褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 フルメタルジャケット(1987) ベトナム戦争をキューブリックが描く

2007年12月11日 | 映画(は行)
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 僕はスポーツ観戦は好きだけれど、最近は相撲は観なくなったね最近、横綱朝青龍が、出稽古を断られたという記事が、新聞に載っていた。
 普通なら横綱が来てくれるというのは、その部屋にとっては嬉しいはずなのが、断られるのは前代未聞らしいね。確かに過去に荒稽古で何人もの力士を、場所前の稽古で怪我をさせられれたんでは、ちょっとその部屋の親方にとって、やりきれない部分があるだろう。

 そんな事を書きながらも、僕がお相撲さんで一番好きなのは朝青龍です彼の明るい表情,言動などは,従来の相撲取りには、なかった部分がある。
 それと、あの運動神経の良さドンくさい相撲取りが多い中で彼の運動神経はずば抜けているね
 大体、僕は伝統というのに縛られるのが嫌いなんだ。横綱には、品格が必要ふざけた事を言っている、横綱審議会の人間が要るね品格が必要なら、偉い学者さんでも連れて、横綱に勉強会を開いてやれ
 ああしろ、こうしろとうるさい日本の伝統を外国人が理解しがたい事ぐらい充分にわかるだろう
 こうなったら、朝青龍には、とことん優勝してもらいたいねどうせなら、相撲で優勝を決めた勝利をおさめた時は、思いっきりガッツポーズして欲しいねそうなったら、馬鹿な日本人の中には、その行動に対して非難する人がいるのだろう控えめな所が美徳とされている日本の文化を変えるチャンスだ頑張れ朝青龍

フルメタル・ジャケット

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 とりあえず、ちょっと今日の新聞の記事が気になったので、本題から外れてしまいましたが、映画フルメタルジャケットについて感想を述べたいと思います。
 監督はスタンリー・キューブリックこの監督の作品をまた観てしまったまさか、ルービックキューブの名前に近いからというだけで、彼の作品が観たいなと思ったわけだけれど、こんな短期間にまさか、これほど彼の作品をたくさん観るとは思わなかった

 この映画はベトナム戦争を描いた作品だが、戦争映画と言う範囲で考えれば、これより良い作品は、あるだろう。しかし、フルメタルジャケットが制作された時は、たくさんのベトナム戦争を描いた作品がつくられた。
 例えばオリバー・ストーンが監督したプラトーン、7月4日に生まれてそして、ブライアン・デ・パルマが、監督したカジュアリティーズ他にハンバーガー・ヒルなど
 
 しかし、僕はベトナム戦争映画でやはり一番気に入っているのは、やっぱりキューブリック監督作品のフルメタルジャケットになってしまうね。
 内容だけれど、前半と後半にわかれているね。前半は鬼軍曹が、スラング用語連発で、海軍兵士の訓練をするシーンは観る物を釘付けにさすね
下がそのワンシーンの画像

 この訓練シーンの鬼軍曹の役のリー・アーメイは、素晴らしかったね。元々軍人だったみたいだけれど、これほど嵌まった鬼軍曹役はなかなかいないね
 それと、画像の左側に写っている体の大きな人物がいるが、彼は鬼軍曹から微笑みデブと、呼ばれているが、彼はザ・プレイヤーという映画にも出ていたけれど、全然別人に見える。彼はヴィンセント・ドノフリオという名前だが、この役のために32キロも体重を増やしたそうだ。この演技も最初は微笑をずっと浮かべているが、段々と表情が変って行くシーンは名演技だね
 
 そして、後半はいよいよベトナム戦争に向かう。マシュー・モディン演じるベトナム戦争の状態をアメリカに伝える役目を果たそうとするが、実際の戦争を目の前ににして、結局彼も、ヴィンセント・ドノフリオとかと一緒に訓練を受けていたから、銃は使える。そして彼も兵士の一員として戦う事になる
 また戦闘シーンでは、アメリカ兵二人が(そのうち1人はモディンやドノフリオと一緒に訓練を受けていた)相手方のベトナムの兵士に殺される。しかし、そのベトナムの兵士を撃つ事に成功するのだが、その撃った相手はべトナム人の少女だったそして彼女はアメリカの兵士達に繰り返し言うShoot me(私を撃って)と懇願する。実はこの映画を観るのは二回目だがこのシーンは我ながらよく覚えている。いったい誰を相手に戦っているのかこのシーンにベトナム戦争の実態が見えてくるね

 この時はアメリカは反省の時代に入ってしまった。ベトナム戦争は本来タブーとされてきた問題だからね。昔のアメリカ映画は我こそ正義みたいな映画が多かった。
 そして、ベトナム戦争の実態、もしくはネイティブアメリカン(インディアン)に対する畏敬の念を込めた映画(ダンス・ウィズ・ウルブズ)のような、まるでアメリカの今までやってきたことに対する反省みたいな映画が多くなってきた。
 ところが、今アメリカ映画は僕に言わせれば訳のわからない方向にむかっているね。まあアイデアの欠如でリメイク作品が多くなってきたのはもちろんだが、ついに宇宙人が地球を攻めてくる映画を製作するようになってきたね。こうなってくると、もう現実性からかけ離れた映画になってしまって面白くない。
 特にインデペンデンスデイは、そういう意味では僕の嫌いな映画だね。アメリカは何様かと思ったよ

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