褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 レインメーカー(1997) フランシス・フォード・コッポラの法曹界批判映画

2010年01月05日 | 映画(ら行)
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 僕の1番好きな映画はゴッド・ファーザーしかし、僕はあることに気付いた1番好きな映画がゴッド・ファーザーなのに、その監督のフランシス・フォード・コッポラの映画をブログを始めてから1回も観たことが無いのだ
 確かに最近は彼も映画監督よりもプロデューサー業に力を入れていることもあるけれども、それにしても彼の映画を何年も観ていない計算になる
 今までに彼の映画は色々観ているけれど、ゴッドファーザーシリーズ以外のお勧め映画は難しいね
 僕はけっこう彼の映画は観ているけれど、失敗作が多いね面白い映画も他にもあるけれど、ゴッドファーザー以外では、カンバーセーション・・・盗聴・・・という映画は盗聴の社会の怖さをラストシーンで皮肉な描き方は良かった
 青春映画ではアウトサイダーランブルフィッシュがあるけれどどちらかと言えば、ランブルフィッシュの方が、僕の好み白黒映画だけれど黒澤明の天国と地獄を真似したようなパートカラーを用いたランブルフィッシュ(闘魚)が主人公の心情を描いた感じがして、僕は好きな映画逆にアウトサイダーは、後に大スターとなる出演者(トム・クルーズや先日亡くなられたパトリック・スウェイジも出演)がたくさん出ているけれど、特に目新しい映画でもなくコッポラもこんな映画を撮るんだとちょっと驚いた(悪い意味で
 有名な作品では地獄の黙示録というベトナム戦争を描いた映画もあるが、だいたいにおいてベトナム戦争の映画のテーマは人間が戦争の恐怖によって、その人間性が失われてしまうところに面白さがあったりするのだが、その点ではテーマ的には失敗作品だと思うけれど、娯楽性観点では面白い映画だった
 後はどうしようもない駄作では、いかにもバック・トゥ・ザ・フーチャーを意識したようなペギースーの結婚という映画は大失敗作
 他にも友よ,、風に抱かれてはなかなかの良作だけれど、僕はタッカーという車に対する主人公の思いを描いた映画が好き良き古きアメリカの良さがストレートに描かれた名作だとおもっているのだが、どうも現在DVDが出ていないのが残念他にゴシックホラー映画のドラキュラという映画があったが、ホラーよりも永遠の愛をテーマにした映画だけれど、実験精神に溢れた映画だと言いたいところだが、カメラワークが大げさすぎてちょっと小手先のテクニックに走ってしまったのが残念だね
 そんなわけで今回は久しぶりにコッポラ監督の映画を観ようと思って、レインメーカーを観ることにした実はこの映画はベストセラー作家にして、数々の小説が映画化されているジョン・グリシャム作品
 実は彼の映画でザ・ファーム(原作は法律事務所)というトム・クルーズ主演の映画は観ているけれど、これが物凄く面白くない映画だったそのおかげでジョン・グリシャムの他の原作の映画(ペリカン文書、依頼人など)は観る気がなくなってしまった
 果たしてコッポラの映画ということでレイン・メーカーを観た僕の評価は
 それではストーリーを紹介しよう
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 弁護士志望の若きルディ(マット・デイモン)は、悪徳弁護士会社のブルーザー(ミッキー・ローク)の会社に入る
 そこでルディ(デイモン)の助手にデック(ダニー・デヴィート)が配属されるデック(デヴィート)はルディ(デイモン)を病院に連れて行き、入院している患者から強引に契約書のサインを書かせ、仕事を取ってくる
 そんな折にルディ(デイモン)は弁護士の試験に合格する
 ある日ブルーザー(ローク)は悪徳さがばれてしまい雲隠れそこでデック(デヴィート)はルディ(デイモン)に2人で独立する事を持ちかけ、独立する
 そして、ルディ(デイモン)の弁護士の試験を受かってからの初仕事が白血病に侵されているダニー(ジョニー・ウィットワース)に保険金をおろさない悪徳保険会社のグレート・ベネフィット社を訴えること
 そんな折にルディ(デイモン)は暴力夫を持っているケリー(クレア・デインズ)と知り合う
 保険会社のグレート・ベネフィット社の裁判の審問会の日にルディ(デイモン)は、まだ弁護士の資格が無いがグレート・ベネフィット社の顧問弁護士であるドラモンド(ジョン・ヴォイト)により、弁護士として裁判にたてる資格を得る
 しかし、相手のドラモンド(ヴォイト)は新米弁護士のルディ(デイモン)に示談の話を持ちかけられるが、ルディ(デイモン)はきっぱりとその要求を断り、裁判によって決着をつけようとする
 しかし、裁判中にダニー(ウィットワーズ)は白血病によって死んでしまう裁判は新米のルディ(デイモン)には、相手のドラモンド(ヴォイト)たちの企み、そしてグレート・ベネフィット社の嫌がらせなどにより苦戦するが、そんなルディ(デイモン)を相棒のデック(デヴィート)や、ケリー(デインズ)の励ましに、そして白血病で死んだダニー(ウィットワーズ)の母親のドット(メアリー・ケイ・ブレイス)のための事を思うと頑張れるのであった
 そんな裁判中にケリー(デインズ)は暴力夫から逃れるために自分の衣服を自宅に取りにルディ(デイモン)と一緒に行くが、そこへ運悪く暴力夫が帰ってきたついに乱闘になってしまうが、ケリー(デインズ)は夫を刺し殺すそしてケリー(デインズ)は刑務所行きになってしまう
 一方、裁判の行方ははデック(デヴィート)が雲隠れしているブルーザー(ローク)に電話で連絡を取っていたどうやら過去の資料を何処にあるか聞いているみたいだが、そのお陰でルディ(デイモン)は裁判に勝つことが出来たしかし、裁判には勝ったがグレート・ベネフィット社は破産してしまい、賠償金は入らなかったが・・・続きは映画を観てください

 原作者のジョン・グリシャムは作家になる前に弁護士だったこともあり、なかなか説得力の或る映画
 所々で、弁護士という仕事に対する批判めいているような台詞が出てくる例えば新米弁護士であるルディ(デイモン)が、もはや金の亡者に成り下がっているドラモンド弁護士(ボイト)に、いつから悪徳弁護士になったのだと言う台詞や、またドラモンド弁護士(ボイト)がルディ(デイモン)に対して、結局裁判に勝っても、賠償金が出ないのなら両方ともにお金が得られないから引き分けだなと言う台詞にはもはや弁護士というものが、結局はお金で損得勘定を謀っていることがわかる
 そして弁護士という仕事に対して最後にルディ(デイモン)が選択した行動とは映画を観てください
 ちなみにタイトルのレインメーカーの意味は、やり手の弁護士と言う意味があるようです雨を降らすようにお金が入ってくる弁護士の事を言うのかな
 この映画はこれから弁護士を目指す人には必見です
 日本の弁護士は最近はよくテレビに出演している人が多いけれども、テレビに露出する事によって弁護士と言う仕事が軽いものに勘違いしてしまいそうになるね

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