グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

裏砂漠&樹海ツアー

2024年03月12日 | ツアー
一昨日は早朝船でいらした旅行会社ツアーの皆さんと、裏砂漠に行ってきました。

お客様は、温泉ホテルで朝食を召し上がって、朝8時からスタート。

水たまりのヒキガエルの卵は、この日も注目の的!(笑)

低い位置から差し込む光が、まるでスポットライトのように溶岩を照らし、キレイでした😀


お客様から「なぜ木がくっついているのか?」と質問があった森の風景。

そうなんですよね。
木の幹などがくっつくと合体する現象は普通にみられますが、手を繋ぎあっても合体はしない人間からみると「なぜ〜?」と思いますよね〜。(え? そんなこと考えないですか??)

冬の間、ずっと地味〜な姿だったニオイウツギが、若葉をのばし始めました!

この景色が新緑に染まるのも、もうあと少しでしょう。


ジオロックガーデンでは、マグマの飛沫がくっつきあってできた岩を、熱心に観察されているお客様が多かったです😀


今までのツアーでは、「女性の横顔に見える」というお客様が多かった岩。

今回は「猫に見える」という新たな見解が😀
確かに猫の耳ありますね〜(でも顔が尖っているからキツネかな??)

72年前の噴火で溶岩灰皿を作った人がいるというお話をしたら、お客様が裏砂漠で「溶岩灰皿!」と言って、穴のいっぱい空いた石を持ってきて見せてくれました。

確かにそんな雰囲気のある、なかなかカッコ良い石ですよね?
で、記念に写真撮影!☺️

富士山の白い頭を背景に、裏砂漠を行くお客様たち。

一列に並んで歩く景色がカッコよかったので、この風景もパチリ!

そして、裏砂漠をずんずん先に進んでいくと、やった〜!!

シマシマの地層の下から、モクモク噴気が上がっているではありませんか!!
(実は密かに期待していいました)

いつでも見られるわけではないので、ラッキーでした!!
火山島の地下の熱を、感じていただけて良かったです❤️

元気なアシタバと富士山のコラボも良い感じで、ついつい写真を撮ってしまいます(笑)

この後、裏砂漠で15分ほど、思い思いに時を過ごしました。

短時間でも、自由に過ごせる時間が作れて良かったです😀

富士山の写真を撮る方もいらっしゃいました(盗み撮り・笑)

真っ白い富士山の左横には、南アルプスの白い山の連なりがクリアに見え、本当に美しかったです。


最後にお客様のご希望で、樹海の中を30分ほど歩いて帰りました。
しばらく歩いていなかったので、倒木がかなり増えて歩きにくくなってましたが、まだ咲き残っていたモクレイシの小さな花や

倒木が再生する姿や

クネクネの幹の森など、伊豆大島ならではの独特な環境を楽しんでいただけたようで、「森が良かった!」という感想がたくさん聞かれました!

お客様が持ってきたシロクマのぬいぐるみを、森の木に置いて写真を撮られていたので、私もパチリ。

笑顔のみなさんとご一緒に、私もとても楽しい時間を過ごしました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(今回のツアーはイヤホンガイド付きだったので、最後尾のお客様にもガイドの声が聞こえ、お客様からの質問も、皆さんと共有できて良かったです😀)

(かな)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする