ペットは認知症発症リスクを抑えるか

東京都健康長寿医療センターの「ペット飼育と認知症発症リスク」でペット飼育で認知症発症リスクは低くなるが、ペット飼育は長期入院などの対応、多頭飼育と別の問題を生じる。要は犬飼育による運動機会の獲得と飼い主同士の交流をもたらすことの効果にある。
実務では総合的な検討がいる。

ペット飼育と認知症発症リスク

東京都健康長寿医療センターの「ペット飼育と認知症発症リスク」によると、11,194名、平均年齢74.2歳、女性の割合は51.5%で犬の飼育率は8.6%、猫の飼育率6.3%、要介護認知症新規発症率は5.0%。
ペット飼育者の認知症発症リスクは犬非飼育者に対する飼育群の認知症発症オッズ比は 0.60、猫非飼育者に対する飼育群のオッズ比は0.98で「犬の飼育と運動習慣または社会的孤立との組み合わせ別に認知症発症リスクを調べた結果、犬飼育かつ運動習慣有の群、犬飼育かつ社会的孤立無の群のリスクが有意に低いことが明らかに」と結論付けた。

速報、日生、ニチイ買収？

犬を飼うと認知症にならない？

東京都健康長寿医療センターは犬飼育による運動習慣や社会とのつながりにより認知症発症リスクが低下すると10月２４日「ペット飼育と認知症発症リスク」で発表した。

日本介護経営学会学術大会

介護の内容と生産性を問う日本介護経営学会学術大会に参加、このテーマの難しさが浮き上がった大会だった。

注目のMICSUSミクサス実証に

日本総合研究所、KDDIなどが開発したMICSUSがロボホンに搭載されて居宅で実証される。結果と使い方に注目される。
https://youtu.be/cYzU8it85ew?si=4yJ4KVEBDawkDWmm）
動画ではバックヤードが説明されていないようだ。

中古介護ベッド購入者に注意喚起

医療・介護ベッド安全普及協議会が中古の介護用ベッドを購入し使用している人に向けて誤った使用により思わぬ事故が起こるとして注意を促している。

１１月２３日は在宅医療の日

勇美財団主催の在宅医療推進フォーラムが毎年１１月２３日に開かれる。今回は１９回目、いつもだが参考になる内容だ。

自治体視察No.1はどこだ？

日経BPの新・公民連携最前線の調べによると今年も「地域包括ケア豊明モデル」の愛知県豊明市だ。3回連続で視察件数No.1と地域包括ケアは自治体にとって取り組むべきテーマのようだ。

県の補正予算でコロナ対策

当社の本社がある神奈川県は9月定例議会で物価高騰対策の補正予算を可決した。介護事業者向けでは感染症対策に予算がついた。他の自治体でも物価対策への予算があるかもしれないので、国だけでなく自治体の予算にも目を向けたい。