グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

チュウヒ

2017年06月28日 | 
大潟村シリーズ第3弾です。
ここで1番見たかった鳥がチュウヒでした。
ひろーい八郎潟のどこででも見られるという訳ではなく、地元の方に「どこらへんにいますか?」と訊いて現場に向かいました。

そして!!



いました!!
教えて頂いた場所で待つことしばし。
特徴のあるV字飛行で姿を現してくれました。



アオサギやダイサギ、コサギのコロニーの上を飛んでいます。
サギたちはあんまり気にしていないようでした。



アシ原に降りようとしています。



この樹がお気に入りのようで何度も止まりに来ていました。


見ていて20分くらい過ぎた頃、突然別の淡色型の個体がやって来ました。



こちらもアシ原に降りていました。


最初にいた褐色型が追いかけます。









そんなに激しいバトルにはならず淡色型はその後近くのマツに止まって羽繕いを始めていました。
遠かったので写真は無理でした(涙)


最後はこれまた別個体。

前出の2羽はオスだと思われ、これはもしかしたらメスかもしれません。

チュウヒは冬季には全国のアシ原で見られますが大島ではまず出会うことがありません。
繁殖地で元気な姿を見ることができてとっても嬉しかったです。

がんま
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火山の島で生きる蟻

2017年06月27日 | 火山・ジオパーク
暗い樹海の地面の上に、ハチジョウイヌツゲの小さな花が山積みになっていることに気づいたのは、6月12日のツアー中ことでした。

あちらにもこちらにも小花が集まっていました。

イヌツゲの花は普通こうやって間隔をおいてパラパラ散るので、上の写真の状態は明らかにおかしいです。

「何だろう?蟻が何かの目的で花を集めているのかな?」
「キノコでも栽培していたりして…」←何の根拠もない(^_^;)

好奇心に勝てず、お客様に付き合っていただいて解体してみましたが・・・

中には虫の脱皮殻のような物が混ざっていただけで、これといった手がかりがつかめませんでした。

樹海を抜けたところにあるマユミの木の下にも・・・


花びらが山積みになっていました。

??

で、3日後に観察に行ってきました。
目の良い友人のUさんも一緒です。

マユミの木の下の花びらは、跡形もなく消えていました。
「イヌツゲの花も見られないかも?」
やや心配しながら、樹海に足を踏み入れたところ・・・

まだ何箇所も、山積み状態の花が見つかりました。

「蟻か何かが巣に一度花を運んでから、捨てに来ていたりして…」
そんな話をしながら2人で観察を始めたところ・・・

「あ!、運んでる!運んでるよ!!」とUさんの声がしました。
そして指さされた方向には、花をせっせと運ぶありの姿が・・・

「あ!巣に入って行った!!」
2人とも大コーフンです😊
 
観察を続けたところ、蟻は花を一度巣に運び入れ、再び捨てにきているようでした。
 
それにしても、持ちやすい場所を持って運ぶんですね〜(感心)


2匹で協力している(?)のもいました。

では蟻は、巣に何を置いてきているのでしょう?
花粉が一番考えられますが、どうなのでしょうか?

で…、翌日またまた樹海へ行ってきました!
咲いている花と、巣の横で山積みとなっている花とを比べて、観察するためです。

ハチジョウイヌツゲは「樹海で天下をとっている」と言っても過言ではないほどの勢いで、い〜〜〜っぱい(強調!)生えている雌雄異株の木です。

メスの木の花。

雌しべが大きく、“雄しべ”は小さいです。

雄の木の花。

花粉をたんまりつけた“雄しべ”が目立っています。

そして巣の外に捨てられた花たち。

う〜、花粉だけ巣の中に貯蓄して、いらない部分は捨てているような気もしますが、どうなのでしょう?

巣に入ると何分も出てこないので、中でかなり丁寧に作業しているようです。(5分ぐらい待っても出てきませんでした)

調べてみたら蟻は、「アシナガアリ」という、半日陰の森の地面に巣を作る植物食の蟻のようでした。

アシナガアリたちはいつから、ハチジョウイヌツゲの花を利用して生きるようになったのでしょうか?
このような状態の「山積みの花」を他では見た記憶がないのですが、これは樹海でだけみられる現象なのでしょうか?(見落としているだけかも?)
そして、一番最初に観察したマユミの花びらは何だったのでしょうか?

まだまだ謎は解けません…(^_^;)

でもとにかく、頻繁に噴火をくり返す伊豆大島だから「環境に適応したハチジョウイヌツゲが天下を取る森」ができ「その花を利用して暮らすようになった蟻がいる」…ということだけは言えそうです。

そしてもしかしたらこの行動は、植物の種類が少ない樹海で生きるために、蟻たちが身につけたものなのかもしれません。

大地と生き物って繋がっているなぁ〜と、またまた実感した出来事でした!

1匹の蟻が巣に花を運び入れるのとほぼ同時に、別の蟻が花を運び出してその外に捨てるシーンが撮れたので、柳場にアップしてもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=1xk5kUKreFU
ブレブレの映像ですが、興味のある方はご覧ください。

もう1つ。2匹の蟻が1匹の同じ種類の蟻を、八つ裂きにしそうな勢いで引っ張っていくシーンも撮れました。
https://www.youtube.com/watch?v=bpUFcEzOwQM
蟻は同じ種でも、違う巣穴の蟻が近づくと戦うのだそうです。

適応し、変化し、関わりあう生命・・・
「生命」ってスゴイ!☺️☺️☺️

(かな)


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長~く待ちましたよ

2017年06月26日 | 
以前 山から下りる時にアゲハ蝶を拾ったことが有りました。もう死んでいましたが状態は良かったので観察できました。
その蝶はジャコウアゲハで食草はウマノスズクサと分かりましたが 大島に自生している所は少ないようでした。
知人が教えてくれました。
それからウマノスズクサの観察が始まりましたが、花は咲かず(花が咲いたら種を採って増やしたいとの野心有り)増えた感じもしないジミーなやつでした。
しかし、今年前記の知人の方が『幼虫いますよ!』と教えてくれました


これがウマノスズクサ  ヤマイモではありませんよ


あ!穴が 食べられています


葉の裏に・・・いました。トゲトゲが有るのだけれど先端は丸く金平糖の様です


ひっくり返して 「良く見せてね」 海の中にこんな子いたような…


頭の先の黄色いのはやはり臭角?臭角も丸いのですね


小さいツインズ

  2日後の様子


大きい子


小さい子

2日しかたっていないのですが、幼虫の様子を見に来たのではなく(そうでもないが)
食草のウマノスズクサがどれほど減っているのかが最大の関心です。大きな子は1日に少なくとも1枚は食べるのではないかと思っています。草の枚数は少なく足りなくなるのではないかと思っているのです。
島内にウマノスズクサの有るところは有りませんか?(しま)

※以前のブログは2014/5/12です
※ジャコウアゲハは良い香りがしたように思いました。幼虫の匂いは?(次回クンクンしてみたい)
※草刈りの入る道なので全員羽化するまで草刈りが入りませんように!
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同級生旅行バンザイ!

2017年06月25日 | ツアー
昨日、高校の同級生旅行で来島された女性3人と、フルコースを歩いてきました。

ツアー最初に立ち寄った「山頂ジオパーク展」で、ガイドの田附さんから「両面顔の溶岩見てきて」と課題を出されました。
(背後のスクリーンに映っている溶岩です)

「両面顔?」←片面の顔しか認識していない私。

で、今日のミッション「両面顔の溶岩を見つける」に出発!


とても目のいいお客様が、次々に小さな生き物を見つけてくれました。
まず最初は・・・

小さな緑色のバッタの子!


写真部だったというお客様がトイカメラで激写。


「溶岩に埋もれてみよう」ということで、こんな記念写真をとり・・・


花盛りを迎えつつあるハチジョウイボタの甘い香りとカワイイ花を観賞し…


登りきったところで、課題の「両面顔」を見つけました!

「左側が口を開けている人に見える」とのこと。
(私は今まで「ゴツゴツ頭の人」にしか見えなかったのですが・笑)

で、もちろん…

一緒に記念写真!

この後、遠足にきていた海洋国際高校(島の南部にある高校)の生徒さんに「写真撮ってください」と頼まれまして…

面白いので掲載!(笑)

この日はどのベンチも先客がいたので、やや遅めのランチタイムをここで。


目のいいお客様は座るなり「黒いバッタがいる!」と教えてくれました。

バレない自信があるのか、草の上でじっとしているので、かなり近づけました。
今年、初の出会いです😁

裏砂漠側の三原山の裾野では、ガクアジサイが開花の準備を始めていました。

若くて元気なガクアジサイに、惚れ惚れしました。

まだ葉っぱに包まれているような状態のものが多くて、可愛いのなんの😁


近くのアシタバには、これまた今年初確認のキアゲハの幼虫。

モリモリ元気なウン◯つき😁

時間に余裕があったので、裏砂漠でのんびり遊ぶ時間をとりました。

みなさん広い空間の中で、のびのび〜😁

ヘルメットの新たな使い方も発見!


集合写真では…正座!

裏砂漠での正座写真は、ツアー始まって以来です😁

帰り道、ふと足元を見たら、小さな葉っぱの「顔」と目が合いました(笑)


ナカナカ面白い「顔」だったので、一緒に記念写真を撮ろうと試みましたがうまくいきません。

そうしたらお客様が「スマホで葉っぱの写真を撮って拡大し、それと一緒に写真を撮っては?」というアイデアを出してくれました。

で、撮ったのがこの写真です。

…ただの「スマホを持っている人」の写真になってしまった…(^_^;)(^_^;)

ということで、写真はうまく撮れませんでしたが、みんなで考えながら色々なものを見つけて歩いた、楽しい時間でした。

同級生旅行バンザイ!

ツアーご参加、ありがとうございました!!

(かな)





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カンムリカイツブリ

2017年06月24日 | 
大潟村シリーズ第2弾です。
前回のオオヨシキリを撮影したところはこんなところでした。

ひっろーい!
大島にはないこんな水辺、興奮します。


そしてここで見つけたのがカンムリカイツブリです。
しかも親子!!

このシマシマ模様のヒナ、いつか見たいと思っていました。
予想外の出会いにさらに興奮です!


ヒナは2羽でしょうか???



3羽?



全部で4羽でした。



ヒナがもう少し小さかったら親鳥の背中に乗るシーンを見られたと思います。

昨年大島で出会った冬羽のカンムリカイツブリです。
かなり違いますね。

がんま
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