高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

フクシマのうそ

2012-03-26 00:09:22 | 震災支援・脱原発・環境問題

「フクシマのうそ」
ドイツZDFの取材ドキュメント

http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news

驚くべき関係者取材、力作のドキュメントだ。
私達は次の災害と事故を想定しつつ覚悟して生きてゆかなければならないと思う。

瓦礫処理もなぜ全国に広げて処理しなければならないのか、疑問に思えて来た。阪神の時は震災現場近くに10を超える処理施設を作って1年の間に相当の瓦礫量が処理されていた。 なぜ、被災地に作らないのか・・。 マスコミ報道も瓦礫受け入れ地域の推進になって来てしまっている。

瓦礫があるせいで復興が遅れているとは、もちろん、瓦礫が積まれている個所を高台移転に計画している地域もあるが、それはすべてではない。私も思えなくなってきた。
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4 コメント

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選択肢 (うさp)
2012-03-26 05:05:42
日本の全ての市町村が、
震災の痛みを分かち合うという意味では、
がれき処理をもちあうことは一つの方法なのかもしれない。
過去を振り返ってもやっかいもの(ごみ)を、
見えない「外」へ出すことが
日本の傾向なのかと思うところだが、
がれきそのものを運ぶ手間、処理のコスト
など、総じて考えると

現場に設置するのがいいかなと思う。
コストと人材、人手が足りないなら、
そこをサポートするしくみを作ったらよいのではないか。

そうそう、被災地で私ができそうなこと
ありますか?

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もちろん (たかぎ)
2012-03-26 12:44:20
避難地域にできた仮設の商店街(建設現場のプレハブのような)を応援しています。イベント催事はいくらあっても大丈夫です。とにかく人が集まってくるようにいろいろとスタッフやボランティアが工夫しています。 ぜひ!!
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「第4の革命」など (あ&な 母)
2012-03-29 21:31:23
先日までシアターキノで上映していた「第4の革命」は、みていて「ふくしまのウソ」と重なりました。
http://www.4revo.org/
太陽光発電を学び、パネルを自分達で作り設置する途上国の女性達の姿もありました。

21日、黒松内町で聞いた小野先生の講演は会場の雰囲気もあって、さらに重く感じました。

こちらもみています。
「2011年の日本の地震 分布図」
http://www.youtube.com/watch?v=eKp5cA2sM28&feature=relmfu


ガレキについては心配なことがいくつか・・・

津波被災地のガレキ全部が放射能汚染のイメージに傾くこと、
ガレキのそばに住んでいる被災者さんの心身の健康、
廃棄物の処理能力がない自治体が引き受けることにならないか、
被災者さんや福島の人に対して、将来間違った差別を生まないか。

私達の生活のことも考えてしまいます。
札幌で照明の明るさに気をつける雰囲気はあまりないし、
今の埋立地が満杯になる日も関係なく、ゴミの山を出して過ごしてます。

エネルギー、リサイクル問題が被災地の小さな経済がうまくまわることにも繋がるといいです。
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 環境教育 (高木)
2012-03-31 18:45:06
環境教育は子どもでなくて大人にすべきだという論もありますが・・・、

私は、改めて 子ども達に環境教育やエネルギー教育をすべきだと・・思うようになりました。 今の大人に これまでの生活を手放すことはできないかもしれない。

大量なエネルギーがなくても生きてゆけるのだという選択肢も子どもに提示することが大切。

プログラムを考えたいなあ。考える時間がない、なんて言っていられないな。
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