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あなたの命はあと2ヶ月ですと宣告されたらどうしよう
恐らく僕なら残りの人生を己の本能のままに生きるかもしれない
しかし、人間というのは死に際にこそ、その人の生き様、人間としての価値が問われるのかもしれない
そういう観点から自分自身を自己評価をすると僕は最低な人間に属するのかもしれないだいたい、今までの生き方が褒められたものではない
実は今回紹介する死ぬまでにしたい10のことが、実は余命を宣告された人間のその後の生き方をテーマにしている
最近の映画で最高の人生の見つけ方という映画もその部類に入るだろう
しかし、残りの余命をどう生きるかというテーマは既に50年以上前に黒澤明監督の生きるという映画で描かれている
しかし、国が違うと同じテーマの映画でも描き方が恐ろしいほど違う
監督はスペインの女性監督イザベル・コイシェ
彼女の作品のマップ・オブ・サウンズ・オブ・トーキョウに菊池凛子さんが主演したりで、今後も注目の監督です
それでは、作品紹介の方へ
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清掃の仕事をしている23歳のアン(サラ・ポーリー)は失業中の夫ドン(スコット・スピードマン)とまだ幼い娘二人の4人でトレーラーハウスで暮らしている
貧乏生活だが夫からの愛情と娘二人にも愛情を注ぎ、幸せな生活をしている
しかし、ある日アン(ポーリー)は腹痛に倒れ病院へ行く事になるが、診断の結果は癌余命3ヶ月と宣告される
アン(ポーリー)は自分の事を母(デボラ・ハリー)や、夫のドン(スピードマン)そして娘二人には自分の病気のことを死ぬまで話さないことを決心し、ノートに死ぬまでにしたい10のこと(10個の中には、ちょっと賛成出来ないような内容もあるけれど・・・)をノートに書いていく
そしてアン(ポーリー)は死ぬまでに10個のことを達成していくそして、彼女の死んだ後の世界は・・・結末は映画を観てください
正直アン(ポーリー)が達成しようとする10個の中にちょっとそれはいけないよと注意してあげたくなる内容もある
しかし、観終わった後は感動の余韻に浸る事が出来る母親の子供に対する愛情の深さはこの映画から伝わってくる
そして、ストーリー展開の巧みさにも感心するうまく死ぬまでにしたい10の事が連続性を持っているところは、うまいと思ったね
上記は、今や監督としても才能を発揮しているサラ・ポーリー(画像上)だけれど、ユマ・サーマンに似ていると思うのは僕だけかな
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