グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

え~そうだったの!

2017年02月20日 | 植物
大島の優秀椿園 今を盛りと椿が次々と咲いて沢山の花を観賞してしあわせな気分に浸っています
しかし、今まで自分の思い込みで椿の品種名を見ていましたが、意外違うのか~と思う物も有ります


“鹿児島”
九州地方の産出の椿かと思いきや地名では無くて、もともとは赤一色の笠松(この写真が赤一色と思って下さい)と言う品種に白が入ったのがシカの子の模様に見えたからだそうである。最後の島はどの様に付いた物やら!
江戸時代の本にこの名前が有ったので歴史はかなりありますね


“光源氏”
紫式部の源氏物語 主人公の名前。 ふた昔前のならローラースケートを履いたグループもこの名前でしたよね。ところがこちらは源氏からの由来。縁取りが白いのを源氏の白旗から(旗⇒はた⇒端)言葉遊びが粋とされていた江戸時代に出来たとか他にもゲンジと付くものは縁取りが白の覆輪が有るらしい



我が家の名無しのごんべいはどうやら“源氏絞り”かと思うようになりました。しかし、白覆輪は有りません。
光源氏の先祖返りをした枝変わりのようで赤のみの椿は“赤牡丹(こうぼたん)”赤いのも咲きましたが今年は咲きません
 でも、白のみの椿も出るのですが この名前は何でしょう?今咲いていますが凄い風の為撮影出来ません

今日は大風が吹きましたが暖かかったのでまた沢山の椿が咲いたのではないでしょうか?
明日は又寒くなるので花が長持ちして良いですね。(私は暖かいのが続いた方が好みですが)
まだ咲いていない品種も有るので開花が待ち遠しいです(ブッダ・ピンクダリア)大島公園の温室にあります(しま)
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「境界協会」の皆さんと歩きました。

2017年02月19日 | ツアー
昨日、ブラタモリごとく地形の変化を楽しむ「境界協会」の皆さん&大学時代の同級生旅の女性2名でフルコースを歩いてきました。

「境界のあるところには必ず理由がある」をコンセプトに、皆さんで町歩きを楽しまれているとのこと。

歩き始めから「伊豆大島の火山灰」に、素晴らしいリアクションで…

全員で“火山灰の手触り”を確認されていました。

さらに大人気だったのが、こちら。

三原山遊歩道入口に立っている看板です。

嬉しそうに撮影する皆さん。

こういうオモシロいものが大好きなのだそうです。

「きっと溶岩の形も楽しんでもらえるだろう」と思ったので、少しだけ「縄状溶岩地帯」を、自由に歩いてもらいました。

すると…

7割以上の方が「高くて遠いところ」へ!(笑)

一般参加(?)の女性陣は、私と一緒に足場の良い場所を歩き、立派な縄模様と記念写真☺️


皆さん様々な場所で、サッと集まります。

この時も「何をしているのだろう?」と思って見に行ったら…

ルーペで「溶岩を観察している」とのことでした。


「火山噴火で降り積もった物が見える場所」でも熱心に観察。


スケールも登場しました☺️


地質図を出して確認中なり。

ルーペ、地質図、スケールが次々出てくるお客様は、かなり珍しいです(笑)

ノートといい、ヘルメットといい、どう見ても「ツアー」というより「調査」ですよね?😀


でも、ただ「観察」するだけでなく、シャボン玉でもいっぱい遊んで楽しそうでした〜😀


帰り際には偶然にも気象庁火山防災連絡事務所の平山さんにバッタリと出会い、火山観測の説明をしてもらいました。

やっぱり火山好きの皆さんの「何か」が、平山さんとの出会いをもたらしたいのかも?

お客様の中には歯医者さんがいらして、白骨化したキョン(小型の鹿)の歯を拾い上げ…

「歯が1本か欠けているけれど、これは死んだ後に欠けたと思いますよ。理由は…」と解説してくれました。

素早い手つきで火山灰を取り除き、歯を綺麗にしていく職人技にビックリしました!

「境界協会」の皆さんの多様さや「楽しみ方」が素敵です!

一般参加(?)の女性2名も「楽しかった。協会に入って一緒に町歩きしたくなった」と語っていました。

人数が多かったですが、それぞれが教えあうので、とても楽しかったです。

みなさま、ありがとうございました😀

ちなみに「境界協会」の紹介についてはこちら。
https://allabout.co.jp/gm/gc/458807/

「境界協会」のブログはこちらです。
http://sakaimeguru.cocolog-nifty.com

(カナ)
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ウミスズメ

2017年02月18日 | 
陸からこんなにはっきりとその姿を見るのは初めてだと思います。
一昨日の朝、2羽でプカプカしているのを和泉浜(いづみはま)付近で見つけました。

とってもかわいいうみちゅんちゅん!!(私はこう呼んだりしています)



ほらー、そろって海の中をのぞいています。
萌えますね。



むむっ!!
どうしたのでしょうか?



2羽は付かず離れずプカプカしてゆっくり北上していきました。



何度も潜水を繰り返しながら。



もしかしたらペアなのかもしれません。
無事に繁殖地へ行くことができますように。

がんま
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表砂漠の楽しみ方

2017年02月17日 | 火山・ジオパーク
このところ(私の中で)ちょっとした表砂漠ブームです。

大島の観光的には裏が表というか、裏砂漠のほうがメインに扱われるのですが、
表砂漠もなかなか楽しく、いろんな人と行って、そのたびに新しい遊び方を発見しています。

まずは長野でマウンテンバイクのショップを営んでいるTKさんと。
元々はMTBのお店ですが、枠にはまらない発想で、
心地よく長く使え、そしてかっこいいアウトドア商品のセレクトショップにもなってます。
LIVEもやるそう!素敵です
CLAMP http://clamp-bike.com/


山ではトレイルランがしたいということで、スタッフスージーと、山頂から表砂漠に向けて駆け下りていきました



いるのわかるかな?足に火山灰のクッションが心地よかったそう。



また踏み心地の違う、粘土質の「幻の池」を横切り、カルデラ淵へ


壮大な開けた景色の中走るのは心地よさそうです。



次に来たのはカメラマンLさんとグラフィックデザイナーのSさん

視覚デザインに敏感な彼らと歩くと、石の表情にもよく気が付くことができます。

噴石のたまるところ、すじ状になって落ちているところもけっこうあります。


なぜ?
飛んできた当時、強風が吹いていた?それぞれの石の重さはだいぶ違うけど、関係ないのかしら??
そして岩石状のものばかりで、溶岩状のものが落ちていないのも、大きな疑問です。

割れた断面が美しい。なぜこんな風になるのでしょうか
サルノコシカケ系のキノコにも似てる


顔のように見えませんか??自然の偶然のアート




表沙漠の突きあたりには、遺跡?!な場所があります。


、、、なんですが、手前のこの噴石の存在感にやられました!今回初めてその存在を堪能。
天然の台座付き。絶妙なデザインです。
一番下のうすい台座はさわると結構簡単に崩れるので注意。
噴石の真下の黄色っぽいのも、両方が火山灰でできてると思われますが、状態が全く違う。
不思議です。


話を戻して、遺跡?!の話。
実はここには、昔、外輪山から浜のほうに向かって600m滑り降りるスライダーがあったのです!
遺跡に見えたのはその乗り場の建物跡でしょう。
昔の写真が残っています。昭和10年~17年に営業。
沢山の観光客が楽しんだそうです。しかし戦争による鉄製品拠出が始まり、レール没収(;>o<;)
戦争がなければもしかしたら今も楽しめていたかもしれませんね。戦争はダメ絶対!!


ちなみに元町の「くぼいち」さんという昔の写真を多く展示しているスペースで写させてもらいました。
大島随一のディープスポット!大島に来たらぜひ寄ってみてください。

ここを滑り降りていった、、、サイコーに気持ちよさそう!!





最後は、20代の男子4人組のお客さん。
この日は雪!
山頂、火口とひととおり楽しんだところで、少し時間が余ったので、幻の池へ。
足場がしっかりしていて石も落ちていない、、、よしここだ!
ということで、カイトに挑戦。

気持ちよく飛んでいきました。
しかし風の向きがすぐ変わる、、、ということで、トレイルランが趣味というお客さんにハイタッチ!
風をつかみながら走ります
はい次のメンバーにタッチ!落とさないで全員に回せるかな??
凧揚げなんて子供の時以来だ~と言いながら、大きい子どもになってみんなで楽しみました。


次に行った時にはまたどんな奇跡の時間をくれるかな?
山に人に感謝。また遊んでくださいね~

(あい)
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2日間の発見

2017年02月16日 | ツアー
神奈川シニア自然大学校の有志の皆さんと2日間、各半日ずつ歩いてきました。

20回以上の自然に関する講座を1年間かけて学ばれている皆さんは、神奈川県の森林インストラクターや、高校で生物の先生をされていた方など強者揃い😀

で、初日(昨日)はモチロン「火山と植物の関わり」が感じられる「あの場所」へ!

森を抜け…


草地を抜け…


溶岩の隣で寝転んで休憩し…


森のでき始めの風景や、草地のでき始めの風景を歩き…

最後に「溶岩の森」を歩きました。

鳥が出れば双眼鏡を使って、数人が素早く観察。


「オオバヤシャブシの実が鈴なり〜!」とか…


カジイチゴの真っ赤な枝に「火事イチゴね」とか…

みなさんの感想が、新鮮で楽しかったです。

「これ、なんですか?」という質問の内容も、皆さんの観察力あればこそ…の内容でした。

例えば、黒い実がわずかに残った木の名前は何か?とか…

(観察したらハチジョウイボタでした)

枝が赤くて葉が黄色い植物は何か?とか…

(病気のヒサカキだろうということに落ち着きました)

一番驚いたのは、これを見せてもらった時です。

なんと、ウツギの枝とアオキの枝を使ったネックレス!
枝の中が空洞になっている植物で、作ったのだそうです。

生まれて初めて見るネックレスに。ビックリしました!😲

そして2日目の今日は「巨木の森」「海岸植物」「土砂災害後の植生の回復」を見に行きました。

まずは満開のオオシマザクラの下で、全員集合の図。


この景色の中に、たどたどしい鳴き方で頑張っているウグイスの声が聞こえてきました。


皆さんを歓迎するかのように、足元にシチトウスミレが咲いていました。


11月が最盛期のイズノシマダイモンジソウも、まだ可憐な花をつけていました。


車道わきの木の中に、お客様が小さな鳥の巣を見つけました。

目の前に、大型バスも車もいっぱい通る場所です。
こんな場所で落ち着いて子育てできたのでしょうか??

そして今日も、お客様の観察力に感心しました。

スダジイ、ヒサカキ、イヌマキの3種類の木がくっつきあって生えているとある場所で…


お客様が、冬でも緑の葉をつけているはずのヒサカキが、ほとんど葉を落としていると教えてくれたのです!

ヒサカキが落葉…初めて見る光景で、またまた驚きました。

ヒサカキはこの状態で、スダジイに覆われているので「木の幹の中の栄養を運ぶ管が通りが悪くなっているのかも」とみんなで推測したのですが…

もしかしたら、ヒサカキを枯らす『何かの病気』が進行しているのかもしれません。

ヤシャブシとオオバヤシャブシの違いの載っている図鑑も紹介してもらいました。

3年前に出版されていたようです。(知らなかった^^; 早速購入しました!)

それによると、オオバヤシャブシの葉の縁のギザギザは、長短があるのだそうです。

今度崩壊斜面の調査があったら、見比べて見たいです。

…ということで、たくさんの発見のあった2日間でした。
とっても楽しかったです😀

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


(カナ)
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