グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「境界協会」の皆さんと歩きました。

2017年02月19日 | ツアー
昨日、ブラタモリごとく地形の変化を楽しむ「境界協会」の皆さん&大学時代の同級生旅の女性2名でフルコースを歩いてきました。

「境界のあるところには必ず理由がある」をコンセプトに、皆さんで町歩きを楽しまれているとのこと。

歩き始めから「伊豆大島の火山灰」に、素晴らしいリアクションで…

全員で“火山灰の手触り”を確認されていました。

さらに大人気だったのが、こちら。

三原山遊歩道入口に立っている看板です。

嬉しそうに撮影する皆さん。

こういうオモシロいものが大好きなのだそうです。

「きっと溶岩の形も楽しんでもらえるだろう」と思ったので、少しだけ「縄状溶岩地帯」を、自由に歩いてもらいました。

すると…

7割以上の方が「高くて遠いところ」へ!(笑)

一般参加(?)の女性陣は、私と一緒に足場の良い場所を歩き、立派な縄模様と記念写真☺️


皆さん様々な場所で、サッと集まります。

この時も「何をしているのだろう?」と思って見に行ったら…

ルーペで「溶岩を観察している」とのことでした。


「火山噴火で降り積もった物が見える場所」でも熱心に観察。


スケールも登場しました☺️


地質図を出して確認中なり。

ルーペ、地質図、スケールが次々出てくるお客様は、かなり珍しいです(笑)

ノートといい、ヘルメットといい、どう見ても「ツアー」というより「調査」ですよね?😀


でも、ただ「観察」するだけでなく、シャボン玉でもいっぱい遊んで楽しそうでした〜😀


帰り際には偶然にも気象庁火山防災連絡事務所の平山さんにバッタリと出会い、火山観測の説明をしてもらいました。

やっぱり火山好きの皆さんの「何か」が、平山さんとの出会いをもたらしたいのかも?

お客様の中には歯医者さんがいらして、白骨化したキョン(小型の鹿)の歯を拾い上げ…

「歯が1本か欠けているけれど、これは死んだ後に欠けたと思いますよ。理由は…」と解説してくれました。

素早い手つきで火山灰を取り除き、歯を綺麗にしていく職人技にビックリしました!

「境界協会」の皆さんの多様さや「楽しみ方」が素敵です!

一般参加(?)の女性2名も「楽しかった。協会に入って一緒に町歩きしたくなった」と語っていました。

人数が多かったですが、それぞれが教えあうので、とても楽しかったです。

みなさま、ありがとうございました😀

ちなみに「境界協会」の紹介についてはこちら。
https://allabout.co.jp/gm/gc/458807/

「境界協会」のブログはこちらです。
http://sakaimeguru.cocolog-nifty.com

(カナ)
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