糸谷哲郎四段はこの春、広島学院高校を卒業し、大阪大学文学部に進学したらしい。僕は広島学院高出身の男を数人しっているが、イトダニ君のキャラをみると「ガクインらしいなあ」と思ってしまう。読書(カフカとか)・哲学がすきでそれを勉強したいらしい。兄弟子で同じ広島出の故・村山聖九段がやはり読書(推理小説と少女マンガ)がすきで、でも学校は小学生のときからほとんど行っていないのと対照的でおもしろいね。将棋誌のインタビューでイトダニ君、女性への興味は、と聞かれきっぱり「ありません。」 ちなみに広島学院高校は男子校である。
さて、その糸谷哲郎四段、やっちまった。竜王戦、対戸辺誠四段戦で「反則負け」をしたらしい。な、なにをやったんだ?
どうやらこういうことらしい。相手が△7八馬と切ってきた。それを糸谷は▲同玉と取った。そのときに、まずその「馬(角)」をとって駒台に置く。そのあと自分の玉を7八へ動かす… ハズなのだが、イトダニ四段、うっかり8七へ「玉」を置いてしまったらしい。反則というか、うっかりミスなんだけど、正式には「反則」負けとなる。
なにかんがえてんだイトダニ~(おもしろいぞ)。
糸谷四段にはもっと面白い反則伝説がある。
奨励会時代12歳のときにそれは起こった。当時奨励会の幹事をしていた井上八段に糸谷少年が申し出た「あのー、置いちゃったんですけど…」。なんと、自分のコマ(銀)を相手のコマ台に乗せてしまったのだという。
信じがたいミスである。 というか、ありえん!!
想像してみるとおもしろい。イトダニが考える… よし、こう指そう、と決める。ところがあるはずの「銀」がコマ台にない!あれ? そんなはずは… あっ、さっきオレが相手のコマ台に乗っけちゃったんだ!! えー!? どうしよ~!?
井上「考えられない行為やし、負けかなあ」
糸谷少年「はい」 と答えたあと「ワーン」と泣き出す。
対戦相手の佐藤天彦(現四段)「なにが起きたかわかりませんでした」
あとで井上八段が「プロになったらこれが伝説になるんやから」と慰めたら、泣きべそかいていた糸谷少年はニッコリしたそうである。
それにしても、相手の駒台に自分の持ち駒を置くなんて、マンガ家でも思いつかない反則だよなあ。こりゃあ糸谷哲郎から目がはなせんな。その糸谷四段、明日のNHK杯に登場だ。動く糸谷が見れるんだな。
□名人戦
森内俊之(1敗) - 郷田真隆(1勝)
□朝日オープン
羽生善治 1-1 阿久津主税
さて、その糸谷哲郎四段、やっちまった。竜王戦、対戸辺誠四段戦で「反則負け」をしたらしい。な、なにをやったんだ?
どうやらこういうことらしい。相手が△7八馬と切ってきた。それを糸谷は▲同玉と取った。そのときに、まずその「馬(角)」をとって駒台に置く。そのあと自分の玉を7八へ動かす… ハズなのだが、イトダニ四段、うっかり8七へ「玉」を置いてしまったらしい。反則というか、うっかりミスなんだけど、正式には「反則」負けとなる。
なにかんがえてんだイトダニ~(おもしろいぞ)。
糸谷四段にはもっと面白い反則伝説がある。
奨励会時代12歳のときにそれは起こった。当時奨励会の幹事をしていた井上八段に糸谷少年が申し出た「あのー、置いちゃったんですけど…」。なんと、自分のコマ(銀)を相手のコマ台に乗せてしまったのだという。
信じがたいミスである。 というか、ありえん!!
想像してみるとおもしろい。イトダニが考える… よし、こう指そう、と決める。ところがあるはずの「銀」がコマ台にない!あれ? そんなはずは… あっ、さっきオレが相手のコマ台に乗っけちゃったんだ!! えー!? どうしよ~!?
井上「考えられない行為やし、負けかなあ」
糸谷少年「はい」 と答えたあと「ワーン」と泣き出す。
対戦相手の佐藤天彦(現四段)「なにが起きたかわかりませんでした」
あとで井上八段が「プロになったらこれが伝説になるんやから」と慰めたら、泣きべそかいていた糸谷少年はニッコリしたそうである。
それにしても、相手の駒台に自分の持ち駒を置くなんて、マンガ家でも思いつかない反則だよなあ。こりゃあ糸谷哲郎から目がはなせんな。その糸谷四段、明日のNHK杯に登場だ。動く糸谷が見れるんだな。
□名人戦
森内俊之(1敗) - 郷田真隆(1勝)
□朝日オープン
羽生善治 1-1 阿久津主税
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