高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

年末所感・・忍耐性について

2014-12-27 16:44:53 | 日記

我が事務所は元小学校の職員室です。当時の2ヶ月予定が書き込める黒板日程表が壁一面にかけられています。2014年の1月、2月の予定を書き込んだのはつい先日のように思えます。すでに、2015年の1月と2月の日程が書き込まれ始めました。 今は雪の中に校舎は閉じ込められていますが、5月の雪解け、そして、7月になると海外からの学生ボランテティアが集結し夏の長期自然体験村がスタートするのもあっという間にやってくるような気がします。 還暦までは防波堤から飛び込むぞと子どもたちに目標宣言しているので、ついに来年は最終年なので怪我をしないようにしたいものです。(もしかしたら、今年で良かったのかなあ・・、これで怪我でもしたら顰蹙ものだなあ)

「光陰矢の如し」と昔の人はよくぞ、言ったものだ。 まさにその通りと実感している毎日です。 やりたいこと、やり遂げていないことはたくさんありますが、30代40代のように、「こんにゃろ!」と挑みかかるように仕事の開拓に熱を上げることはなくなった。これは、決して失敗を恐れているわけでもないし、思慮深くなったわけでもない。 物事を複雑化して共振創発させることを主義として生きてきたので、新しいことを始めた胎動期の混沌を知っている。この混沌はだまってじっと様子を見ながら、時折ちょすというのがもっとも良い調合方法であることもわかっているし、どのように事業化させてゆくのかのプロセスも一応理解しているつもりです。うまくゆかなくても、「何がまずいのか」を洞察する力もついてきていると思うのですが、プロセスには「預ける」「立ち止まる」と言った「待ち」や「溜め」の時間も必要であり、物事の始点と到達点(あるいは通過道標・マイルポスト到達)の間はコンスタントな速度で事業が進むわけではありません。だから「忍耐力」が必要なのです。もしかしたら、この「忍耐性」が落ちてきているのかもしれないなあ・・・と昨今思う次第です。

焦ってはいないのだが、どこかに「もう時間がない」「リカバーすることはできない」という恐れがあるのかもしれない。これはいかん!!

歳を取った分、それなりの智恵はついているはずだから、その智恵に己を委ねて、じっとしている時はじっとしている、動くときはワサァーと一気に畳み掛けるように前進する、その先は「なるようになるさ」という仕事の仕方の原点的な姿勢と態度を取り戻さんといかんね。。

 

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