四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために「挑戦」します!

LPガス協会との勉強会

2023年08月31日 | 議員活動

 31日㈭朝8時に自宅を出て、京都へ。10時から定例監査委員会議出席した。

 監査委員をしていると、こんなことが京都府で起こっているんだなと知ることがある。監査委員事務局の作成した指摘だけでは甘いのではないか今日は感じたので、そういった意見などを述べた。

 京都府の実質公債費比率(16.5%)は都道府県で45番目に高く、将来負担比率(272.1%)は44番目に高いということも改めて知った。

 午後綾部に戻り、17時から京都府LPガス協会および同協会綾部支部の役員の方々自民党綾部支部議員団との勉強会を行った。京都府LPガス協会の畑廣彦会長にも綾部までお越しいただいた。

 先月は綾部建設業協会の役員の方々と同様の勉強会を行ったが、選挙で応援していただくだけでなく、日ごろから業界の方々のご意見をお聴きし、綾部市や京都府の事業に活かせることはないかと考えることは大事だ考えている。

 5月末の京都府LPガス協会の総会の場綾部支部の松下可奈支部長に提案したら、すぐに日程を決めていただけた。

 LPガスが災害時に強いということがよく分かった。ガソリンや電気が来なくなった際にも軒先に家庭用のボンベがあるので、それを持っていけば非常用の電源や熱源を確保することができ、救援が来るまでの72時間を耐えることができる。

 東日本大震災でそれが政府にもよく分かったため、今は経産省や資源エネルギー庁が自治体や病院、福祉施設向けに有利な補助金を作っているようだ。

 綾部市では学校の体育館に空調が設置されているところがないし、綾部市総合運動公園の上杉体育館にもついていない。夏場は非常に暑くなるし、冬は寒い。何とかしてほしいという声も多く聞いているが、コスト面でなかなか難しいだろうなと思っていたが、LPガスを活用することで何か方法もあるのではないかと思った。

 昨今は「無償化」流行りで、何でもかんでも誰でも「無償」にする方が良いような宣伝が共産党や大阪維新の会によってなされているが、私は「安かろう、悪かろう」では綾部市の未来や未来を担う子ども達にとって良くないと思っている。むしろ、教育環境をプラスにするために、設備や教材について、出せる方々には費用負担をしてもらってでも良い環境を作っていきたいという思いだ。

 綾部市の9月議会でさっそく、今日の内容について質問していただける議員もあるようで、今後、災害避難時や子どもの教育環境、市民のスポーツや文化活動にプラスにするための議論を市議会でも深めていただきたい。

 勉強会の後は懇親会を行い、綾部市に取り入れるにはどういうやり方がいいのかなど、いろいろ議論しながらお話させていただいた。

 自民党綾部支部では、こういった団体や企業の皆さん方との意見交換を議員団で積極的に進めていきますので、ぜひお声がけ下さい。


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犀川の今後の対応について

2023年08月30日 | 議員活動

 30日㈬10時京都府中丹東土木事務所細井浩一所長が来られて、犀川の今回越水した箇所の応急対応と当面の対応、抜本的対応について説明を聴いた。

 まずは今回越水した志賀郷町と物部町の箇所にはそれぞれ大型土嚢を積むこと土砂堆積が著しい箇所の浚渫や護岸崩落、堤防欠損等の応急対応をしてもらうことになった。(物部町の下市自治会内の応急対応は住民の通行などについて、自治会での話し合いの上でということで保留中)

 抜本的対応についてはこれからの検討だが、新たな対策のための浸水実績調査8月23日からコンサル委託して始めているということの説明も受けた。合わせて以前からの懸案である八田川についても、早く対応してほしいと要請した。

 

 11時前から紫水ヶ丘団地「げんたろう新聞」の配布。6700部印刷して、残部は150部ほどになった。もう少し配りに行かなければならない。

 陽ざしがなく、今日は少しはマシかと思ったが、低温サウナに入ったようにブルブル汗をかいた。

 午後には、昨今の気候変動を踏まえ、国交省が「由良川水系河川整備基本方針」を変更した京都府の河川課から連絡があった。

 福知山地点での目標流量が毎秒6500立米であったものが、今回の変更で7700立米に上げられた。これに伴って、無堤地や堤外民地等が「災害危険区域」に指定され、綾部市や福知山市などの中流部における国・府・市で連携した「内水対策が推進される」という。

 綾部市、福知山市では市街部の区間で河道掘削を実施するほか、本川および支川とその沿川部において、新たな貯留・遊水機能を確保することになる。

 由良川が越水すれば綾部市街地に大きな被害が出るし、その水位が上がらないでくれたら、支流の水位も上がりにくく、内水被害等が軽減されることから、由良川本川をしっかり整備してもらうことは綾部市全体にとって重要なことだ。

 

 9月議会での一般質問のために原稿を書き始めている。今回の質問は➀私立高等学校運営費補助金について ②JR山陰本線の早期複線化について ③知事の北部での執務室設置と執務スタッフの強化の3点を考えている。質問の意図をうまく伝えるのが難しく、四苦八苦している。

 あわせて質問の前に、今回の災害に対する復旧支援や今後の対策について要望しようと考えている。


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スマート農業と廃アルミでつくる水素エネルギー

2023年08月29日 | 京都府議会

 29日㈫新技術と社会づくりに関する特別委員会(森口亨委員長)管外視察2日目。

 午前中富山市にある富山県農林水産公社スマート農業普及センター視察した。

 ロボットトラクタやロボット田植機、ドローンによる農薬散布などが実用化されつつあることがよく分かった。

 実験では農機具小屋の扉を開けてスタートボタンを押せば、自動で機械が田畑に行き作業をする技術が完成しているが、法律が追いついていないそうだ。日本の国会議員や官僚は何をやっているのか?と思う。

 ドローンやトラクタの運転を体験できるシュミレーターを使わせてもらった。

 その後はロボットトラクタ等を見学した。ロボットトラクタは2400万円するとのこと。北陸地方で実際に動かせるものはまだ2台しかないそうだ。オプションで取り付けて自動走行をするタイプのものロボット田植機結構出ているとのことだった。

 ドローンボタン一つで操作しなくても自動で撒いてくれるタイプのものもあるそうだ。しかし、ほとんど日本で出回っているのは中国製らしい。

 

 午後高岡市へ。高岡市オフィスパークという工業団地に立地するアルハイテック㈱を訪問し、「アルミ廃棄物を利用した水素エネルギーの活用」について、同社水木伸明社長らから説明を受けた。

 水木社長のお話まさに「目から鱗」だった。廃アルミから水素を製造する機械を開発・販売しておられ、国内だけでなく、世界からも注目を集めているとのこと。少し前には岸田総理と共にアラブ首長国連邦の王様と会われたそうだ。まだ売り上げはほとんど出ていない将来性を感じるベンチャー企業だった。

 廃アルミから水素を作り出す機械を街のあちこちに置くこと水素ステーションの数を増やし、水素を運ぶ際のマイナス253度で輸送する輸送コストをなくして水素価格を下げ、水素を実用的なものにするというお話だった。

 石炭の時代が100年、石油が100年、次はアルミの時代になる。しかし、現状の日本のアルミリサイクルはロスが多く、アルミをリサイクルするためにさらに多くの純正アルミを混ぜているのが実態。この会社ではアルミ缶やアルミ箔の廃アルミを再利用できる仕組みをつくることを目指しておられる。

 ただ、こういう新しい技術導入に対して、日本は法制度のハードルが高いと自動運転の時と同じような話を聴いた。頭の固い日本はこのままではどんどんビジネスチャンスを失っていくのではないだろうか?

 綾部市がこの先、クリーンセンターをリニューアルするときに、アルミ缶やアルミ箔(チョコレート、お茶やお酒の紙パック、キャンドルや固形燃料の受け皿などに使用されている)を別に分けて、紙にくっついているものは分離して紙はパルプとして、生成する水酸化アルミも売ることで利益が上がる。またアルミを水素に変えることで、安価に水素エネルギーの活用もできる。

 今回の視察では様々な新技術を目の当たりにして、今後、こういった技術を京都府でもどう活用していくのかを考える上で大いに参考になった。

 

 高岡市から金沢市に移動し、再びサンダーバードで京都駅、そして綾部に帰った。

 20時頃に事務所に戻り、その後は児童相談所問題を考える議連の勉強会をオンラインで聴講した。


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新技術と社会づくりに関する特別委員会の視察

2023年08月28日 | 京都府議会

 28日㈪朝7時12分の特急京都駅へ。副委員長を務める新技術と社会づくりに関する特別委員会(森口亨委員長)の管外視察参加した。

 京都駅からサンダーバードで、まずは福井駅へ。福井県議会「福井県のDX推進およびデジタルデバイド対策」について福井県のDX推進課長のお話を伺った。

 福井県ではDX推進にあたって、民間企業からCDO(最高デジタル責任者)を部長級で招聘され、住民に分かりやすく役に立つところからDXを進めていかれたとのことだった。

 京都府はどちらかというと内部業務でDX推進をしているイメージだが、福井県は住民と共に進められていると感じた。福井県議会の議会事務局長さんにご紹介いただいた「地味にすごい、福井」のスローガン通りだと思った。

 

 続いて、永平寺町へ。まちづくり株式会社ZENコネクトを訪ねて、レベル4の自動運転の実証実験視察した。ここは三セク企業永平寺町から様々な事業を受託しながら、事業の一つとしてこの実験もしているとのことだった。

 今年の5月から、事務所から永平寺の門前までの2キロ遠隔操作の無人運転で運行しておられる。しかし、現在は国の実証実験で、視察的な乗客がほとんどだということだった。道路が山あいで携帯の電波状態が悪いため、自動運転といってもゴルフ場のカートと同じ仕組みの誘導線に沿って動いているというものだった。

 今の状況では、一般道を走ることは現実には難しいということだった。これは自動運転の実用化は相当時間がかかり、難しいことなのではないかと思った。

 実際に乗って走ってみた。時速12キロで進んで行く。すれ違いは待避所を使って行われていた。途中、歩行者がおられたが、機械の音声が注意を促して避けてもらっていた。

 1日目の視察終了後に富山市まで移動して、富山市内で泊まった。


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自治会対抗ソフトボール大会

2023年08月27日 | スポーツ

 27日㈰今年も綾部市ソフトボール協会(柳原秀一会長)の綾部市自治会対抗ソフトボール大会に並松町自治会チームの一員として参加した。

 30代の頃に自治会で体育部長をした時には選手集めに毎年苦労し、70代でバッテリーを組んでいただいたこともあった。今年も当初9名ギリギリしか都合がつかないようだったので、温二郎も初めて選手として出場させた。

 8時からの開会式には来賓として出席した。昔に比べると参加自治会は大幅に減ってしまったが、今年からは自治会チームだけでなく企業チームも認められるようになり、いろはのい、岩鼻工業、日本通運の3チームが初めて出場されていた。

 並松町チームの試合が9時からなので、少しウォーミングアップ。温二郎はソフトボールを握ったり、大人用のバットで打つのはほぼ初めて。

 相手は上野町・寺町の合同チーム。共に世帯数が多く、優勝経験もある有力な自治会なので、最初からなかなか厳しいなと思っていた。並松町もなんとか選手は12名集まったので、控え選手としてベンチから応援。温二郎は2番セカンドで最初から使ってもらった。

 試合は一方的に打たれて、1対22で惨敗した。1点はヒットで出塁したランナーが温二郎の内野ゴロで二塁を回った時、相手の投球ミスで場外にボールが出たため、2つ進塁が許されて得点となった。

 僕は代打で途中出場し、1打席1球でレフト前に落ちるヒットが打てた。そのままファーストの守備に入り、ファールフライを1球落としたが、1塁ゴロはアウトにできた。試合には負けたが、1年ぶりの打席でヒットが打てたので良かった。

 

 大学生になった甥の鴻央岩鼻工業でアルバイトをさせてもらっており、岩鼻工業チームの2番レフトで出場していた。自治会対抗ソフトボール大会にこうやって子どもや甥っ子が出場する時代になったんだなと感じた。

 綾部高校、府立工業などの野球部で今夏活躍した選手たちも、3年生で引退してそれぞれの自治会から出場してくれていた。こういう大会をきっかけに、若い子達が故郷に帰り、ソフトボールを通して交流することになってもいいのだろうと思った。


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足立敏之参議院議員の災害視察

2023年08月26日 | 議員活動

 26日㈯8時から並松町自治会5組歓喜稲荷神社清掃当番参加歓喜稲荷神社は並松町自治会で管理しており、月毎に各組が持ち回りで清掃活動を行っている。

 10時からは高野山真言宗丹波地区檀信徒協議会、参与会研修会並びに総会があり、ホテルロイヤルヒル福知山へ。正暦寺の総代として出席した。

 般若心経の奉納などの後、丹波宗務支所長の捨田利義文僧正が挨拶され、丹波自治布教団長の柳井津佑健僧正が法話を述べられた。

 受戒の後、次の予定があったので失礼して、綾部市篠田町の災害現場へ。

 国交省技監OBである自民党足立敏之参議院議員綾部建設業協会(吉田博美会長)の案内で綾部の被災箇所を現地調査に回られた。足立参議院議員は福知山市夜久野町の出身で、最初に選挙に出られた時から親しくさせていただいており、綾部市のことをいつも気にかけていただいている。

 被災された相根一雄元市議と足立参議院議員は同じ建設業界出身で親しく、以前、この家にも来られたことがあったので、その変わりようを驚いておられた。

 京都府としては災害関連緊急治山事業の申請を検討中で、崩れた谷の治山事業強化を急いでほしい。

 隣りのお宅高齢のおばあさんが一人暮らしされていたが、何とか救助され、蔵が守ってくれて母屋も無事だったが大きな被害を受けており、そちらの様子も視察された。小川が完全に埋まってしまったので、住民からはその早期復旧を求められている。

 ボランティアの皆さんにも大勢活動していただいていた。

 続いて、物部町下市の犀川越水の現場へ。災害時の様子を地元の種清喜之市議、柳原秀一市議からも説明していただいた。

 これから台風シーズンを迎えるため、柳原市議からの要請を受けて土木事務所長にお願いしていた応急措置は、堤防強化のための大型土嚢を積む準備をしているとのこと。週明けのなるべく早く地元住民へ説明し、事業への理解を求めて進めていくとのことだった。

 犀川は堤防の抜本的な見直しをしていく必要がある。足立参議院議員から「再度災害防止対策事業費が活用できるのではないか?」とアドバイスいただき、「今後、具体的に予算が必要になれば言ってください」ともおっしゃっていただいた。

 昨日、7月の大雨被害については激甚災害指定がなされたので、早く8月の被害についても指定が出されるよう国にはお願いしたい。


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京都府商工会議所青年部の会員大会に出席

2023年08月25日 | 議員活動

 25日㈮グランブルーにて「げんたろう新聞」のポスティング。6,700部印刷して、あとまだ350部ほど残っているので、夏のうちに配れていない地域にポスティングしたい。

 11時から、綾部小学校の岡花和樹教頭と共に、㈱吉崎の永本司社長を訪問。永本社長には昨年から3年間の約束で、綾部小学校、中筋小学校、吉美小学校での論理エンジンキッズを活用した教育に対して寄付をいただいている。

 昨年度の研究紀要を見ながら、学習効果の説明を受けた。国語の成績アップは数字に表れてきているようなので、次は算数や理科、社会など、他の教科にどう波及していくかが重要だと思う。10年はかかるが、綾部市は日本有数の教育力を誇る町になるだろう。

 9月1日には出口汪先生を再び、綾部市にお招きし、3小学校、綾部中学校、綾部高校の先生方との意見交換の機会も持つことにしている。いかにして、横に縦に広げていき、綾部市の教育を定住人口増につなげていくかに取り組みたい。

 

 12時から中丹文化会館にて開催された京都府商工会議所青年部連合会(久世純也会長)第27回会員大会綾部大会記念式典出席した。

 山田龍実行委員長の開会宣言、綾部商工会議所青年部の山室範武会長の挨拶などが順番に続いた。

 これからも地域のまちづくり、経済活動の若きリーダーとしての活躍を期待しております。

 

 午後には中筋地区自治会連合会中堂秀二会長(上延町自治会長兼務)事務所に来られた。上延町自治会の住民から要望のあった街路灯上延町自治会で設置していただいたと報告いただいた。

 あわせて、昨年度京都府の府民協働インフラ保全事業で採択済み安場川の土砂・雑草撤去について、いつ工事にかかるのかと質問いただいたので、土木事務所に問い合わせたところ、8月22日に入札公告、9月21日に開札、落札業者が決まれば、その後、順次実施していくことになるとのことだった。早ければ年内に取り掛かれるが業者の段取りによっては年明けになる可能性もあるとのこと。「できるだけ、しっかりと除去してほしい」と言ってほしいとおっしゃったので、土木事務所の河川砂防課長にはその旨、お伝えした。

 さらに、先日、現地確認した九反田橋西詰の交通事故多発箇所に関して、綾部市の建設部長からはこれ以上の対策はないと連絡があったが、今日も中堂連長からお聴きしたら、2人のお年寄りが亡くなる事故が過去にもあって心配しているとのこと。

 市道の形状が事故を誘発している要素もあるので、通行車両に安全通行を促す工夫はもっとやれることがあり、命を失ってからでは遅い意見が一致した。

 

 18時には京都府中丹広域振興局井関洋人地域連携・振興部長地域交響プロジェクトの担当係長事務所に来ていただいて、地域交響プロジェクト被災地支援プログラムについて、再度、詳しく説明を受けた。

 8月14日以降に、台風7号による災害での民家や農地での土砂や流木などの撤去等地域住民の相互協力で実施された場合、そのために使用した業者への外注費や重機・ダンプ等のレンタル費、オペレーター人件費、燃料費、重機運搬費、高圧洗浄機等の購入費などが30万円まで10分の10で補助される制度ですので、対象になりそうなものがあれば、地元の市会議員さんか四方源太郎事務所にぜひ一度、ご相談ください。

 募集要項は9月上旬に公表される予定です。作業前、作業中、作業後の写真を撮っていただいていれば、8月14日以降のものは申請可能です。申請は事業実施後の1回で済みますし、今日、詳しく話をして、被災者に寄り添って申請を少しでも多く受理しようという姿勢で臨んでいただけることがよく分かったので、ぜひご活用ください。

 

 19時半からはNEXT(今川信吾代表)例会出席今日は参加が少なく4名だったが、今後の事業計画などについて相談した。


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公立高校が10年ぶりに定員を減らさず

2023年08月24日 | 論評・研究

 24日㈭午前中「げんたろう新聞」の配達大島町、宮代町、多田町を回った。

 ポスティングしていると玄関先や路上で人と出会うものだが、暑くて家に引きこもっておられるからか、ほとんど出会うことがなかった。

 多田町では稲穂が頭を垂れている。収穫間近なのだろう。

 

 午後、京都府教育委員会から、来年度の公立高校の募集定員の発表があり、10年ぶりに「定員を減らさない」ということだった。

 綾部市のように公立高校1校しか存在しない町にとっては、この定員確保が学校存続のために大変重要だ。生徒数が減るとクラブ活動の人員確保や競技レベルにも関わってくるため、学校の魅力維持と生徒数維持はイコールの関係だと考えている。

 そろそろ、9月議会の一般質問に向けた原稿を書き始めているが、今回の質問では公立高校と私立高校の公正な競争環境を守るために、年間211億円にのぼる私学振興補助金について質問したいと思っている。

 私学が奨学金や授業料免除を使って「専願」に誘導し、公立の受験者は減っているが、奨学金や授業料免除の原資は京都府からの私学振興補助金が使われている。福知山市の3つの私学には毎年10億円近くが補助されているが、綾部市の学校には1円も入っていない。

 次に公立高校が募集定員や学校数を見直す時には、あわせて私学の方にも見直しを求めなければ、綾部市のような公立高校1校しかない町に高校がなくなり、若年人口がさらに減少してしまう。

 こういう問題は言い始めて結果が出るのに10年近くかかる。早め早めに危機感を持ち、対処を始めていかなかったから、綾部市は若年人口が減少してきたのだと思っている。

 このままこれが進行すると、周辺部の小中学校が成り立たなくなる。今が最後の勝負時だと思っている。多少の批判を受けようとも、適当にお茶を濁して自己保身をはかり綾部の町が凋落していくのを見過ごしている訳にはいかない覚悟を決めて質問するつもりだ。

 

 ある市内事業所の代表と20代の若者を訪ね、お父さんと本人と話をして、他市ではなく、地元の綾部で働きませんか?と勧誘した。

 通勤に片道1時間、往復2時間をかけると1年に730時間、30年で2万1900時間を使っていることになる。日数にすると913日、2年半になる。通学にしても、高校3年間で2,190時間、91日、3ヶ月。限りある時間をどう使うかは大事なことだと思う。


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寄り添う心には限りがない

2023年08月23日 | 議員活動

 23日㈬京都新聞「舞鶴市長のみ呼ばず」「遠方理由に内閣府」という見出しで、先週の土曜日に谷公一防災大臣が福知山市に来られた際に、昨年、維新の推薦を受けて当選した舞鶴市長だけは招かれなかった、それは「遠いから」という理由で呼ばなかったことを内閣府が認めたという記事が載ったので、何人かの方から「四方府議は行っていたのか?どういうことなのか?」と事情の問い合わせや怒りの連絡があった。

 舞鶴市長が「遠方」という理由で呼ばれなかったことは疑問だ。西脇知事は京都市から駆けつけているし、綾部市からも山崎市長が行って、それぞれ谷大臣や知事に災害対策を要望している。(私は広域振興局長から連絡をもらったが、先約があったため行けなかった)舞鶴市長に声がかからなかったということは、舞鶴市選出の府議にも声をかけなかったということだろうか?

 今回、災害救助法の指定が綾部市、福知山市、舞鶴市の3市に出ているため、当然、舞鶴市にも声をかけるべきだっただろう。その上で「遠方」のために市長が行くか、行かないかは舞鶴市が判断すべきことだと思う。

 国の役人がそういうバランスを欠いた行為を自らの意思でするとは考えにくいので、国会議員からの何らかの働きかけがあったのではないかと思う。もし、それがなかったのだとすれば、自民党の国会議員は今回の間違った判断をした内閣府の役人に厳しい処分を求めるべきだ。そうでないと我々、末端の自民党議員も批判にさらされる。

 災害で被害を受けて困っておられる方に、公平に支援の手を差しのべるのは当たり前。思想信条、政党支持の有無など関係ない。他人の困り事につけ込むのは、人間としてあるまじき行為だ。

 

 午後志賀郷金河内公民館に集合し、農業の被災状況を現地調査した。

 志賀郷でも特に内久井、金河内、坊口で農業被害が大きく、「志賀郷北部地区では非常に心が折れています」「枠にとらわれない支援をお願いします」「途方に暮れており、現在の心境や不安を話だけでも聴きに来てほしい」と一昨日の夜、連絡があった。

 そのために昨日、京都府の小瀬康行農林水産部長綾部市の大島順彦農林商工部長電話を入れて、今後の復旧支援の制度や予算の見通しについて話を聴いておいた。

 内久井から順番に見て行ったが、たしかに「心が折れる」とおっしゃるのはよく分かった。皆さん、5年前の7月豪雨から5つ年を取り、経営の状況も苦しくなっておられる。「前回と同じようには自己負担ができない」と嘆いておられた。

 鳥獣柵が壊れて、鹿に入られ、小豆が全滅したとのこと。今年は日照りで、小豆の出来が悪く、その中でも出来が良かった内久井の畑がやられると出荷に大きく影響するそうだ。

 金河内や坊口でもあちこちで畦畔が崩れたり、田んぼに土砂が流入していた。これが復旧しなければ、来年の田植えはできない。

 坊口では下の広大な農地を潤している川が埋まったり、ため池が大きく埋まり、このままでは水がなくて農地が維持できなくなるとも困っておられた。

 被害調査の後、志賀郷北部農産㈱の事務所で、今後の災害復旧について説明した。

 まずは今、京都府と綾部市は国に対して、「激甚災害」として指定をしてほしいと要望している。激甚指定を受けると補助率がかさ上げされ、90%以上の補助が出ることになる。

 私は京都府や綾部市には、さらにこれに上乗せをして、個人負担ができる限り、少なくなるようにしてほしいとお願いしている。そうでなければ、農業を継続しようとする心が折れてしまう、と。

 激甚指定の国の決定にはまだ1ヵ月ほどはかかるものと思われるが、稲刈りのためなど、災害査定前に事前着工が必要な場合は手続きを踏めば可能なので、綾部市農政課に相談してほしい。

 農林災害として認定されるのは40万円以上の被害だけなので、それ以下のものは京都府の地域交響プロジェクト被災地支援プログラム(30万円まで100%補助)を活用してほしい。この事業は事前申請は必要なく、事後報告だけでOKになる予定だが、今取り掛かる場合は事前、作業中、事後の様子を写真に残しておいてほしい。

 これは土砂の除去や運搬を業者丸投げはできないが、業者にユンボやダンプを持って来てもらって、除去や運搬をしてもらい、その対価(重機等のレンタル費、オペレーター人件費、燃料費、資材費など)を支払うことは可能なので、どんどん使ってほしい。分からないことがあれば、連絡いただければ私から担当課に確認したり、できるように掛け合う。

 地域交響プロジェクト被災地支援プログラムの事業期間が「9月30日まで」となっているが、これでは農繁期と重なり、農村部の人が動けないと言われ、そういえばそうだなと、その場から京都府文化生活部に電話をかけた。部長、課長は不在だったので、担当の文化生活総務課の参事に伝え、「12月末までこれを延長できないか、部長、課長と相談してほしい」とお願いした。

 

 今シーズンの災害がこれで終わるという保証もなく、まだまだ気が抜けない。政治、行政ができることには限りもあるが、寄り添う心には限りがない。

 同じ気持ちになって怒り、求め、少しでも個人負担を少なく復旧できるように、京都府や綾部市には優しい気持ちでの支援を求めていきたい。


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府教委の前川教育長を綾部にお招きして

2023年08月22日 | 教育・子育て

 22日㈫9時半から、日東精工アリーナにて、今年度の四都市体育大会の当番市である綾部市空手道連盟会長の私井田匡昭理事長、村上真哉事務局長次年度の当番市である宮津市空手道連盟の竹田茂会長とで、綾部市文化スポーツ振興課長と面会し、先月末4市の空手道連盟で集約した意見をお伝え空手道競技を正式種目として継続していくための理解と協力をお願いした。

 綾部市が今年度の事務局として改善方針を決定し、次年度事務局の宮津市に申し送りしてほしい強くお願いし、選手確保の対策や各市の空手道人口の状況について情報共有した。

 

 16時には綾部高校へ。京都府教育委員会前川明範教育長綾部高校にお越しいただき、綾部高校改革プロジェクトのこれまでの経過を説明し、今後のさらなる支援をお願いした。

 綾部高校改革プロジェクトは、府教委や綾部高校による学校改革が目標にいっこうに向かわないことに業を煮やし、2016年(平成28年)4月、府教委の指導部長らを綾部高校に呼んで、どう進めるのかを詰めたことからスタートした。

 2017年に岸田敏明校長が新任され、さらに翌年2018年4月には、当時橋本幸三教育長綾部高校に呼び、今後、綾部高校をどう改革するのかについて話し合った。その日の夜には綾部市の行政、教育関係者との懇談の時間もとっていただいた。

 この年から、改革は岸田校長と府教委にお任せできる体制が整い、以後はあえて会合を持たなくなっていたが、今春、岸田校長が定年退職され、新たに一井育校長が就任されたため、一つの節目として前川教育長にお願いして、綾部高校に足を運んでいただいた。

 

 18時からは綾部市内の全6中学校(綾部、豊里、八田、何北、東綾、上林)の校長先生前川教育長、一井校長との懇談の場を設けた。

 綾部市内で唯一の高校である綾部高校市民の皆さんの期待に応えられる高校になるよう、一井校長には改革精神を持って、綾部高校を良い学校にしていってほしい願っている。中学校の先生方にはそのための提案や指摘をぜひお願いしたい

 綾部市内には公立学校の小中高校しかないので、それぞれの学校が相互に連携することで、2才から18才まで一貫した「綾部教育」を創造していただきたい。

 そうすれば、綾部市で教育を受けさせるために移住する「教育移住」が進み、若年者人口や周辺部の学校維持につながるものと期待している。

 昔の資料をゴソゴソしていたら、ちょうど10年前、2013年(平成25年)8月28日付のあやべ市民新聞の記事が出てきた。

 「教育」は、町の魅力の大きな一つだ。

 

 次の日、昔の資料を見返していて、アッ!と思った。

 私が府議に当選して1年目2011年(平成23年)10月24日、当時の府教委の古市文章高校改革担当理事に来てもらって、綾部高校の同窓会館で開催した「綾部高校活性化推進会議」(森永功代表)主催懇談会出席者名簿「総括指導主事 前川明範」と書いてあった。

 前川教育長が12年前に、綾部高校をどう活性化するかの会議に出席しておられ、府教委でこれを担当する事務局をしておられたとは知らなかった。歴代校長の取り組み状況に妙に詳しかったのはこのためかと納得した。

 ご縁とは不思議なものだ。


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大義の会の例会

2023年08月21日 | 一般

 21日㈪18時から、大義の会(四方八洲男会長)例会出席。

 今回は予定していた講師が体調不良で急きょ欠席となり、会長の講話を聴いて、その後は会員交流がメインの例会となった。


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京都府から国への災害支援要望

2023年08月21日 | 議員活動

 21日㈪午前中「げんたろう新聞」大島町の岡ノ段に配りに行ったが、あまりの暑さに1時間ほどで汗だくになった。

 先週の水害のこと相談物部地区柳原秀一市議事務所に来られた。犀川の越水箇所に大型土嚢を積むなどの応急処置をしなければ、これからの台風シーズンに再び被害が出るのではないか心配しておられた。

 それはそうだと思い、土木事務所長に連絡して応急対策を要請した。土木事務所長も「何かしなければいけないと思っています。検討します」とおっしゃっていた。

 

 吉井章参議院議員から「綾部市、福知山市、舞鶴市に普通交付税の9月定例交付分繰り上げ交付が決まった」と連絡いただいた。綾部市にも3億1700万円が明日22日に現金交付されるそうだ。

 特別交付税や普通交付税の増額もぜひお願いしたい。

 

 先週末谷公一国家公安委員長(国土強靭化担当大臣)福知山市に来られ、京都府の西脇知事から次のように国への要望がなされた。

 京都府の被害だけでは激甚災害として指定されるのは難しいと思っていたが、西日本の被害と合わせれば、確かに指定されるだけの被害が出ているので、早急に指定していただきたい。そうなると、農地や林道等の復旧や床上浸水被害の支援金などが相当に上増しされる。


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綾部中学校PTAの資源回収

2023年08月20日 | 教育・子育て

 20日㈰朝7時半綾部中学校に行き、PTA資源回収を行った。回収場所は綾部中学校グラウンド、高津コミセン駐車場、JA全農京都・北部物流センターの3ヶ所に分かれ、私はPTA会長として、綾部中学校グラウンドの責任者を務めた。

 注意事項の説明などをした後、8時頃から各自治会ごとに回収された資源が集まってきた。

 綾部中学校PTAでは今年度、冷水器を購入する予定現在、業者からの納入を待っている状態であり、その購入資金のためにもお金が必要だし、クラブ活動の備品や遠征費など、子ども達の活動のためのお金を集めなければならない。

 約2時間、炎天下の中、お世話になりました。あまりにも暑かったので、来年度はもう1時間早く、7時から始めた方が良いのではないかと思った。


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山家駅から上林をつなぐ構想

2023年08月19日 | 歴史の探求

 19日㈯9時過ぎから1時間半ほど、綾部中学校と桃映中学校の野球部の練習試合見学に行った。新チームでの初めての練習試合だった。

 他のクラブでも、綾部中学校の生徒たちは近畿や全国の大会に数多く出場し、頑張っている。

 温二郎は新チームでは副キャプテンとなり、以前よりは少し動きが野球選手らしくなってきた。今日も定位置のセカンドの守備についていた。

 打つのは重心が後ろにあって打てそうにないので、ファーボールでも何でも出塁することを心がけてほしい。

 セフティスクイズのサインが出て、バントはできたが、転がした位置が悪く、三塁走者は突っ込めず、自分もボールの位置を確認して振り向いたこともあり、一塁でもアウトになった。

 

 11時からは建築デザイン事務所アトリエボンド代表の戸村聡里くんの依頼で、Trip Hut(トリップハット=旅する小屋)の共同事業者である志賀郷杜栄今西恵一社長西村工務店の西村昌代社長と、今回新たに綾部に来られた金融機関や税理士法人の関係者などを案内して、綾部市の東部地域を巡った。

 戸村くんは、山家駅を起点、あやべ温泉を終点として、府道小浜綾部線(府道1号線)の沿線にある飲食店や宿などを線で結び、「上林」の観光や農産物をブランド化して付加価値を高めよう考えてくれている。

 私には山家や上林の歴史や風土を説明してほしいと依頼があって、同行した。この企画を持続可能なものにする意味でも、コンセプト(志)をしっかり共有しながら、経費を賄う利益が出る事業でなければならないので、今回金融や会計、まちづくりの専門家に来てもらって、企画をブラッシュアップすることが目的だった。

 最初は起点である山家駅を訪ねた。山陰本線で綾部駅の手前にある無人駅で、普通列車しか停車しない。時々、寝台特急瑞風が停まる。(乗降はできない)

 京都府以前、山家駅の駅再生事業に取り組んだが、駅の外側に「道の駅」を創るのが事業の中心だったので、実際に駅のホームに立ったのは初めてだった。戸村くんここを「上林」への旅の起点にしたいと考えているが、駅の横断橋の目隠しで山家の美しい風景が見えないのが残念だと言う。

 目隠しがなければ、こういう絵になる風景が一望できる。

 駅を出ると目の前に開ける風景にも大きな魅力があると力説してくれた。

 京都市から1,000円ちょっとで来れるので、夏休みなどに幼いお孫さんを預かる時、おじいちゃん、おばあちゃんが孫を電車に乗せて山家駅に着くと、そこには様々な自然を活かしたアドベンチャーワールドで楽しめるようにしたい以前から私も考えている。

 

 その後は山家駅から歩いて5分ほど上原橋(吊り橋)へ。由良川の絶景を望む。

 東山町へ。ここは京街道(舞鶴から京都へ向かう田辺街道)と上林を経て若狭に通じる若狭街道の分岐点に位置し、江戸時代には旅籠や商店などが立ち並ぶ宿場町であった。また、山家藩の城下町でもあった。

 街道から川の方に下る上林川と由良川の合流点東山公園があり、散策路などが整備されている。下る途中の道には空家が多いが、戸村くんに言わせると昔の家や蔵の土壁の土はサスティナブルな家づくりの材料として、大変価値が高いそうだ。

 有道佐一画伯の自宅はちょうどこの上にあるが、ここの風景は有道画伯の絵そのもので感動した。この散策路は「サイチ有道」という道にしたらどうだろうか?

 関西電力の水力発電所もある。橋上町から水を取って、水路で流し、ここで川に落としてタービンを回し発電する。

 続いて、口上林十倉中町にあるオーベルジュKIKUYAに案内し、店主駒井靖さん紹介した。駒井さん上林の活性化に協力したいと思っておられるので、この先、良い関係が構築できないか考えている。

 続いては奥上林の集落へ。Trip Hutのモデルハウスを建てる補助金を申請中で、申請が通れば、それを建てる場所をどこにできるかと検討中だ。

 上林谷にはもっと魅力があるのだが、移動距離もあり、4時間くらいでは全く時間が足りなかった。今回は「風景」に視点を置いた巡り方をしたが、他にも「歴史」「食」「宗教」「スポーツ」「生態系」「健康」「川」などいろんな巡り方が考えられると思う。

 最後橋上町の集落を抜けて、山家城へ。戦国末期には豪族和久氏が治め、豊臣政権下では谷氏が大名として入り、幕末まで谷氏の山家藩の中心として栄えた城である。

 山家城から東山集落を望む。左奥には東綾小・中学校の白い建物が見える。

 

 夕方には志賀郷杜栄の事務所にて、今後の事業展開や採算性、マーケティング、資金確保の方法などについて、今日の視察結果も踏まえて議論した。

 18時過ぎからはさらに志賀郷杜栄の作業場に場所を変えてBBQをしながら、議論は23時過ぎまで続いた。こうやって企画を叩き上げていくことで、良いものになっていくのではないかと感じた。

 Trip Hutは日本人に新しいライフスタイルを提案する商品として、綾部の森林整備、空家活用、移住定住などにつながるため、成功させるために私も協力したい。


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災害復旧への取り組み

2023年08月17日 | 議員活動

 17日㈭10時綾部市役所へ。本田太郎代議士、京都府高屋奈尾子中丹広域振興局長と共に、山崎善也市長らから今回の被害の状況等を聴き、今後できる対策について話し合った。

 11時には来客あり。

 午後般質問の原稿を書くための下調べや週末の予定の調整など。

 10年ほど前の水害の際にお世話になった京都府の担当者と会い、当時の支援の考え方を聴いて、今の担当者にそれを伝えてほしいとお願いした。

 

 18日㈮10時綾部を出て京都へ。12時半から自民党議員団会議に出席。自民党府議団から西脇知事に対し、台風7号被害に係る支援要望を出してもらったので、その結果報告など。これを受けて、9月議会の冒頭で災害からの復旧のための予算を知事から提案してもらえるものと考えている。

 文化生活部長、文化生活総務課長も訪ねてきてくださったので「地域交響プロジェクトの被災地支援プログラムは、くれぐれも前回の災害時と同様の手続きで利用できるようにしてもらいたい」と直接お願いし、「そのように考えている」と回答してもらった。

 さらに、申請にはこれまで事前の交付申請と実績報告の2回書類を出す必要があったが、今回から「交付申請と実績報告を、事業実施後にまとめて1回で済むように要綱改正を進めている」というありがたいことも聞かせてもらった。

 他にも、床上浸水したお宅に暮らせなくなった90代のおばあさんを福祉施設に預かってもらうことについて相談の電話があり、あちこち問い合わせの連絡をして、何とか一件落着した。

 

 14時からは文化生活・教育常任委員会に出席。「教育環境日本一に向けた教員確保のための環境整備に関する総合的な方策について」をテーマに、佛教大学原清治副学長にお越しいただいて、お話を聴き、意見交換した。

 学校の講師の欠員は5月1日時点では19名と以前にも報告を受けたが、それを聞いた学校関係者から「京都府全体でそんな少ないことないでしょう?」と疑問の声を聞いていたので質問したら、「細かい数字はないが、おそらくそこからさらに増えているだろう」という答弁があった。

 講師の待遇は国で決められているそうだが、もっと待遇改善をしなければ、都合よく人材が集まらなくなるのではないかと指摘した。

 他にも教員採用試験の受験者を増やすために、高校の進路指導で教育学部を勧めること教師という仕事についてのキャリア教育をすること大学の教員育成カリキュラムで保護者対応の方法について学ぶとかも必要ではないかという提案などを行った。

 教育実習についても、Z世代を相手にするにはこれまで通り、現場に丸投げではダメなのではないかと指摘した。


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