褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 この自由な世界で(2007) イギリスの抱える問題だけれど、日本人も無視できない映画

2009年06月12日 | 映画(か行)
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 僕はあんまり知らなかったのだが、イギリスという国は移民が多い国だったんだね
 しかし、考えてみればイギリスはかつては植民地を多数抱えてきた国なだけに、その植民地だった国から移民が、大量に入ってきてもおかしくない
 今、日本は完全な不景気のおかげで、安い賃金で外国人の労働力を使ってきたが、その外国人のくびきりが行われている
 僕が不思議に思った事が一つあって、前述したような外国人のことを日本では、移民とは言わない
 しかし、今回紹介する映画この自由な世界での監督は、麦の穂を揺らす風や、パキスタン移民の二世とカトリック学校の女性との恋愛、その恋愛の邪魔をしている宗教問題を描いたやさしくキスをしてを撮った今や巨匠的存在のケン・ローチ
 彼の映画は、まさに社会の現実の矛盾をえぐる
 それでは、またまたイギリスの抱える問題を題材にしたこの自由な世界でを紹介しよう

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 今は離婚してルームメイトのローズと暮らしているアンジーだが、息子は両親に預けているそして、やがて生活が楽になれば、息子と一緒に暮らすつもりだ
 そんな、アンジーはある日突然会社からクビを通告されるしかし、アンジーは強い女性だ彼女は今までの仕事の経験を活かし、イギリスにいる外国人を集めて、仕事を斡旋する会社を立ち上げる

 そして、彼女は不法滞在している家族に出会い、冷たいイギリスの国家の政策に疑問を感じ、やがて不法滞在している外国人にまで、仕事を斡旋してしまう
 ルームメイトのローズはそんなアンジーのやり方に疑問を感じる仕事も軌道に乗ってきたが、父親から注意を受ける仕事の事ばかり考えないで息子の事をもう少し考えろ
 アンジーの息子は学校で問題を起こしているが、母親が息子の世話をしないからだとアンジーの父親は考えている
 しかし、アンジーは今は仕事に専念して、この仕事が完全に軌道に乗った時に息子と一緒に暮らす事を決めていた

 しかし、問題が起こる労働賃金が払われていない事に、外国人からついに反発を受けてしまう
 果たしてアンジーのその後は・・・

 まさに内容は日本でも無視できないテーマがこの自由な世界でにたくさん入っている
 アンジーも世間の弱者として、仕事を辞めさせられ、そして自由競争の中に飛び込みやがて、アンジー自身が息子と一緒に生活をするため、不法滞在している外国人に対して仕事を斡旋する
 確かにアンジー自身、移民たちの苦しさに共感するがやがてアンジー自身が弱者である不法移民たちを自分自身の手でおとしめる

 このような映画がイギリスで製作されたことについて、イギリスでは移民問題が深刻化しているのがわかるね
 しかし、日本はどうだろうここに、日本が住む外国人のことを移民と呼ばない理由があると思う
 日本で働く事を望んでいる外国人達が、平気でクビを切られていく事に対して、日本政府は何を考えているのかこの事から日本政府は移民(あえて移民と呼ばさせてもらうが)に対する問題から逃げている事がわかるね

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