グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

二日目も雨!

2024年03月26日 | ツアー
ゴールドウィン&アルパインツアーさんの伊豆大島ツアー、2日目は、三原山に登って赤ダレに行って、裏砂漠を歩いてホテルに帰るという予定だったのですが…

三原山には、なにやら怪しげな雲が💦

咲き始めたばかりのハチジョウキブシの花を観察し

避難壕に入って高さを確かめたりしながら、坂を登ったら

イモムシみたいなオオバヤシャブシの雄花が、地面にいっぱい落ちていました。

花粉を飛ばし終わり、役目を終えたようです。

お客様の中に、スミレに惹かれてさまざまな場所を歩かれている方がいて、「シチトウスミレが咲いている!」と教えてくれました。

目が良いですね〜!

周囲は白い霧に包まれてしまったのですが、風で動いて一瞬視界が良くなるので、その時に歩いてきた場所を眼下に確認。

「見えるうちに見なければ〜!」と思いました(笑)

歩くにつれ、ますます霧が濃くなり、火口西展望所は真っ白!
雨も降ってきました。

赤ダレに行って、もしも運良く一瞬景色が見えたとしても(それも運次第だし)、その後ずっと真っ白な平地をGPSを頼りに進むことになりそうだったので、無理せず、いつものコースで裏砂漠におりることになりました。

で…、“裏砂漠を歩く”の図。

白と黒だけの世界を歩いていても、足元には明るい緑色のアシタバ若葉が見つかるので

その度に、和みながら歩きました。

霧に包まれたジオ・ロックガーデンも素敵で、ときどき立ち止まって写真を撮りました。


お客様が、“枯れたアジサイ”を撮影されていたので、真似して撮ったら、なかなか渋〜い写真になりました!

私的には、かなり気に入っているのですが、いかがでしょうか?

木々の茂る森に戻ってきたら、今年開花が遅れているオオシマザクラの蕾に、水滴がついてキラキラしていました。

大きく枝を広げている木なので、キラキラがいっぱいで、とてもとても綺麗でした!!

最後に、希望者だけで樹海の森の中を歩きました。
お客様は、溶岩を割って入る根の様子や

溶岩が作り出すアートな風景や

樹木が作り出すアートな風景を楽しまれていました。


雨の時に現れる“謎の泡”も2箇所で見かけました。

何者〜??

森歩きの最後の方になって、みんなで足を止めたのは、お客様が見つけてくれたこんな風景でした。

太い蔓が巻き付いて、折れた枝を抱えているような風景…。さらに上を見上げたら…

何がどうなっているのか、わからないほどすごかったです(笑)

ということで、二日間とも雨と霧でしたが、“雨でも楽しむ力”をお持ちの皆さんと、楽しい時間を過ごしました。(感謝)

(かな)
コメント
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