週目 | トップ | 朝食づくり(長期村裏話) »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
7月イエティで (オッサン)
2012-08-04 07:39:38
オッサンの起床は4時半寝起きの一服二服…(汗)朝露に濡れた薪拾い集めて焚き火の準備!
火がおきたら、薪を遠火でかわかしながら三服目…子供達が起きて来る前にイッパイ吸わなきゃ…時間になったら皆を起こして…すぐに朝食の準備を始められるようにしてたぞ!!
…と言うのも、前日の海で遊ぶ時間が少なかったから、朝食べ終わって準備の出来た子から海へ入れるように…と
朝飯前から…起床時間前から全開だぜぃ
返信する
Unknown (高木)
2012-08-04 10:08:40
長期活動は、スタッフが気張り過ぎても、3週間持ちませんよ・・。 ボラスタッフが来てから、1ヶ月間の合宿状態が続きますからね。
返信する
Unknown (boh2)
2012-08-05 18:25:58
昨年のチャレンジプログラムにて、同じく朝食の棒パンでメンバーが苦しめらていました(笑)。
子どもたち曰く、以前はうまくいったのでメニューに入れたそうです。

 プロは難しいことをさらっとやってのけてしまう。それを見た、或いはプロのお膳立てに気づかず、うまくいった経験がこういったことにつながるんでしょう。 まぁ1食くらい食べなくてもなんとかなるもんです(笑)
 やり方を知る理解ではなく、、その背景にあることを掴み取ることを養っていきたいもんですね。
返信する
Unknown (KHR母)
2012-08-07 11:49:51
日頃子どもたちは、大人のお膳立てに満ちた世界で生きています。

このキャンプもお膳立てされた世界であることには変わりないのですが、心地よく寝ることも、おにぎり一個のご飯を頂くことも、気持ち良い服に着替えることも、命を落とすことなく遊ぶことも、我慢も協力も自主性もなく人任せにしていたら実はどのひとつも叶わないという現実を知る貴重な体験の場だと思っています。

我が子から「食事作りが上手くいかず、ご飯食べれなかった」なんてそこだけ聞くと、不憫で胸が痛くなりがちですが、ここは親も我慢我慢。
一食分のご飯より、次につながる力や知恵をお腹いっぱい頂いたと思うことにしましょう。

上手くいったり、いかなかったり、頭で理解していたことと現実の自分の力の差など、是非いろんな失敗体験をして欲しいです。 何回目かには成功体験に変わります。 本物の自信に変わると思います。

私たち親は、準備万端で楽しいだけの自然体験を望んでねおすに子どもを送り出しているわけではありません。

返信する
さすがKHRママ! (IDUママ)
2012-08-10 08:17:58
さすが、第一期山村留学生のママ!素敵なコメントです!
我が娘も、先月高校の企画で二週間のオーストラリア短期留学を経験してきたのですが、携帯電話の国際通話機能を解除しておいたところ、留学中に通っていた学校のPC室からフリーメールからわざわざ連絡してきました(笑)。
よっぽどさみさかったのでしょうか(笑)。
それでも帰国後の話によると、さようならパーティーでサウジアラビアの友達が出来たとのこと。
ある程度のお膳立ては必要ですが、何を得るのかは自分次第ですよね。
返信する
安心の領域 (たかぎぃ)
2012-08-10 20:04:00
子ども達を見ていると、人間という生き物は強いな、順応力があるなと思います。 考えてもみてください・・。何日も同じ部屋で複数の他人と合宿生活をはじめ、なじんでゆくのです。 これだけでも相当なチャレンジです。

心の安全の領域は少しずつ広げてゆきます。それが行動範囲、行動力につながります。しかし、心の安全のコアが必要です。 それは、子ども達によって異なりますが、やはり第一は家庭であり、実生活の居場所です。 コアがあるから子どもは安心の領域を広げてゆけます。

そして、自分なりに徐々に安心できる居場所を複数見つけてゆけるようになります。安心できる居場所をたくさん持っているいる人は、多少の困難があっても乗り越えてゆけるものです。

今回は養護施設からのお子さんも複数います。その子達も自分のコアな居場所でたっぷりと愛情を注がれていると感じられました。
返信する

コメントを投稿

プログラム 子ども」カテゴリの最新記事