秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

中井町百年前の教訓いまに

2024-03-09 01:32:19 | 日記

中井町
100年前の教訓 現代に
「震災紀念誌」訳し発行
タウンニュース

1923年に発生した関東大震災による
中井村(現・中井町)の被害状況を記録
した「中井村震災紀念誌」を町民有志が
現代語訳し、2月10日に発行した。

同紀念誌は関東大震災後の町の様子を記
録するため、中井村が震災2年後の25年
2月に発行。50年ほど前に町内在住の権
守忠義さん宅で発見された原本をもとに、
町民有志で結成された同紀念誌実行委員
会が新版として現代語訳した。

震源や震域、余震の回数、気象状況など
が記録されているほか、「中井村各字
(あざ)の被害概説」として、地区ごと
の家屋の倒壊状況や死者名、恩賜金に至
るまでが記されている。村から編集を依
頼されたのは農業生産組合副理事長など
を務めた松本愛敬氏。原本は東京の印刷
所で刷られていた。

同委員会は「現在も当時の地番が多く残
り、子孫が暮らしている。どうにか記録
に残したい」と2016年頃から方法を
模索。相原トシ子さん、加藤久美さん、
藤井秀壯さん、山口隆治さんの4人で新版
の編集にあたった。原本は藤井さんがオン
ラインサービスの文字認識機能を使って
データ化し、そのままでは読むことが難
しい表現は、現代の漢字に置き換えた。

さらに、同委員会では校正作業も追加。
活版印刷時に生じたと推測される誤字の
ほか、地元町民だからこそ気づくことが
できる人名や固有名詞などの250カ所
の間違いに、今も残る当時の名簿や子孫
への聞き取り、墓石の彫刻などを頼りに
して訂正を加えた。原本に姓のみ記載さ
れていた場合も、名前がわかった人につ
いてはフルネームで表記が追加されてい
る。

中井町文化財保護委員を9年務めた山口
さんは「関東大震災は東京や横浜の火事
などがよく知られているが、震源は県西
部に近かった。今の時代の減災、防災に
役立つ情報が詰まっている」と話してい
た。紀念誌は86頁で税込千円。購入希望
者は加藤さん【電話】090・2549
・9561。

中井在住 紙谷さん
蘭「タカコ」が日本一
「世界らん展」で最高位
タウンニュース

「日本大賞」の盾を持つ
紙谷さん

中井町古怒田在住の紙谷多佳子さん(73)
が育て上げた蘭「タカコ」(デンドロビ
ューム属ポリアンサム)が、2月7日か
ら14日まで東京ドームシティプリズムホ
ール(東京都文京区)で開かれた「世界
らん展2024 花と緑の祭典」で最高
賞の日本大賞に選ばれた。紙谷さんは
「やっと夢がかなったという感じ」と、
受賞を喜んでいる。

紙谷さんは44年前、友人からシンビジウ
ムをもらったのをきっかけに蘭の魅力に
気づいた。「育てるのが難しいイメージ
があったけれど、毎年花をつけるのがう
れしくて」と、胡蝶蘭やカトレアなど様
々な種類の育成に挑戦し、現在では自宅
の敷地内に建てた2つの温室でデンドロ
ビュームとカトレアの原種を中心に丹精
込めて育てている。

自身の名前を冠した「タカコ」は、花の
個体の美しさと、全体のバランスの良さ
が評価され、438作品の中から大賞に
輝いた。紙谷さんは「花期が短く、2週
間ほどしかないので、温度や水の量を加
減し、世界らん展の時期に咲くよう調整
した。運が良かった」と振り返る。

朝晩のほか、時間があれば温室で過ごす。
「虫がいるなとか、そろそろ咲きそうだ
とか、足を運べば何かしら気づくことが
ある。温室でお茶を飲む時間が一番ほっ
とする」と紙谷さん。蘭は品種も多く、
育て方がそれぞれ違うため、温度調整の
ための温室の開け閉めは近隣住民が協力
してくれることも。「私が体を壊したら
蘭が枯れてしまう。そう思うと、元気で
いなくちゃと思う」と、我が子のような
蘭に目を細めた。

受賞した蘭(紙谷さん提供)

浄信寺でつるし雛展
約400人が楽しむ
タウンニュース

つるし雛を見て楽しむ来場者

第18回つるし雛展が2月23日から26日
まで浄信寺(長持)で開催され、1千
以上の人形が、訪れた約400人の来
場者の目を楽しませた。

地元の女性14人で活動する「あじさい会」
(冨塚フミ子会長)が制作した作品を披
露する同展。今年の干支の辰をイメージ
した人形を中心に、定番の「ごてんまり」
や犬、猿のほか、人気キャラクターなど
の作品がずらりと並べられた。

家族で会場に訪れた市内在住の10歳の女
の子は「大きくておしゃれできれいだっ
た」と目を輝かせた。

秋山博の功績をしのぶ
20日 南金目で頌徳祭
タウンニュース

過去の墓前祭の様子

金目地域に平塚盲学校の前身となる
「私立中郡盲人学校」を設立した
秋山博をはじめ、同校創設に貢献した
12人をたたえる「秋山博・頌徳祭」が
3月20日(水)午前10時から、寂静寺
(南金目1787)で開催される。
金目エコミュージアム(米村康信会長)
主催。

秋山博は13歳の頃、病気で失明。金目
の鍼医のもとへ弟子入りし、20歳の若
さで鍼灸院を南金目に開業して成功を
収めた。秋山が次に目指したのが目の
不自由な子供達の学びの場を作ること。
金目の自由民権家の資金援助もあり
「私立中郡盲人学校」を金目の旧キリ
スト教会内に開校した。

金目公民館(南金目966)では17日
(日)〜20日(水)まで、小説『食道
楽』で明治のベストセラー作家となっ
た村井弦斎と秋山博の関わりを紹介す
る資料を展示(午前9時〜午後4時)。
17日にはギャラリートークもある
(午前10時〜正午)。

(問)三木さん【携帯電話】090・
1428・8584

AI使いこなせる人材に
平塚青年会議所が講座
タウンニュース

生成AIを使う参加者

平塚青年会議所(平塚JCI/猪股大輔
理事長)が2月15日、ホテルサンライ
フガーデンで「大人チャレンジ!AI
を使ってみよう!」と題した例会を開
催した。

猪股理事長は「今後求められる人材は、
利他の心を持ち、AIを使いこなせる人。
この例会で前向きな変化をしてほしい」
とあいさつした。

生成AIを積極的に活用している(株)
ハウジングアーキテクト建築設計事務所
代表の竹内隼人さんが講師を務め、「設計
する時はAIでパースを作る。何時間も
かけていた作業が、5分で終わる」とAI
の利便性を解説した。また、AIへのプロ
ンプト(指示出し)の簡単な使い方や5W
1Hの推奨などを伝えた。

その後、AIを使って自社のマスコット
キャラクターを作成するワークショップ
が行われ、約50人が参加。6グループに
分かれて、希望の体型や肌の色、髪型な
どをソフトに入力した。イメージ通りに
完成したキャラクター画像を見た参加者
からは、驚きの声があがっていた。

「必ず座れる」通勤電車に代わり
…特急「湘南」、運転3周年で
記念入場券
3/8(金) カナロコ 

硬券タイプの入場券の
イメージ(JR東日本横浜支社提供)

JR東日本横浜支社(横浜市西区)は
16日、特急「湘南」運転開始3周年
を記念した入場券を発売する。

【写真】特急「湘南」、記念台紙
のイメージ

「湘南」は2021年3月、旧国鉄時
代の車両「185系」の引退に伴い、
東京-小田原間で新たな特急として運
行を開始。「必ず着席が可能な通勤電
車」として親しまれてきた「湘南ライ
ナー」の代わりとして、平日のみ走行。
現在は上下線合わせて、1日21本運
行している。

入場券は硬券タイプで、「湘南」の停車
駅8駅分(大船、藤沢、辻堂、茅ケ崎、
平塚、二宮、国府津、小田原駅)と記念
台紙がセット。台紙には「湘南」で使用
するE257系車両のほか、185系、
215系車両の写真も掲載。クリアファ
イル付き。

16日午前8時から、茅ケ崎駅のみどり
の窓口内の臨時窓口で販売。価格は2千
円。1千セット限定で、1人5セット
まで。

LUNA SEA真矢さん「秦野の空気、
呼吸を感じて」4月28日、「ふるさと
大使」就任1周年で音楽イベント
3/8(金) カナロコ 

音楽イベント「奏・秦野」を
開催する真矢さん

「はだのふるさと大使」で、人気ロック
バンド「LUNASEA」のドラマー
真矢さんが、大使就任1周年を記念し
て音楽イベント「奏・秦野(おと・はだ
の)」を開く。真矢さんは「LUNA 
SEAのリズムを生んだ秦野の空気、
呼吸を感じてもらえたら」と来場を呼
びかけている。

秦野出身の真矢さんは3歳から能楽に
触れ、地元の太鼓連で6歳から太鼓や
笛の演奏に参加するなど、能や秦野の
祭り文化、太鼓との出合いがドラマー
としての人生につながっているという。
昨年5月に大使就任。「秦野たばこ祭」
では祭りばやしを披露した。

イベントは4月28日、クアーズテッ
ク秦野カルチャーホール(秦野市平沢)
で開催。能楽囃子(ばやし)など伝統
芸能とのコラボレーションや、まな弟
子たちとのセッションライブなどが繰
り広げられる。

午後5時開演。一般指定席6600円、
秦野市民席3300円(いずれも1人
4枚まで)。一般販売は3月30日か
ら。問い合わせは、同ホール
電話0463(81)1211。

満開の桜間近に、大岡川で水上バス
クルーズ 横浜駅東口発着
3/9(土) カナロコ 

シーバスエースで巡る大岡川
桜クルーズの様子(ポートサー
ビス提供)

横浜港の観光船を運航するポート
サービス(横浜市中区)は、桜の
名所として知られる大岡川を巡る
「大岡川桜クルーズ」を16日~
4月10日に開催する。

【別の写真を見る】
大岡川桜クルーズの様子

同クルーズは今年で3回目。横浜駅
東口を発着地に水上バス「SEA 
BASS ACE(シーバスエース)」
で約1時間かけクルーズ。みなとみ
らい地区の大観覧車やロープウエー
を経て、窓の広い船内から水辺に
こぼれんばかりの桜を間近に見られる。

大人4千円、子ども2500円。午前
10時~午後7時半の間の最大6便を
予定するが、開花状況などにより運休
など変更する場合も。1便あたり最大
50人まで。申し込み・詳細は同社
ホームページから。問い合わせは、
同社予約センター
電話050(1790)7606。

 

 

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