日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

大雪と受験

2014-02-08 21:01:52 | 徒然

今日は全国的に、大雪に見舞われたようだ。
特に関東方面の雪は、凄いようで「暴風雪注意報(だったと思う)」まで出たようだ。
ここ名古屋は、明け方前から雪が降り始めたのだが、お昼頃には雪がみぞれになり、雨に変わった。
ただ、雪道に歩き慣れていないので体中に力が入り、地下鉄の駅まで歩いて数分という距離にも関わらず、ドッと疲れてしまった。
北海道や東北、新潟などの積雪が当たり前の地域に住んでいらっしゃる方からすれば、「そんなコトで?!」と驚かれるだろうが、年に1,2回しか積雪(しかも僅か数センチの積雪)のない地域では、大騒動の出来事なのだ。

そして、Yahooのトピックスなどにも取り上げられているが、このシーズンは「受験シーズン」でもある。
名古屋の一部の私立高校では、入試の合格発表があったようだ。
例年「センター試験」の頃や大学入試の頃というのは、なぜか大雪に見舞われるコトが多い。
冬に入試があるのだから、当然と言えば当然なのだが、「センター試験」だけでも前倒しができないだろうか?

11月の下旬に「センター試験」を実施し、自己採点後もう一度自分の志望校を検討する、と言う時間があっても良いと思うのだ。
そうすれば、大学入試の試験そのものも今の様な「学力試験」だけでは無く、「進学希望の理由」や「志望目的や期待」などのエッセイなどによる「人物重視」の要素も加えた入試ができる様になるのではないだろうか?
これまで日本の大学は「入学までが大変で、入学後は卒業までラクができる」と言われてきたが、入試→合格までが、大学進学の目的となっているために、その様な状態になってしまっているのではないだろうか?

「センター試験」をフランスの「バカロレア」の様な位置づけの試験だと考えれば、大学そのものはその大学の考えにあった学生を積極的に入学させる方が、学風にもあうだろうし勉強意欲の高い学生が集まりやすいのではないだろうか?
今のように「全入時代」と言われているからこそ、大学側も個性が重要になってきている。
「○○大学」という学風に憧れるだけでは無く、やはり学ぶ目的がその大学とマッチしているのか?と言うことも、大切だと思う。
時間的な余裕があれば、受験生にしても「大学研究」ができるだろうし、「大学で学ぶ目的」もじっくり考えられると思う。

あぁぁぁ~~~、それにしても寒い。
「立春後の雪は、春を呼ぶ」とは言うが、こう寒いと本当に春の到来が待ち遠しい。