漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
9月も見学会を開催しますよ!
詳しくは学園のホームページで。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-420/kengakukai-aug.html
必ず、事前のお申し込みをお願いします。
皆さんのご来園をお待ちしています。
しかし、16、17日は台風で悪天候の予報です。
できれば翌週のご来園をお勧めします。
まれに県のメールサーバーで不審メールと判断されて受理できない場合があります。
メールで申し込まれた方には必ず確認のお返事を出しています。
2、3日中に、私からの返事が来ない場合は、お手数ですがお電話をいただければと思います。
一学期に続き、二学期も外部講師(がいぶこうし)の講義(こうぎ)があります。
今回は水産業普及指導員(すいさんぎょうふきゅうしどういん)の仕事を紹介してもらいました。
この普及員ですが、名前のとおり技術の普及を始め、漁業者のさまざまな取り組みのサポート行います。
現場に出ることが多く、あの手、この手で水産振興(すいさんしんこう)を行っています。
特に、今回は彼の担当している栽培漁業について詳しく説明がありました。
栽培漁業って言うのは「魚の稚魚を放流する」仕事です。
漁業者の相手をする普及員。生徒も数年後には普及員と関わりを持つかもしれません。
来週も普及員の講義があります。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
【静岡県の水産業普及指導員】
静岡県の水産技術研究所は、研究員だけなく「水産業普及指導員」が働いています。
普及指導員は農業にもありますが、研究所ではなく県内各地の農林事務所に勤務しています。
水産普及指導員も、他県では水産事務所にいる場合がほとんどです。
そして、私のような水産技師は研究所で研究員になったり、普及員になったりします。
どちらも研究所にいるので最新の技術が分かります。
研究員にとっても漁業者からの情報が入ってくるので、それが研究に役立ちます。
利点の多いシステムですが、水産業普及指導員は全部で10人。
たった10人で県下全域をカバーしなくてはならないのが大変なところです。
園長のつぶやき
先週から今週にかけて、卒業生の来園が相次ぎました。
みんな、苦労はしていますが、がんばっているのが分かりホッとしました。
学園の卒業生と言えど、漁師になった1年目は本当に大変です。
多かれ少なかれ、みんな苦労します。
ですから、送り出す職員は
ケガをしないこと
辞めずにつづけること
を願っています。
ケガをせずに、続けることができれば一人前の漁師なる第一段階クリアです。