静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

深層水ミュージアム(カイロウドウケツモドキ)の見学

2020年09月30日 12時30分20秒 | 行事

焼津市にある深層水ミュージアムで展示中の不思議な生物「カイロウドウケツモドキ」を見学に行ってきました。

この生物は、「深海漁おじさん」こと長兼丸の長谷川久志さん、一孝さん親子が、9月10日に駿河湾の深海で採捕したものです。

大きさは、長い所で30センチほど。全体がスポンジ状で、表面には無数の小さな穴があいており、天井部分はきれいな網目状になっているとのこと。
中には小さなエビが住んでいるそうです。

この生物が採捕されたのは、なんと25年ぶり。
深海延縄漁を行っている際、偶然にも釣針にひっかかって、水揚されたそうです。

完全な姿で水揚げされるは本当に珍しく、その様子に生徒も興味深々でした。

深海には不思議な生物が多く生息しており、こんな生物に直接出会えるのも漁師の醍醐味かもしれません。

 

※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
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網実習 その6 たも網づくり

2020年09月29日 22時32分17秒 | 実習

網修理の実習が終わった生徒から、たも網作りに必要な技術を学んで行きます。

これまで学んだ、網を繋ぐワキブシという技術のほか、へりとりという技術も併せて小さなたも網作りを行っていきます。

苦労して作って完成した時、小さなたも網でもきっと達成感が得られるはずです。

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網実習 その5

2020年09月28日 17時52分27秒 | 実習

実際の修繕を想定し、網の一部を切って、元通りの網の形にする実習です。

頭の中では分かっていても、なかなか元通りというわけには行きません。

繰り返し練習して、コツをつかんでいきます。

集中力を切らさず、丁寧な仕事が求められます。

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長兼丸・長谷川さんの講演

2020年09月27日 11時20分41秒 | 授業・講演

焼津で一番有名な漁師、「深海漁おじさん」こと長兼丸の長谷川久志さんと、その息子で一孝さん親子の講演がありました。
全国的にみても、深海魚専門漁師として漁業をしているのは、長谷川さん親子だけです。

長谷川久志さんは、「やいづ親善大使」にも認定されているほか、横浜の水族館の名誉館長も務め、一孝さんとともに活発に活動しています。

お二人の経歴、深海魚の種類や漁のこと、思ってもみない深海魚の使われ方などなど。
日本一深い駿河湾を持つ、静岡県の海の魅力を語っていただきました。

それから、つい先日25年ぶりに長谷川さんが漁獲してマスコミでも大きく報道された「カイロウドウケツモドキ」というなぞの生物の紹介。
せっかくの機会なので、これが展示されている焼津の深層水ミュージアムに、見学に行くこととしました。その時の様子は、また後日、紹介します。

お話の中、若い頃はマグロ漁師だった経験を通し、「回りの先輩から好かれる漁師になってほしい」という言葉が響きました。

 

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網実習 その4

2020年09月26日 10時56分07秒 | 実習

漁網は、使っている内にこすれたり劣化したりして、切れたり穴が空いたりすることが良くあります。

そんなとき、網を修繕する専門技術が必要になります。
新しい物と取り替えるという手もありますが、少しばかりの時は、その場で直すに限ります。

今回は、網と網を繋ぐ実習です。

上・下(横)に繋ぐ方法と、左・右(縦)に繋ぐ方法を覚えます。

確実にきれいに繋ぐには、集中して取組むことが大切です。


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