「フクシマのうそ」
ドイツZDFの取材ドキュメント
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news
驚くべき関係者取材、力作のドキュメントだ。
私達は次の災害と事故を想定しつつ覚悟して生きてゆかなければならないと思う。
瓦礫処理もなぜ全国に広げて処理しなければならないのか、疑問に思えて来た。阪神の時は震災現場近くに10を超える処理施設を作って1年の間に相当の瓦礫量が処理されていた。 なぜ、被災地に作らないのか・・。 マスコミ報道も瓦礫受け入れ地域の推進になって来てしまっている。
瓦礫があるせいで復興が遅れているとは、もちろん、瓦礫が積まれている個所を高台移転に計画している地域もあるが、それはすべてではない。私も思えなくなってきた。
震災の痛みを分かち合うという意味では、
がれき処理をもちあうことは一つの方法なのかもしれない。
過去を振り返ってもやっかいもの(ごみ)を、
見えない「外」へ出すことが
日本の傾向なのかと思うところだが、
がれきそのものを運ぶ手間、処理のコスト
など、総じて考えると
現場に設置するのがいいかなと思う。
コストと人材、人手が足りないなら、
そこをサポートするしくみを作ったらよいのではないか。
そうそう、被災地で私ができそうなこと
ありますか?
http://www.4revo.org/
太陽光発電を学び、パネルを自分達で作り設置する途上国の女性達の姿もありました。
21日、黒松内町で聞いた小野先生の講演は会場の雰囲気もあって、さらに重く感じました。
こちらもみています。
「2011年の日本の地震 分布図」
http://www.youtube.com/watch?v=eKp5cA2sM28&feature=relmfu
ガレキについては心配なことがいくつか・・・
津波被災地のガレキ全部が放射能汚染のイメージに傾くこと、
ガレキのそばに住んでいる被災者さんの心身の健康、
廃棄物の処理能力がない自治体が引き受けることにならないか、
被災者さんや福島の人に対して、将来間違った差別を生まないか。
私達の生活のことも考えてしまいます。
札幌で照明の明るさに気をつける雰囲気はあまりないし、
今の埋立地が満杯になる日も関係なく、ゴミの山を出して過ごしてます。
エネルギー、リサイクル問題が被災地の小さな経済がうまくまわることにも繋がるといいです。
私は、改めて 子ども達に環境教育やエネルギー教育をすべきだと・・思うようになりました。 今の大人に これまでの生活を手放すことはできないかもしれない。
大量なエネルギーがなくても生きてゆけるのだという選択肢も子どもに提示することが大切。
プログラムを考えたいなあ。考える時間がない、なんて言っていられないな。