タイトル:宮辻薬東宮
出版元 :講談社
ISBN978-4-06-220610-5
1,500円
宮部みゆき
辻村深月
薬丸 岳
東山彰良
宮内悠介
の5人の作家がリレーで繋ぐホラーアンソロジー。
普通のアンソロジーは1つのテーマに対してそれぞれの作家が1編書くスタイル
なんですけど、これは宮部さんの書いたものを辻村さんが読んで、薬丸さんはこの
2人の作品を読んで、とバトンを受け渡しながらリレーした作品群。宮内さんが
何とか宮部さんの作品にループさせたのはうまかったけど。
それにしても東山さんは台湾モチーフだから名前とか風習とかいまひとつとっつき
にくいものがありました。ただ5者それぞれ特徴があって面白かったですよ。
そのなかでもやはり宮部さんはさすがです。
家を題材にしたホラー仕立てになっていて家にまつわる現象自体がホラーなんですけど
それは表面だけの話で、本当のホラーは・・・^^;。
ネタばれになりそうですけど、あなたの隣人だったり同僚の、部下、上司は普通の人
ですか?少年時代に更生プログラムを受けていたりしませんか?普通にしゃべって
いるけど、その人物は実は少年Aだったりして。そんな「ひょっとして」ということ
をオチでいれてくる(いや、前半の伏線を見事に回収するテクニック)のはお見事。
思わず、ぞっとしましたわ。
233ページ。3時間もあれば。
それにしても、最後の「夢・を・殺す」はどこがホラーなのか?
わからなかったぞ。
う~~ん。。。
出版元 :講談社
ISBN978-4-06-220610-5
1,500円
宮部みゆき
辻村深月
薬丸 岳
東山彰良
宮内悠介
の5人の作家がリレーで繋ぐホラーアンソロジー。
普通のアンソロジーは1つのテーマに対してそれぞれの作家が1編書くスタイル
なんですけど、これは宮部さんの書いたものを辻村さんが読んで、薬丸さんはこの
2人の作品を読んで、とバトンを受け渡しながらリレーした作品群。宮内さんが
何とか宮部さんの作品にループさせたのはうまかったけど。
それにしても東山さんは台湾モチーフだから名前とか風習とかいまひとつとっつき
にくいものがありました。ただ5者それぞれ特徴があって面白かったですよ。
そのなかでもやはり宮部さんはさすがです。
家を題材にしたホラー仕立てになっていて家にまつわる現象自体がホラーなんですけど
それは表面だけの話で、本当のホラーは・・・^^;。
ネタばれになりそうですけど、あなたの隣人だったり同僚の、部下、上司は普通の人
ですか?少年時代に更生プログラムを受けていたりしませんか?普通にしゃべって
いるけど、その人物は実は少年Aだったりして。そんな「ひょっとして」ということ
をオチでいれてくる(いや、前半の伏線を見事に回収するテクニック)のはお見事。
思わず、ぞっとしましたわ。
233ページ。3時間もあれば。
それにしても、最後の「夢・を・殺す」はどこがホラーなのか?
わからなかったぞ。
う~~ん。。。