兵庫県西脇市にあるJR西日本の本黒田駅は、山陽本線の加古川駅と福知山線の谷川駅とを結ぶ全線単線の加古川線の駅です。
もともとは播丹鉄道の一般駅として、1924(大正13)年12月27日に開業しました。
かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能でしたが、後に片側の線路が撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線のみ無人駅です。
開業時の大正13年に建てられた木造駅舎は、事務室だった部分が解体されて待合室の部分だけが残っています。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は30人です。
＜本黒田駅の年表＞
・1924(大正13)年12月27日：播丹鉄道の一般駅として開業
・1943(昭和18)年6月1日：播丹鉄道が国有化されて国鉄加古川線となり、同線の駅となる
・1964(昭和39)年11月1日：貨物取扱い廃止
・1986(昭和61)年11月1日：駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日：国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年6月1日：加古川鉄道部の発足により、その管轄となる
・2009(平成21)年7月1日：加古川鉄道部廃止に伴って神戸支社直轄へ変更され、加古川駅の被管理駅となる
・2013(平成25)年8月1日：駅構内終日全面禁煙化
（左は1991年9月18日撮影：駅 名 標：右は2006年12月20日撮影）
（加古川方面を望む）
（旧駅舎・ホーム側）
（左は1991年9月18日撮影：右は事務室部分が解体された現在の駅舎、2006年12月20日撮影）
撮影年月日：1991(平成3)年9月18日、2006(平成18)年12月20日