褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 スモーク(1995) 普通の物語だけれど・・・良い話だね!

2009年09月01日 | 映画(さ行)
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 アメリカ映画と言うとやはり大きな制作費をかけて、ド派手に爆発シーンをかましたりコンピュータ・グラフィックを使いまくり、場合によっては悪者が宇宙人というようなとにかく大掛かりなアクション映画が多い
 しかし、そんなアメリカ映画にも小粒だが非常に素晴らしい人間ドラマを描いた作品もたくさんあるのも事実
 そんな人間ドラマを描いた素晴らしい作品であるスモークを紹介しよう
 監督は香港生まれのウェイン・ワン
 彼の映画では、僕にはアメリカに移民してきた中国人の女性たちと、その娘たち中国系アメリカ人二世たちの中国での生活における女性の悲しみ、中国とアメリカの生活のギャップに悩む中国系アメリカ人の娘たちの苦しみを描いたジョイ・ラック・クラブという作品がお勧め

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 舞台はニューヨーク、ブルックリン
 そこに一軒の煙草屋があるそこの店主はオーギー(ハーヴェイ・カイテル)は、14年前に起こった出来事以来、毎日朝8時に同じ場所をカメラで撮る事を趣味にしている

 そしてオーギー(カイテル)の店に度々顔を現し、またオーギー(カイテル)の親友でもあるポール(ウィリアム・ハート)は昔は有名小説家であったが、数年前に銀行強盗の巻き添えによって妻を亡くしてからは、すっかりスランプに陥っている

 ある日、ポール(ハート)は考え事をしながら歩いていると車に跳ねられそうになるが、ラシードと名乗る黒人の少年(ハロルド・ベリノー・ジュニア)に助けられる
 ポール(ハート)は助けてもらったお礼に、ラシード(ベリーノ・ジュニア)を自分のマンションに泊めてあげる
 数日後にラシード(ベリノー・ジュニア)は、持っていた6千ドルをポール(ハート)の書棚に隠して、彼の家から出て行く
 ある日、ラシード(ベリノー・ジュニア)の叔母だという人物がポール(ハート)のマンションを訪ねてきた実はラシードと言うのは偽名で、トーマス(ベリノー・ジュニア)が本名であることを知り、トーマス(ベリノー・ジュニア)は偽名を使って場所を転々としていることをポール(ハート)は知る
 ちょうどその頃、トーマス(ベリノー・ジュニア)はサイラス(フォレスト・ウィティカー)と言う左手が義手の男が働くガソリンスタンドにいた
 トーマス(ベリーノ・ジュニア)は名前をポールと言う名の偽名を使ってこのガソリンスタンドで清掃員として働くことになった
 トーマス(ベリノー・ジュニア)は、ガソリンスタンドに置いていたテレビを持って、再びポール(ハート)の家を再訪する
 ポール(ハート)は、トーマス(ベリノー・ジュニア)から本名のトーマスを聞き出し、さらに6千ドルの事を聞き出す
 トーマス(ベリノー・ジュニア)は、ギャングが落とした6千ドルを拾い、実はギャングから追われている事をポール(ハート)に告白する

 ポール(ハート)は、トーマス(べリノー・ジュニア)をオーギー(カイテル)の煙草屋へ連れて行き、トーマス(べりノー・ジュニア)をオーギー(カイテル)の店で働かす
 しかし、トーマス(ベリノー・ジュニア)はオーギー(カイテル)が密輸していたキューバ製の煙草を水浸しにしてしまう大失敗をする
 しかし、ポール(ハート)のアドバイスもありトーマス(ベリノー・ジュニア)は6千ドルをオーギー(カイテル)に払う事で許してもらう
 その夜、ポール(ハート)のマンションにギャングがやって来た目的は・・・6千ドル
 トーマス(ベリノー・ジュニア)はその現場を見て逃げ出してしまう

 オーギー(カイテル)とポール(ハート)は、トーマス(ベリノー・ジュニア)が、働いているガソリンスタンドを探し出す実はトーマス(ベリノー・ジュニア)は、ガソリンスタンドの店主のサイラス(ウィティカー)の・・・(ここのネタ晴らしはしません

 ある日、オーギー(カイテル)の店に18年前に付き合っていたルビー(ストッカード・チャニング)がやって来た
 ルビー(チャニング)がやって来た理由は娘を助けて欲しいという事オーギー(カイテル)は自分に娘が居た事を知らないため、本当に自分の娘か疑うが、ルビー(チャニング)の説得に娘であろう人物と出会うが、その娘は子供を堕ろし、麻薬におかされていた
 オーギー(カイテル)はルビー(チャニング)に6千ドルを渡す

 ある日、ポール(ハート)の元に小説を書いて欲しいとの依頼が来たポール(ハート)はオーギー(カイテル)に会いに行く
 ポール(ハート)は、俺にはアイデアが浮かばないんだとオーギー(カイテル)に言うと・・・オーギー(カイテル)は14年前に起こった出来事をポール(ハート)に語る

 14年前に起こった出来事だけれど、ここでは書かないけれど実はとても良い話この話をしたオーギー(カイテル)にポール(ハート)は尋ねるそれは本当の話か?
 オーギー(カイテル)は親友には本当の話しかしないと言い返す
 実はここに、スモークと言う題名の意味が隠されている
 この映画は、どこまでが本当で、どこからが嘘なのかまるでスモーク(煙り)によって真実がぼかされている
 しかし、嘘によって救われる事はいけないことなのかこの映画を観るとそんな事を考えてしまうが、しかし嘘の中に人情が込められたこの映画のストーリーには感動することは間違いない
 ブルックリンという人情あふれる下町の姿が煙草屋を中心に描かれているのも良いね
 日本でも大型スーパーやコンビニの出現により、煙草屋が減ってしまった
 僕のガキの頃は、学校の近くに煙草屋があったり、おばあちゃんの家に行ったときには近くに煙草屋でお菓子を買ったりした事を思いだす
 僕も忘れていた人情という言葉の大切さを教えてくれる名作スモークはお勧めの映画です

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