大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

紀勢本線 宇久井駅!

2020年09月30日 | 

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字宇久井にあるJR西日本の宇久井駅は、亀山駅から紀伊半島を海沿いに新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384,2kmを結んでいる紀勢本線の駅です。 もともとは新宮鉄道の一般駅として、1912(大正元)年12月4日に開業しました。

長い相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
1936(昭和11)年11月に建てられた木造駅舎が下りホーム(紀伊田辺方面行きホーム)側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は124人で、これはJR西日本に属する紀勢本線の全55駅中40位です。

宇久井駅が属する紀勢本線は、紀伊半島を海沿いに半周する路線で、新宮駅を境に東側のJR東海が管轄する区間は非電化であり、西側のJR西日本が管轄する区間は直流電化されています。 そして、亀山駅~新宮駅(構内のぞく)間はJR東海の東海鉄道事業本部、新宮駅~和歌山市駅(構内のぞく)間はJR西日本の和歌山支社が管轄しています。

  <宇久井駅の年表>

 ・1912(大正元)年12月4日:新宮鉄道の一般駅として開業
 ・1934(昭和9)年7月1日:新宮鉄道が国有化されて国鉄紀勢中線となり、同線の駅となる
 ・1936(昭和11)年11月:駅舎改築
 ・1940(昭和15)年8月8日:紀勢中線が紀勢西線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1985(昭和60)年3月14日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1989(平成元)年7月22日:路線愛称の制定により、「きのくに線」の愛称を使用開始
 ・2003(平成15)年10月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
 ・2011(平成23)年9月4日:台風12号による被害により営業休止
 ・2011(平成23)年12月3日:営業再開
 ・2013(平成25)年12月10日:簡易な自動券売機が撤去される
 ・2015(平成27)年7月17日:台風11号による被害で新宮駅~和歌山駅間が不通になったことにより、営業休止
 ・2015(平成27)年9月1日:営業再開

 
(駅 名 標)

 
(亀山方面を望む)

 
(跨線橋から紀伊田辺方面を望む)

 

 

 
(宇久井駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2017(平成29)年11月3日


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