静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

施設見学 ヤマハ発動機

2017年03月01日 14時42分36秒 | 研修・見学

ホームページでお知らせしているように来年度入学生の追加募集をしています。
漁師になりたい人は学園に来てください。漁師になるために必要なことを1年かけて学びます。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html

さて、47期生の最後の施設見学。
ヤマハのモーターサイクル組み立て工場とスズキ歴史館に行ってきました。

ヤマハ発動機は磐田市の本社周辺に工場、ジュビロスタジアム、コミュニケーションプラザが集まっています。
まずは展示施設であるコミュニケーションプラザで館長からヤマハ発動機がエンジンを使った様々な乗り物を製造しています。

そして、近隣の工場に整列して移動です。
工場内は写真撮影禁止なので、ご紹介できません。
工場見学の後、再び整列してコミュニケーションプラザに戻ります。

質疑になり生徒から
「無人ヘリをカツオを見つけるのに使えないか?」
との質問があり、館長から
「アイデア、いただきました」
と、検討すると言うお返事でした。

この後、それぞれが素敵なオートバイにまたがったり、コミュニケーションプラザを見学。

最後に3階のプラザカフェで昼食を取りました。

スズキ歴史館の見学については、また明日。

午前中に焼津水産高校の卒業式に参列してきました。
今年の卒業生は漁業にも多く就職するそうです。
学園生と同じ船に乗ることもありそうですね。

【ヤマハ発動機と漁業】
ヤマハ発動機と言えば、Revs Your Heart 心躍るモーターサイクルを作っています。
一方で、日本における船外機エンジンのパイオニアです。

現在でも圧倒的なシェアを誇り、特に東南アジアの漁業を支えています。
以前放映されたプロジェクトXで、ヤマハ職員が船外機とともに日本の漁業を東南アジアに紹介した番組があります。
漁業とエンジンの二つの技術が東南アジアの発展に役だっています。
今回、ご説明いただいた館長さんも、この船外機の開発に携わっていたそうです。

 園長のつぶやき
安全管理が行き届いており、さらに小さなネジまでトルクレンチを使って規定値で締め上げていたのが印象的でした。
ラインで生産するものと、二人一組で最初から完成まで行う機種があり、職員の多くは自分の手で全行程を行うことを希望するそうです。
しかし、全行程をやるには技術を積む必要があり、それがモチベーションの向上につながっているそうです。
漁師の仕事も、最初は雑用的なことから始まり、徐々に責任ある仕事を任せられます。
どの仕事も同じだなあ、と感じました。

コメント
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