命徳寺鬼子母神
釈迦生誕祝い花まつり
４月６日 稚児行列、参加者募集中
タウンニュース
かわいらしく着飾った稚児たち
江戸時代初期に建築された、茅葺き屋根
の古い山門のある秦野の古刹・命徳寺
（河原町１の５）――。同寺の境内と
周辺で４月６日（土）、鬼子母神の縁日
と花まつりが行われる。秦野市商店会
連合会後援。
「４月８日」の釈迦の生誕を祝い行われ
る花まつり。同寺では６日に、境内に安
置される鬼子母神尊の縁日と合わせて催
され、子どもたちが街を巡る「稚児行列」
も行われる。当日は限定の鬼子母神特
御朱印の授与もある（９時〜15時）。
子どもたちが街巡る
女の子は金の冠、男の子は烏帽子をかぶり、
独特のかわいらしい衣装が目を引く稚児行列。
６日午後１時に同寺を出発し、秦野駅前通り、
片町通り、花みずき通りを練り歩き、午後
３時ごろに寺へ戻る。現在、稚児行列の参
加者募集が行われている。対象は幼児から
小学４年生ぐらいまでの男女20人。参加費
１人２０００円（衣装は貸し出し）。応募
は３月29日（金）まで（定員となり次第締
め切り）。雨天中止。問い合わせは命徳寺
【電話】０４６３・８１・１４７４、ま
は十全堂【電話】０４６３・８
６０１０へ。
当日限定の御朱印
命徳寺
秦野市河原町1-5
TEL:0463-81-1474
卒園祝いのサプライズ！ 横浜ＤｅＮＡ、
川崎の保育園児にキャップを贈呈
3/16(土) カナロコ
ベイスターズキャップをかぶり、
笑顔の園児ら＝９日、川崎市高津区
卒園を祝福しようと、プロ野球の横浜ＤｅＮＡ
ベイスターズは、今春小学校進学を控える
梶ケ谷保育園（川崎市高津区）の園児らに
ベースボールキャップを贈った。
川崎市民プラザ（同）で行われた保護者主催
の謝恩会で、ファンづくりの一環として実施。
子どもらはサプライズのプレゼントに「青が
かっこいい」「今度、球場に試合を見に行っ
てみたい」などと歓声を上げて喜んだ。
共用部が京急線車内？ 横浜・金沢の分譲
マンション、リノベで鉄道部品活用
3/16(土) カナロコ
鉄道車両部品を利活用したマンション
共用部のワークスペース＝横浜市金沢区
京浜急行電鉄（横浜市西区）は１５日、鉄道
車両部品を利活用したリノベーション分譲マン
ション「プライムフィット横浜富岡」（同市
金沢区）の内覧会を開催した。同社によると、
分譲マンションに引退した車両部品を使用す
るのは、鉄道業界初という。
【写真】２ＬＤＫのモデルルーム
使用したのは昨年３月１５日で引退した車両で、
大師線を走行していたという。マンション共用
部のワークスペースに、車両の８人掛けの座席
を用いてソファ代わりとして設置。荷物を置く
網棚を飾り棚として設けるなど“京急線車内”
をほうふつとさせるつくりに仕上げた。
旧ポンプ所や旧鎌倉図書館など、
神奈川県内は５件 国有形文化財の登録答申
3/16(土) カナロコ
旧県営湘南水道鎌倉加圧ポンプ所
の外観（県教育委員会提供）
国の文化審議会は１５日、国登録有形文化
財（建造物）に神奈川県鎌倉市長谷の「旧
県営湘南水道鎌倉加圧ポンプ所」など５件
（３カ所）を登録するよう盛山正仁文部科
学相に答申した。登録されると、県内の同
文化財（建造物）は３３２件（１７２カ所）
となる。
【写真】旧鎌倉図書館の外観。
和洋折衷のデザインが特徴
県教育委員会によると、同加圧ポンプ所は
鉄筋コンクリート造平屋建てで、スクラッ
チタイル貼りの外壁に縦長窓と単窓を並べ
たシンプルな造りが特徴的。戦前の県営水
道事業を伝える希少な遺構で、１９３６年
に建築され、６１年に加圧ポンプ所として
の機能を廃止した。６６年からは同市の体
育館として活用され、後に民間企業に売却。
現在、湘南地区唯一の酒蔵が飲食店を経営
している。
同市御成町の「旧鎌倉図書館」は３６年に
建築された。緑青（ろくしょう）色のスク
ラッチタイル貼りで、切り妻屋根に妻飾り
が付いている和洋折衷のデザイン。７４年
から市分庁舎として活用され、２０２３年
には市の学童施設に生まれ変わった。
このほか、横浜港の北西の丘陵にあり、
１８９９年以降に建築された近代和風住宅
「旧川本家住宅主屋」、「同住宅内蔵」、
「同住宅表門および石垣」（横浜市西区
西戸部町）が答申された。
秦野で「春めき桜」が見頃、甘い香り
ほのかに１７日は祭りで模擬店も出店
3/16(土) カナロコ
見頃を迎えた早咲きの「春めき桜」
＝１３日、秦野市寺山
南足柄市発祥で早咲きの「春めき桜」が、中丸沢
周辺（秦野市寺山）で見頃を迎えた。濃いピンク
色の花と、ほのかな甘い香りが早春の里山を彩っ
ている。
【写真】ドローンで空撮した春めき桜
２０１０年から市民有志の「中丸の里山を守る会」
が数種類の桜を植栽し、春めき桜は約９０本が植
えられている。同会会長で近くの手打ちそば店
「石庄庵」店主の石井貞男さん（７０）は「３
に入ってからの三寒四温で例年並みの開花時期に
落ち着いた。ソメイヨシノと続けて楽しめそう」
と話していた。
同所では１７日正午から桜祭りが開かれ、模擬店
が出店するほか能登半島地震チャリティーコンサー
トなども行われる。問い合わせは、同店
電話０４６３（８２）１２２２。
「被災地の人を助けたい」
北小３年４組が募金活動
タウンニュース
募金箱を回収する片野さん（左）
秦野市立北小学校３年４組では総合的な
学習の時間を活用し、能登半島地震で被災
した人のために募金活動を行った。
最大震度７を観測し、石川県を中心に甚大
な被害をもたらした能登半島地震。この地
震を受け、「困っている人のために募金活
動をしたい」という児童からの発案により、
募金活動を実施することが決まった。児童
たちは北地区にある様々な店舗に電話。了承
を得た８店舗と、保護者の職場にも設置する
ことになった。２月上旬頃、設置する店舗の
周辺に住む児童と保護者が募金箱を渡しに行
き、２月26日から29日に回収も行った。
設置した店舗の一つ、秦野市戸川にあるパン
屋「Ｒｅ：ｂｏｒｎ」の募金箱を回収しに訪
れた片野結唯さん。店長の山本真綺（まあや）
さんから募金箱を手渡された片野さんは、大
きな声でお礼の言葉を述べた。山本店長は
「募金箱を見たお客様が喜んで協力してくれ
ましたし、自らパンを買いに来て募金する小
学生の子もいました」と話す。片野さんは
「緊張したけど、募金があって嬉しかった。
このお金が困っている人の役に立ってほしい」
と笑顔を見せた。
集まった募金は合計で12万６７４９円。後日、
担任の芝敏範教諭が秦野市地域共生推進課に
預け、被災地に届けられるという。
個性豊かに「藍三人展」
江島屋蔵のギャラリー
タウンニュース
鈴木さんの能面作品
江島屋蔵のギャラリー（秦野市本町
２の５の６）で『藍三人展』が行わ
れる。３月26日（火）から30日（土）
まで、時間は午前10時から午後５時
（最終日４時）まで。
期間中は鈴木静夫さん（小田原市）の能面
20点、加藤廸余さん（開成町）の彫塑10点、
高橋君子さん（大井町）のオリジナルジュ
エリーを多数展示。バラエティーに富んだ
グループ展となっている。加藤さんは「長年、
兄が制作してきた能面を一緒に発表したいと
いう思いから、西相美術協会の絵の友達であ
る高橋さんに声をかけ三人展を行うこととな
りました」と話す。入場無料。（問）加藤
さん【携帯電話】０９０・２１７６・
３２１９へ。
加藤さんの彫塑作品
高橋さんのジュエリー作品
春休み企画／「アンサンブル楓」登場！
コンサートと演奏体験
タウンニュース
０歳児から参加できる「ランチタイム
コンサート」の春休み特別企画が３月27日
（水）、クアーズテック秦野カルチャーホ
ールで行われる。
当日は市内外で活躍中の「アンサンブル楓」
（ソプラノ・梅澤幸代さん、ヴァイオリン・
石井貴子さん、フルート・酒井みさをさん、
チェロ・杉原捷子さん、コントラバス・江上
靖さん、ピアノ・浅沼敦子さん）のコンサート
に続き、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス
の演奏体験が可能。参加費は大人１人２０００
円（１ドリンク付き、子ども１人の同伴可能）。
子ども１人追加参加は５００円（１ドリンク付）。
２歳以下無料。大人のみも可。【1】午前の部
11時から 【2】午後の部２時からの２回開催。
各回約１時間の予定。予約制・先着30人。
【電話】０４６３・８１・１２１１へ。
※大人＝中学生以上
