褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 ハンナとその姉妹(1986) ハンナ姉妹を中心に男女の関係を描く

2008年08月27日 | 映画(は行)
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 ついに北京オリンピックが終わった。何となく寂しい気持ちになりそうな時に、日本では太田誠一農水相の経費の計上問題
 そして、アフガニスタンでは、伊藤和也さんが、拉致されて結局は彼の遺体が見つかったようだ
 オリンピックで盛り上がっている中で、このような悲しいニュースが起こっている事を忘れてはいけない特にアフガニスタンで頑張っていた伊藤和也さんの場合は、アフガニスタンのために働いていたのにね

ハンナとその姉妹

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 それでは、話を変えて今回はハンナとその姉妹について紹介します
 監督・主演・脚本をこなしているのはウディ・アレン(画像下)この映画は彼の作品でも有名な方だから観ていると思っていたのだが、どうやら初めて観る様だ


 タイトルの通り、ハンナ姉妹を軸に男女の恋愛模様が描かれている
 ちなみにその姉妹を紹介すると、長女がハンナ(ミア・ファロー(画像下右))、次女がホリー(ダイアン・ウィースト(画像下左))、三女がリー(バーバラ・ハーシー(画像下中央)

 ストーリーを追っていくと、中年男女の恋愛模様の機微をウディ・アレン監督が見事に描いている
 長女のハンナ(ファロー)の家で感謝祭が行われているそこには、次女のホリー(ウィースト)、そして三女のリー(ハンター)も居るそして、ハンナ(ファロー)の夫であるエリオット(マイケル・ケイン)も居るのだが、彼は妻のハンナ(ファロー)に悪いと思いながら、三女のリー(ハーシー)に想いをよせてしまうエリオット(ケイン)とハンナ(ファロー)の仲はうまく行っているのだが・・・
 そして、帰り道でリー(ハーシー)もエリオット(ケイン)の事が気になっていたリー(ハーシー)は芸術家(?)の初老に近いフレデリック(マックス・フォン・シドー)と同棲しているが、リー(ハーシー)にとっては、フレデリック(シドー)が嫌になっている
 そんなエリオット(ケイン)は、リー(ハーシー)と偶然を装って出会う

 そして、エリオット(ケイン)もリー(ハーシー)もハンナ(ファロー)に悪いと思いながら、ついに不倫の関係に
 一方、ハンナ(ファロー)の元に、前の夫であるミッキー(ウディ・アレン)が訪ねて来る今は二人の関係は友達同士のようだ二人が離婚した理由はお互いが子供を欲しがっていたが、病院の先生から子供が産まれないのは、夫(アレン)の方の責任だと言われ、それが尾を引いて二人は離婚した
 そして、ミッキー(アレン)は非常になんでも不安症だ医者から脳腫瘍の可能性があると聞かされた時には、死ぬ事をオーバーなくらい悩む(結局何の病気でもないのだが
 そして、難とか生きがいを求めるためユダヤ教のミッキー(アレン)はキリスト教へ改宗しようとするが、心が満たされない
 一方、売れない女優で男運にも恵まれないホリー(ウィースト)は、友達と料理店をしているが、料理店もうまくいっていないかなり運の悪い次女のホリー(ウィースト)だが、姉のハンナ(ファロー)からミッキー(アレン)を紹介され、二人はデートをする最初こそ、うまくいかない二人だったが、そのうちにお互いが惹かれあうこの時ばかりはミッキー(アレン)も楽しそうだ
 そして、リー(ハーシー)は泣きつくフレデリック(シドー)と別れる事を決意し、姉のハンナ(ファロー)に悪いと思いながらもエリオット(ケイン)と付き合う事を決心する。
 しかし、エリオット(ケイン)は妻のハンナ(ファロー)とリー(ハーシー)の姉妹の間で、苦悩するどちらと付き合えばいいのか
 そして、女優を諦めたホリー(ウィースト)は、ハンナ(ファロー)とミッキー(アレン)の結婚生活を基にした本を出版する、これに対して怒り爆発のハンナ(ファロー)をよそに、本は大ベストセラーになる
 結局、ホリー(ウィースト)とミッキー(アレン)は結婚する
 そして、エリオット(ケイン)も、リー(ハーシー)との関係を清算してハンナ(ファロー)と元通りに収まった
 そして、一年後またハンナ(ファロー)の家でパーティーが行われるリー(ハーシー)は最近結婚した夫とやって来たそして、ミッキー(アレン)とホリー(ウィースト)も一緒にやって来た
 そして、このパーティーの場でホリー(ウィースト)がミッキー(アレン)に吃驚の告白う~ん、見事にオチが決まった

 それにしても、カッコ良い男がこの映画には出てこないそれどころか、頼りない男たちだでも、男女の不思議な関係を描かせたらやっぱりウディ・アレン監督うまいね派手な展開はないけれど、男女関係の微妙さをうまく描いている
 しかし、僕が絶賛しているコーエン兄弟と同様にウディ・アレンの映画も日本では、ヒットしないハリウッドのお金をかけまくった大作映画も良いけれど、ちょっと小粒だけれど、奇抜なアイデアを魅せるウディ・アレンの映画も観て欲しいね
 ちなみに僕の今迄で観たウディ・アレンの作品では、カイロと紫のバラが、一番のお勧めだね
カイロの紫のバラ

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