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世界では宗教の違いで、迫害の歴史を送った民族達が居るドイツナチス達は、と言うよりもアドルフ・ヒットラーは、ユダヤ人を殺しまくった
また、イスラエルという国は歴史上ユダヤ人の祖国であり今もユダヤ人が入植している。しかし現在でもまわりはアラブ国家であり、常にアラブ国家からの標的にされてきた
そして、このさよなら子供たちであるが、そんなユダヤ人に対しての迫害映画であるが、しかし、ユダヤ人であるが故の子供たちの悲痛さを描く
監督はフランスのヌーヴェルバーグの波に乗って、死刑台のエレベーター(ブログ掲載)や、地下鉄のザジ(ブログ掲載)そして鬼火など、初期の頃(1950年代後半)はジャンルを問わず才気が爆発した映画を撮っていたルイ・マル
しかし、このさよなら子供たちは、もしかしたらルイ・マル監督の自伝的作品かなしかも、1988年の作品だからルイ・マルも年齢を重ね、それほど奇抜な映画でもなく、淡々とした作品になっているそれだけに、悲しい映画でもある
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内容だけれど、舞台は1944年のフランスであるが、当時ドイツの占領下にあった冒頭のシーンであるが、まだ12歳(だったかな?)のジュリアン(画像下)は冬休みの休暇が終わって、カトリックの寄宿学校に行かなければならないが、母親と別れるのが辛く、見送りに来た母の前で泣いている
そして、学校に戻るのだが転校生のジャンが、神父である校長先生に連れられてやって来た寝るときのベッドが近くということもあり、ジュリアンとジャンは仲良くなるが、しかしジュリアンにはジャンの行動に理解し難いところがあり、ジャンの両親もどんな父母なのか、よくわからない
上記画像はジュリアンの母と兄で、この食事の席でジュリアンとジャンもいるが、この時親が学校に来る日なのに、ジャンの親が来ない事を不思議に感じるジュリアンがいる
学校生活にジャンも慣れてきたが、ある日学校の調理場で働くジョセフが、闇市から食料を盗んだということで、解雇された
そして、ジョセフはその腹癒せにドイツの兵士に学校にユダヤ人がいる事を密告する
そして、ドイツ兵に学校の全生徒が直ぐに外へ呼び出され、ユダヤ人生徒3人とユダヤ人を匿った罪で、神父である校長先生は逮捕される
その3人の中にはジャンの姿もあったジャンは実はユダヤ人であったのである
そして、神父である校長先生は残った子供達にさよなら子供たちと声を掛けてそのまま、ドイツ兵に連れられていく
この時、ジュリアンはどうしてジャンや神父である校長先生がドイツ兵に逮捕される理由がわかっていないどうして、友達が逮捕されるのかそこに子供達の宗教の違いで迫害される世の中をまだわかっていない事がよくわかるユダヤ人迫害を描いた映画は多いたいていの映画はそこに暴力描写が観られるが、この映画には暴力描写がない
しかし、子供たちの目を通す事によって暴力シーン無しでユダヤ人迫害を描いたこの映画は逆に、胸が詰まるね
世界と日本における宗教の考え方の違いが、残念ながら日本人には理解し難い部分があるかもしれないが、実は日本でもキリスト教禁止令というのが、歴史上あった事を忘れてはいけない踏み絵など、日本人のキリスト教に対する扱いはひどいものがあったと思う
そして、今も世界では宗教、及び民族の違いで迫害そして紛争がどこかで起こっている事を日本人も、もっと感じるべきだね今では日本人も平和ボケしていて、こういう問題には無関心はっきり言って、政治家が国内の問題ばかり論じていては、やがて日本は世界から、はみ出した国になってしまうだろう世界貢献を国家レベルで考えないと、またアフガニスタンで尊い命が奪われることになるだろう
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