グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

タイのナショナルジオグラフィック取材

2019年11月03日 | ツアー
一昨日と昨日、タイのナショナルジオグラフィックの取材で、ガイドを担当しました。

事前にいただいていたリクエスト場所は、裏砂漠、櫛形山山頂、火口一周、ゴジラ岩、赤ダレ、砂の浜、地層大切断面、泉津切り通し、巨木の森(神社)、夕日、等など。

天気の様子を見ながら、全部回れるようにスケジュールを組みました。
(3日目のガイドは山村です)

一昨日
みなさん15時25分に大島に到着!
日没まで1時間ほどしかなかったので、西側の海岸を中心に回りました。

日没を撮ったのは“野田浜”

大きな水たまりに映る“影”が、あまりに美しくてドキドキしました。


溶岩の向こうの海に沈む夕日や…


優しい色の富士山も素敵でした😀


昨日
今日の天気が良くなさそうだったので、2日に分けて歩く予定だった三原山周辺を1日で全て歩いてしまおうと計画(^◇^;)

太陽の位置を計算してコースを決め、9時前に裏砂漠に向けてスタートしました。

溶岩地帯を抜け…


裏砂漠を突っ切り…


予定外だけれど、ちょっとだけV字谷に立ち寄って…


櫛形山の斜面を登り…


頂上で一息。


その後、山を下って大きな凹地(カルデラ)の底を、突っ切りました。

久々に歩いたら、草木が増えて溶岩が見えにくくなっている場所もあって、驚きました(^◇^;)

12時ちょうどに『赤ダレ』着。


光が当たって、綺麗な赤い谷が見られたのでホッとしました。


この後、小石と砂の斜面を歩いて三原山に登り…

13時30分ごろ、火口展望所着。

今は日没が16時40分ごろなので「影が火口を黒く塗りつぶしてしまうのでは?」ということが心配でしたが、これもなんとかギリギリセーフ!良かった〜(安心)

『赤い色を綺麗に撮ってほしい場所』が、なんとかクリアできたのでこの後は、心に余裕ができました(笑)

青空も風も、気持ちよかったです!


取材陣には意外にも、避難壕が人気でした。

考えてみたら、確かにタイにはないかも!
で…

私の好きな撮り方も、紹介しました!


「今の時期しか撮れないものを撮りたい」というリクエストだったので、最後はこの場所に立ち寄りました。


木が伸びて『一面のススキの海』という風景ではなくなってきたけれど…

キラメキの中で飲むお茶は美味しかったです😀

そして昨日の夕日は、砂の浜で撮影。

みなさん、波打ち際で黒い砂地に白い波が描く模様を撮影されていました。

私がいつもココロトキメイテいる自然の中の一瞬のキラメキを、皆さんと共有できた気がして、とても嬉しかったです。

また、14〜15kmの距離を重いカメラ機材を持って軽やかに歩き、「丁度良い距離だった」と語る、屈強かつ明るい皆さんを「すごい!」と思いました。

素敵な出会いに感謝です😀

タイのナショナルジオグラフィック、完成が楽しみです!

(かな)










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