大阪府泉南郡岬町にある淡輪駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。 もともとは南海鉄道の簡易駅として、1906(明治39)年8月15日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
1925(大正14)年に建てられた洋館風の木造駅舎が上りホーム(難波方面行きホーム)側にあり、下りホームへは地下道で連絡しています。
2012(平成24)年度の1日の平均乗降客数は2,013人で、これは南海電鉄の全100駅中66位です。
<淡輪駅の年表>
・1906(明治39)年8月15日:南海鉄道の簡易駅として開業
・1910(明治43)年:駅に昇格
・1925(大正14)年:洋館風の木造駅舎が竣工
・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、南海鉄道と関西急行鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
・1955(昭和30)年10月1日:貨物取扱い廃止
・2006(平成18)年7月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
撮影年月日:2010(平成22)年5月2日