褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 スカーフェイス(1983) ヒスパニック(キューバ)系マフィア映画を描く

2009年10月01日 | 映画(さ行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 マフィアムービーの名作と言えば、やっぱりゴッド・ファーザーが僕の中では1番の好きな映画だ
 マフィアを演じる事が多いアル・パチーノだが、同じマフィアでも全く違うタイプのマフィアを演じられるのが彼の凄いところ
 前述したゴッド・ファーザーでは、頭が良く、冷徹かつ冷静なマフィアを演じるかと思えば、フェイクでは、すっかり年老いて落ちぶれたマフィアを演じた
 そして、今回紹介するスカーフェイスだが、ヒスパニック系マフィアを演じるアル・パチーノは、すぐにぶち切れる短気な性格の男を演じている
 あまり映画でヒスパニック系マフィアと言うのは聞かないが(ゴッド・ファーザーはイタリア系マフィア)、最近は実際のマフィアの世界でもヒスパニック系マフィアの勢力が伸びている
 だいたい、コカインといった類のものは南米から入ってくることが多いからね自然に南米からやって来たマフィアがアメリカで麻薬商売するのは、ある意味当然かもしれない
 ちなみに監督はブライアン・デ・パルマだが、彼の映画は失敗作も多い
 昔はサスペンス映画をたくさん撮っていたが、所詮はヒッチコック映画の真似みたいな映画ばかりだ。
 例えば、殺しのドレス愛のメモリーボディ・ダブルなど(僕はどれも駄目)
 しかし、逆にアンタッチャブルや今回のスカーフェイスのような、ヒッチコックタッチの映画から離れた時の方が面白い映画を撮ったりする
 それでは、スカーフェイスを紹介しよう
スカーフェイス 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る


 1980年(?)にフィデル・カストロは反政府のキューバ人をアメリカに強制的に移住させたその中には政治犯や刑務所から出てきたトニー(アル・パチーノ)のような人間もいた。
彼らの中にはマイアミで橋の下にテントを張って生活している人間もいた
 ある日、トニー(パチーノ)は仲間のマニー(スティーヴン・バウアー)から、政治犯殺しを頼まれ実行する
 
 数日後、トニー(パチーノ)とマニー(バウアー)はある店の食器洗いの仕事をしていた
 そこへ、政治犯殺しの首謀格のオマー(F・マーリー・エイブラハム)が来たオマー(エイブラハム)は、再びトニー(モンタナ)とマニー(バウアー)に仕事を持ちかける
 それは、あるホテルでのコカイン取引き
 トニー(パチーノ)とマニー(バウアー)や他の仲間達は取引現場に向かうが、相手の狙いは現金の横取り
 ここでのチェーンソウを使った暴力シーンはブライアン・デ・パルマの悪趣味が出ている
 難とか一瞬の隙を突いて、トニー(パチーノ)達は敵を殺して逃亡する

 そして、オマー(エイブラハム)の親分のフランク(ロバート・ロジア)の豪邸にトニー(パチーノ)とマニー(バウアー)は招待される
 トニー(パチーノ)はフランク(ロジア)に気に入られるが、トニー(パチーノ)はフランク(ロジア)の女であるエルヴィラ(ミシェル・ファイファー)に一目ぼれしてしまった
 
 トニー(パチーノ)は先にアメリカに来ていた母と妹のジーナ(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)の家に行くが、美しく成長したジーナ(マストラントニオ)とは再会を喜ぶが、母からはもう来るなと言われてしまう

 トニー(モンタナ)とオマー(エイブラハム)はボリビアに行き、ソーサ(ポール・シナー)の元へ麻薬取引きに出向く
 トニー(モンタナ)はオマー(エイブラハム)を出し抜いて勝手にコカイン取引を行うすっかりソーサ(シナー)に好かれるトニー(モンタナ)
 一方、オマー(エイブラハム)はソーサ(シナー)の手下によって殺される

 ついにトニー(モンタナ)の事を疎い存在に感じ始めた親分のフランク(ロジア)一方、トニー(モンタナ)にとっても難とかエルヴィア(ファイファー)と結婚したいためフランク(ロジア)を消したいと思っていた

 トニー(モンタナ)がフランク(ロジア)の店で飲んでいると、そこにはアメリカに入国したときに取調べを受けた刑事が近づいてきた実はその刑事はフランク(ロジア)とつながりのある悪徳刑事だった
 しかも、トニー(モンタナ)は妹のジーナ(マストラントニオ)が男と遊んでいるのを見て怒りが込みあがってきたトニー(モンタナ)はジーナ(マストラントニオ)に対して近親相姦的な愛情を持つようになっていた
 その時、トニー(モンタナ)はフランク(ロジア)が放った殺し屋から銃撃されるが、その場を凌ぎ、逆にフランク(ロジア)と悪徳刑事を殺した

 ついにトニー(パチーノ)はフランク(ロジア)の女であるエルヴィス(ファイファー)を手に入れ、麻薬ビジネスは成功する
 ついにアメリカン・ドリームを手に入れたトニー(パチーノ)だったが・・・それは自滅への道を進んでいく事の序章だった
 自滅していくボロボロになったトニー(パチーノ)の姿は映画を観てください

 この映画でアル・パチーノは言う俺は頭は悪いが根性だけがとりえだ
 本当に根性だけで闇社会に取り入るが、やはりマフィアの世界も頭が良くないと生き残れない
 まさに一文無しからマフィアのボスにまでなる成功者のストーリーから、後半は一挙に地獄に叩き落される人間の盛衰が描かれているが、しかしこの映画は全編に渡って血生臭い
 この映画を単なるバイオレンスムービーと片付けてしまうのは惜しい映画だと思う
 まさに人生の栄光と破滅が描かれた素晴らしい映画だと思うそれにしてもこの映画におけるアル・パチーノの鬼気迫る演技は素晴らしい
 僕はゴッド・ファーザーで演じたマイケル・コルレオーネの彼も好きだが、今回演じたトニー・モンタナの方が好き
 マフィア映画が嫌いな人もこの映画は是非観て欲しい作品です

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




 

 
 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画 アメリカン・ヒストリ... | トップ | 競馬 オールカマー反省 僕... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(さ行)」カテゴリの最新記事