四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために「挑戦」します!

どうかアメリカに溶けないでくれ!

2021年04月30日 | 論評・研究

 30日㈮京都新聞の朝刊を開いて驚いた

 アメリカ大統領の演説見開きで全文掲載されている。日本の総理大臣の演説でもここまで詳細に報じられたのは見たことがない。日本はアメリカの「属国」なのかと不快な気分になった。この演説を要約し、分析を加えて掲載するのが「ジャーナリズム」ではないだろうか?

 30年前に長渕剛が作った「親知らず」という曲「…俺の祖国日本よ!どうかアメリカに溶けないでくれ!誰もが我が子を愛するように…」というフレーズ頭の中を渦巻いた。

 午前中から京都に向かい、今月二度目4月臨時議会に出席。11時45分から農商工労働常任委員会の正副委員長会、12時半から議員団会議、13時15分から本会議、全員協議会、農商工労働常任委員会、予算特別委員会全体会、再び本会議補正予算案を議決、という1週間前と同じ日程だった。

 171億1000万円の追加補正予算全てが予算特別委員会農商工労働分科会の審査依頼議案であり、委員会も長引いた。

 時短要請等に応じていただいた飲食店等への協力金が予算の多くを占めたが、以前からの支払いがどの程度できているのか?飲食店だけでなく、酒販店等への支援は?情報の周知期間が全くない状態で府民には戸惑いが多かった、などの質問が多くの委員から出された。

 

 一昨日4月28日付の京都新聞には北近畿ガスパイプライン構想のことを掲載してもらっていた。

 私が昨年10月の府議会決算特別委員会の審査の中で質問した内容でもあり、その様子2020年10月12日付のblogにも書いている。

 「足踏み」という表現見方によってはそう見えるのかもしれないし、「言い出しっぺ」である京都府の尻をしっかり叩いてもらうという意味でも良い記事だったと思う。

 「脱炭素」と言って安直に「原発推進せず」に、まずは「LNG」で「足踏み」しながら、将来的には「水素」や様々な他のエネルギーの開発を待つのが日本人にとって賢明な選択だと思う。


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休業・時短の協力金Q&A

2021年04月28日 | 京都府議会

 27日㈫、午後には第1回あやべ水源の里トレイルラン大会(仮称)」の開催に向け、現在の準備状況についてを主催者奥宮俊祐さん(プロトレイルランナー)を中心にオンラインで会議をした。

 本来は来てもらって会議の予定だったが、緊急事態宣言発令によってオンラインでの会議となった。着々と準備を進めていただいているようで、上林が元気になるイベントとして期待している。

 また、山の中を日常的にトレイルランナーが走ってくれるようになったら、上林の自然や景観がさらに生きてくるし、鳥獣も人間を怖がって里に近づいてこないのではないかと本気で期待している。

 

 28日㈬京都府議会4月臨時会(二度目)明後日30日に開催されることになった。

 昨年に引き続いて2年連続で4月臨時会が開催されたのも例がないのに、同じ月に2度目の4月臨時会京都府議会史上初の出来事になる。

 飲食店には4月25日~5月11日の緊急事態宣言発令により、休業・時短の要請と協力金の支給がなされるが、その協力金を含む新型コロナウイルス感染症拡大防止推進費(161億円)についても、この議会に予算案が上程される。

 細かい発表のないまま、国が4月25日から緊急事態宣言を発して休業要請等を行ったため、現場では混乱が生じている。

 京都府によるQ&Aも間に合っていないが、様々な問い合わせはある。そのため個人的に問い合わせて分かったことについて、個人の責任で下記に掲載します。2021年4月28日現在の京都府内での実施状況であり、他の都道府県とは同じではありません。

Q.休業と20時までの時短(酒類やカラオケの提供なし)で、協力金の額は同じか?

A.同じです。

Q.もともとの営業時間が20時までだった喫茶店や飲食店が酒類やカラオケを提供せずに20時まで営業した場合に協力金は支給されるか?

A.支給されません。もともと20時を超えて営業していた喫茶店や飲食店が酒類やカラオケ提供をせずに20時までの時短営業とした場合には協力金が支給されます。

Q.もともと20時までの営業時間で酒類やカラオケの提供をしていた喫茶店や飲食店が時短ではなく、休業した場合には協力金の支給対象となるか?

A.支給対象になります。

Q.協力金の計算で、前年(前々年)度の1日の売上が1万円しかなかった喫茶店や飲食店でも1日4万円の協力金が支給されるのか?

A.支給されます。

Q.1つの企業(事業主)が複数の支店を営業している場合は、それぞれの支店単位で協力金が申請できるのか?

A.支店単位で申請できます。

Q.昨年の5月以降に新規開店した喫茶店や飲食店にも協力金が支給されるのか?

A.支給されます。

Q.休業や時短に応じる準備が4月28日にようやく整った。4月28日~5月11日まで休業した場合には協力金が支給されるか?

A.支給されます。定休日等の店休日を除き、時短・休業に対応した日数に応じて支給されます。

 

※追記 4月28日の夕刻に京都府のQ&Aも発表されましたので、下記に掲載します。

 下記、協力金に関する京都府HP随時更新されていくと思いますので、ご覧ください。

https://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/coronavirus-kyoryokukin10.html

 

 また、飲食店の休業等によって、酒販店などが大きな悪影響を受けます。その方々に対しては、国が前年(前々年)度の4月、5月と比較して50%以上の売上減少している場合に法人20万円/月、個人10万円/月を上限とする支援を行う予定です。

 下記2021年4月23日に開催された「新型コロナウイルス感染症対策本部(第62回)」において、西村内閣府特命担当大臣説明された際の資料の一部です。自民党京都府連から資料提供がありましたので、ご案内します。


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緊急事態措置の協力金について

2021年04月25日 | 論評・研究

 25日㈰3度目の緊急事態宣言発令

 国民への要請の詳細が未発表のままでの発令で、政府がフラフラしすぎだ。この状態の政府に「私権制限の強化」を与えるのはむしろ危険だ。今さら慌てても仕方がないので、内容を詰めてからの発令にしてもらわないと末端が混乱する。

 オリンピック「無観客にして開催する」という意思を早く示すべきだ。オリンピックがあるために政府の対応が後手を踏んでいるように感じる。このフラフラで進んでいくと感染拡大が収まらず、開催すらできなくなると思う。

 今回の緊急事態宣言休業要請に伴う協力金の詳細について発表がないまま発令されたので、飲食店はじめとする事業者の方々には戸惑いがあり、問い合わせも多い。

 京都府の下記HPに協力金に関する大まかな概要が掲載されています。順次、詳細についてもアップされていくと思いますので、ご覧ください。

https://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/coronavirus-kyoryokukin10.html

 

 高校野球の春季大会において、綾部高校24日㈯に舞鶴高専を12対6、25日㈰には京都共栄を6対3で破り、二次戦への出場を決めた。

 二次戦の初戦は東山高校で、甲子園に何度も出場している強豪校だが、綾部高校は新しく導入したピッチングマシーンをどんどん使って練習し、打ち勝ってほしいと期待している。

 4月から綾部高校PTA会長を務めており、コロナで事業実施は見通しが立たないが、いろいろと会員の皆さんからの要望はお聴きしている。

 自習室を土曜日にも生徒に開放してほしい」という声があり、学校と協議したが、働き方改革もあって、鍵の開け閉めを先生にお願いするのは難しいとのこと。PTA役員で相談し、まずはどの程度の利用希望があるかのアンケートを取ってみては?という意見があり、今週にはそのアンケートを学校から回してもらうことになっている。

 「勉強したい」と思う子が一人でもあるなら、その想いを叶えてあげたいとも思うが、まずは需要を把握することも必要だと思っている。一定数の希望があれば、PTA予算を活用して管理者の確保をして開放したいと考えている。

 「学校のトイレの水が流れにくい」という声もお聴きしたので、学校に状況を聴いて、府議としては府教委にも伝えていきたい。


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まちが変われば

2021年04月22日 | 論評・研究

 22日㈭、午前中は京都かしいしょうを運営する㈱吉崎(綾部市広小路2丁目)を訪問し、永本司社長と懇談学校は違ったが学年が同じなので、以前から親しくさせていただいている。

 コロナの影響で成人式は売上減しているものの、お宮参りや七五三などの家族イベントは逆に増えているようで、先が見えない中でも忙しくしておられるとのことだった。

 綾部の町の賑わいづくり、綾部での教育移住の推進、子どもや若者にも魅力あるまちづくりについて意見交換した。

 笑福enishiという結婚相談所をやっているということも教えてもらった。

 

 午後は種清喜之市議に来てもらって、自民党綾部支部の役員会総会に向けての協議

 夜は里山ねっと・あやべで開催された「トランジションタウン」の勉強会に参加した。「僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる」(著者:榎本英剛、発行:地湧の杜、2021.3)出版記念講演著者「トランジションタウン」について講演され、その後、参加者同士の意見交換にも参加した。

 トランジションタウンとは、イギリスで2005年に始まった活動「市民が自らの創造力を最大限に発揮しながら、地域のレジリエンス(底力)を高めることで、持続不可能なシステムからの脱依存を図るための実践的な提案活動」定義されるそうだ。

 神奈川県相模原市藤野(旧藤野町)通帳型の地域通貨の発行森林整備、地域電力事業などに取り組んでおられる事例について話を聴いた。

 綾部で開教された大本には「型(モデル)を出す」という思想があるので、話の内容はすっと入ってきた。

 地域通貨「ゆーら」を2002年に発行した経験から、地域通貨の意義についても理解ができた。NEXTが中心となって地域通貨研究会を開催していたのは2001年のことなので、あれから20年も経ったのかと思った。研究会を始めた頃大本の出口王仁三郎聖師が書かれた「大正維新について」という皇道経済論の論文をもらったが、それが地域通貨の思想とも根源でつながっており、驚いたのを覚えている。

 最近、こういった集まりにあまり出れていなかったので、コロナで予定が減った分、新鮮な体験もできるようになって良かった


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訪問医療についての勉強会

2021年04月21日 | 京都府議会

 21日㈬、朝から府議会へ。12時、顧問を務める(公社)京都府食品衛生協会新旧専務理事がご挨拶にお越しになった。

 12時半から議員団会議に出席。京都府が再び、緊急事態宣言を要請することになり、その対応のために今後、急きょ議会が招集されるかもしれないので準備をしておくように、とのことだった。

 13時半から、自民党政調会 健康福祉部会(藤山裕紀子部会長)「訪問医療」についての勉強会西京区にあるよしき往診クリニック守上佳樹院長を招いて、特に「新型コロナ訪問診療チーム」の活動について説明を聴いた。

 在宅の訪問医療の有効性」については、3年前の2018年4月12日付のblog紹介したように、4名の若手府議で視察に行った三重県いしが在宅ケアクリニック石賀丈士院長から説明を聴き、理解をしていたので、京都にも同じような志を持った先生がおられることは心強く感じた。

 今後、伸ばしていかなければならない分野だと思っている。

 

 緊急事態宣言が発出されるとどういう影響があるのか?学校は休校になるのか?スポーツ施設の営業はどうなるのか?時短や休業要請の範囲はどうなるのか?など、いろいろとお問い合わせの連絡も増えている。京都府も国と折衝中で、正確な答えが出せる状態ではないようだ。

 京都市内の人出はコロナ前に比べると大きく減っているように思うが、昨年の最初の緊急事態宣言の時ほどは止められていないようにも思う。ワクチンの効果に期待したい。


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雨が上がり

2021年04月17日 | 政治活動

 17日㈯金曜日の夜から、よく雨が降った。午後は、げんたろう新聞を引き続き配達いただけるとお返事いただいた方ハガキを書いたり、事務所で事務仕事

 夕方、ハガキを出しにポストに行くと、川面に空と雲が映って、由良川の雨上がりの風景が美しかったので、写真を撮った。

 18時からはお通夜参列

 

 19日㈪は、午前中に綾部高校の岸田校長先生、午後に落語家桂三扇さんなど来客あり

 20日㈫午前午後とげんたろう新聞を配りに行った。気候が良くなって、外で作業をしておられる方も増えていて、出会った方に挨拶をしたり、近況をお聴きしたりしながら回った。府立農大との交流を求める声小学1年生の「かわいい悩み」の相談もあったので、それぞれの校長先生にすぐ連絡した。

 夕方には来客あり。げんたろう新聞の応援会員として寄付をお持ちいただいたり、ありがたいことで感謝申し上げます。


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昨年に続き、4月臨時議会

2021年04月16日 | 京都府議会

 16日㈮、朝から府議会へ。11時45分から農商工労働常任委員会正副委員長会を開催。

 異例ではあるが、コロナ関連の対策予算の審議が必要になり、4月臨時議会が開会されたため、12時半から議員団会議、13時15分から本会議補正予算案等の上程。その後、全員協議会を経て、農商工労働常任委員会を開催した。

 通常農商工労働常任委員長は農商工に関係する様々なイベントや式典、表彰式、入学式、卒業式などに出席するのだが、この一年はそういったお呼びはなく、代わりに幾度となく追加補正予算のための委員会を開催してきた。

 今日もコロナの蔓延防止措置に伴う時短要請の協力金のことなどについて審議した。

 委員会に付託された全ての議案を全員賛成で可決した後、予算特別委員会全体会、そして再び、本会議にて予算案等を可決し、4月臨時議会は閉会した。

 閉会後、いつもの議会後の通り、正副議長、知事、副知事、教育長、警察本部長、各部長らが挨拶に来られて、最終の議員団会議は17時半頃に終了した。

 20時前に綾部に戻って、事務所で書類・手紙のチェックなど。


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げんたろう新聞は今月からリニューアルスタート

2021年04月15日 | 議員活動

 15日㈭、午前中、紫水ヶ丘団地「げんたろう新聞」を配りに行った。200戸ほどの住宅団地一部は配達していただいているが、配れていない家が多いので、時々、直接配達に行っている。

 「げんたろう新聞」は今年に入って1月~3月を休刊しましたが、4月7日付けで第147号を発行し、再開しています。今後は年4回、定例議会ごとの発行とします。

 新聞を配達いただいている方々には改めてお願いして、引き続き配っていただけるとお返事いただいた方のみ、改めて次号から配達をお願いすることとしました。

 配達協力者の方がおられなくなった地域もありますので、新たにご協力いただける方がありましたら、部数は何部でも結構ですので、ご連絡いただければありがたいです。よろしくお願いします。

 以下は、その方々に説明するために郵送した手紙の内容です。(長文です)

 

げんたろう新聞にご協力いただいている皆様へ

 春暖の候、ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。2月議会は3月22日に当初予算等を可決し、閉会いたしました。新年度も新型コロナ対策が予断を許さず、経済復活に向けては、まだまだ追加の支援施策が必要だと感じています。

 さて、「げんたろう新聞」の発行に関して、年明けにお手紙を差し上げましたが、それに対して100名近い方々から手紙、FAX、メール等でお返事をいただきました。

 「げんたろう新聞は源ちゃんの政治生命、原点だと思う。政治に携わる限り継続してほしい」「新聞発行によって期待の持てる人という想いにつながり、支持率アップになっている。発行停止だけは避けて欲しい」「げんたろう新聞は非常に人気が高い。継続してほしい」「早く復活されることを願っております。私が配達している地区でも、毎月楽しみに隅から隅まで読ませてもらっている、との声を聞いております」「げんたろう新聞はかわいいネーミングで長く親しみ、府や市の動きを地域のサロンの中で話題にさせていただいたし、このままなくなるのは淋しい限りです」など、お返事いただいたほぼ全ての方々から「継続してほしい」というあたたかい激励をいただきました。

 また発行の回数については、「年4回」「年2回」「2ヶ月に1回」「回数を決めずに随時発行」といったご意見がありました。「いずれにしても、今までの議員でそこまで活発な発行をされる方はいなかったと思います」というご感想もいただきました。

 「多くの人はブログを読んでいる」「インターネットやSNSの活用で代替すれば良いのではないか」というご意見も複数ありましたが、「高齢の方が多く、ブログやネットの利用ができない。回数は減っても何とか紙での発行を続けてほしい」というお声もあり、現状では議員活動の広報をインターネットだけにすることは難しいと感じています。

 配達については、「今のところ、特に苦労とは思っていません。少しでも手助けができればと思っているところです」「私も高齢になりましたが、まだまだ配達は喜んで続けたいと思います」「個人的にはもう少し多い部数でも可能です」「ウォーキングを兼ねていますので、全く負担には感じていません」「新聞を配達することで、私も応援に参加できていると充実感を覚えています」「市街地から離れた村に暮らす一主婦ですが、新聞配達を通して無力な一市民でも府政に関わっているような…気持ちでおりました」「配達は〇〇さんから交替でもいたします」「引き続き配達させていただきたいと思います。少しでも通信費削除の一助になりたいです」「私としては、げんたろう新聞を毎月配りたい気持ちです」とありがたいお声をたくさんいただいた一方で、「創刊から配布してきましたが、私も八十路を登り切って少々苦痛を感じていたところです」「高齢となり、いつまで続けられるかは分かりません」「配布をお受けして5年になりますが、もう一人の配布者も80歳を過ぎられ、いつ配布を断られてもおかしくない現状です」「80歳を超え、何かとしんどくなってまいりました。新聞配達の件ですが、私もどうしたものかと昨今、考えていたところです」「働いている者としては毎回、送っていただいている新聞、ついつい遅れがちになり、他にも2人に配分していただいていますが、その人たちも困難そうです」という連絡もありました。

 また、「新聞配達員に幾ばくかの手当てを出せないか?」というご意見もいただきました。私も以前、そういうことが可能なのか?と、京都府選挙管理委員会に問い合わせましたが、選挙管理委員会からの回答は「政治活動の労働の対価として有権者に一切の金品を提供することは、公職選挙法で禁じられている」とのことでした。(ポスティング業者への発注や新聞折込み、郵便局に支払う郵送費については、料金を支払うことが認められています)

 新聞の内容や体裁についてのご意見としては、「発行回数が減るのは致し方ないが、そのために情報量が減少するのはいかがなものか」「もう少し字を大きくしてほしい」「A3二つ折りの4ページにして、フォントを大きくしたり写真を増やすと読みやすい紙面になる」「記事の内容が似たようなもので、毎月発行していては新味に欠ける」「将来を見据えた抱負等を聞かせてほしい。京都府、特に綾部市の人口減少対策を中心に」「成果・効果のアピールが少し弱いのでは」「年を重ねると外からのニュースが極端に少なくなります。京都府全体の公共事業の綾部の比率とか工業生産の比率など、どんなことでも知りたいものです」「一般の人からの投稿を募っては」「若者や女性の意見を反映してほしい」「写真を減少して、主張を拡大されたい」「府政の動向と綾部市との繋がりをメインにした内容を濃くされては」「Uターン、Iターン者の活躍を紹介されては」といったものがありました。

 上記のようなご意見、ご要望を総合して検討した結果、下記の方針で「げんたろう新聞」を再開させていただきます。

❶原則、年4回、定例議会ごとの発行とします。発行時期はおおよそ、春3~4月、夏7月~8月、秋10月、冬12月~1月とします。

❷回数を減らす代わりに紙面を大きくし、A3判・二つ折り4頁 両面カラーとします。

❸文字を大きくします。(基本は10ポイントから12ポイントに)

❹紙面の内容は、従来の府政報告とコラム「由良川」は継続し、裏面に写真と共に掲載していた「活動報告」は数を絞って、もう少し詳細や今後の見通し、自らの考えなども書くようにします。また、読者の皆さんからの質問や意見等を掲載するための原稿募集をするなど、新しい企画も考えていきます。

❺配達については、いったん白紙に戻し、体制を再構築します。

・現在、配達をお世話になっている方で、継続してお世話になれることが確認できた方には、これまで通り、新聞をお届けします。(ぜひ引き続き、お世話になれれば大変ありがたく存じますが、お返事がなければ、今後は配達するのが難しいと理解させていただきます。部数を減らす、増やす等のご希望は、その通りにさせていただきます。その他のご要望につきましても、ご連絡いただければ対応いたします)

・配達協力者がおられなくなった地域は、いったん配達を止めますが、新たに配達に協力していただける方が見つかれば、配達を再開します。

・発行や郵送の経費に充当する目的で「応援会員(年会費1口1,000円)」制度を創設します。「応援会員」の皆様には毎号、新聞をお届けいたします。複数口の「応援会員」に加入いただいた方で、ご希望される場合は選挙管理委員会に氏名、住所、金額等を届け出て、「寄付金控除のための書類」をお渡しできます。府議会議員は、法律上、企業・団体献金が受け取れませんが、資金管理団体に対する個人寄付は受けることができ、その場合、確定申告の際に「所得控除」を受けていただくことが可能です。

・配達協力者の方がおられなくなって、配達できなくなった地域で新聞購読を希望される方がある場合は応援会員への加入をお願いしますが、「自治会の組内や近所になら配達できる」「同じ会社(部署)の同僚に配布できる」「趣味サークルの仲間に渡せる」「よく出会う友人等に手渡す」など、ご自身含めて5人以上の方に配っていただける場合は、「配達協力者」として登録し、年会費無料で希望部数をお届けいたします。

 げんたろう新聞をできるだけ多くの皆さんにお届けすることが、府会議員として大変重要なことだと今回の皆さんからのご返信によって、改めてよく分かりました。
 厚かましいお願いではございますが、げんたろう新聞を継続させるために、引き続き、配達のご協力をいただきたく、心からお願い申し上げます。私は、そのいただいたご恩を綾部市の発展によってお返しできるよう、さらに精一杯、頑張ります。

 引き続き、配達にご協力いただける場合は、同封のハガキや電話等でご連絡いただければ幸いです。今後の配達が難しいという方は、特にご連絡の必要はありません。ただし、これまでお世話になった皆様には引き続き、新聞を送らせていただきますので、ぜひ今後もご覧ください。

 今回の唐突なげんたろう新聞の休刊と意見募集に対して、皆様からは多くの励ましやご意見をいただき、本当にありがとうございました。あたたかいお声に励まされ、さらに元気が出てまいりました。こんなことを書いていただいた方もありました。「娘が10年前に家を出て、嫁いで3年、今でも『あやべが一番いいとこ、一番好き』と言ってくれます。うれしいことです。母の影響があってか、大阪にも“かくれ源太郎ファン”がおります」。
 これからも皆さんの愛する故郷・綾部市のため、京都府のために一層頑張ります。私でお役に立てることがありましたら、携帯電話、LINE、メールは年中24時間、いつでも結構ですので、遠慮なく、ご連絡ください。(深夜で寝ていて気が付かなければ、朝にかけ直します)
 末筆ながら、皆様のご健勝とさらなるご活躍を心より、お祈り申し上げます。

 2021年4月7日

 京都府議会議員 四方源太郎


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北陣親方の訃報

2021年04月13日 | 哀悼

 13日㈫、夕方、大相撲の元麒麟児、北陣親方が3月1日に亡くなっておられたというニュースが流れた。本当に残念だ。

 大相撲・綾部場所ができたのも、それが京都場所につながったのも、すべて北陣親方のおかげだった。やわらかい物腰、丁寧な物言い、明晰な頭脳、ああいう親方がおられなければ、とてもできることではなかっただろう。

 うちの父が飛び込みで両国国技館を訪れた要請すぐに応じて、綾部の上杉の体育館を観に来られて、「ここなら大丈夫!できます!」と太鼓判を押していただき、自分が担当していた徳島場所の見学にもお招きいただいた。

 話も大変お上手で、入門当時の苦労話、富士桜や輪島との取り組みの裏話など、様々な話を飽きさせずに聴かせていただいた。

 二度とお目にかかれないということを本当にさみしく思います。心からご冥福をお祈りいたします。

 

 14日㈬議員団会議に出席するために、朝から府議会へ16日に4月臨時議会が開催されることが報告された。


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ご縁

2021年04月10日 | MBT

 10日㈯㈱enlink(港区)我妻敏幸社長紹介で、配置薬(置き薬)会社竹内薬品㈱(丹波市)ママタイム㈱(姫路市)社長らと会合した。

 置き薬の歴史は古く、300年ほど前から「先用後利」のビジネスとして成り立ってきた。「越中富山の薬売り」が有名だが、奈良や岡山の方が歴史が古いそうだ。

 一方で、ドラッグストアやネットショッピングに押されて、配置薬業界は顧客の減少が課題となっている。

 「先用後利」という息の長いビジネススタイル自治体の行政サービスとマッチングさせて、ヘルスケア、生活支援の新しいモデルが構築できないか?というのが、今回の会合の目的だった。

 自治体としては、農村部の「買い物難民」対策、高齢者の傾聴・見守り、出張行政サービスに、この配置薬ネットワークが役立てられないかと思っている。20年後には完全デジタル社会が到来しているかもしれないが、それまでの間は「半アナログ半デジタル」対応が必要だと思う。

 先に向けて良い話し合いができたので、今後の進展に期待している。

 

 午後は散髪に行き、夕方には藤岡康治市議その同級生畑利彦さん事務所に来られて、まちづくりについて、補助金等の相談に乗った。

 さんは、綾部の市街地で育ち、京都に出て、今は綾部の農村部に古民家を買って住まわれている。Uターン、Iターン、Jターンに当てはまらない「ターン」も出てきているのだと思う。「Qターン」か「Pターン」とでも言うのだろうか。

 京都府の移住施策も、新規就農を目的として農林水産部が所管してきたが、昨年の2月の代表質問等幅広い施策の必要性を訴え、今は総合政策として政策企画部が担うことに変わった。

 

 11日㈰、9時に熊野新宮神社へ。蚕神祭および四月月次祭のため、当番出仕した。お供えなどを準備した後、草引きや落ち葉掃きをした。

 熊野新宮神社には大正6年に、皇居紅葉山御養蚕所御奉斎されている蚕の御祖神二柱(大宜都比売神・和久産巣日神)合祀されており、春と秋に蚕神祭が行われてきたが、現在は春のみ行われている。そのため、京都府蚕糸同友会の方々が毎年、参拝に来られている。

 終了後、片づけて賽銭を数え、抹茶と桜餅、そして、お下がりをいただいて帰った。

 昼にNHK教育テレビ囲碁番組を観ていたら、今年友人中野泰宏九段(関西棋院)がNHK杯に出場する紹介されていた。楽しみだ。先日も京都新聞に勝利した棋譜が掲載されていた。

 同じBブロックでシードされている高尾紳路九段奥様が綾部に住んでおられたことがあるご縁新婚の頃に綾部にお越しいただいて案内したことがあり、応援している。

 午後は事務所事務仕事

 夜は「森の寺プロジェクト」が完成したため、現時点での事業の報告などを聴いた。

 このプロジェクト昨年3月、㈱enlinkの我妻社長に話を持ち込んでいただき、㈱ギアチェンジの加藤洋社長をご紹介いただいて、約1年で五か国語(英語、フランス語、中国語、台湾語、韓国語)対応のホームページやパンフレット、立て看板などが完成した。

 看板光明寺、安国寺、正暦寺それぞれ設置されており、その場所に行くと光明寺の国宝・二王門や重文・二王像、安国寺の重文・木造釈迦如来などのAR映像を観ることができたり、正暦寺には重文・絹本著色仏涅槃図の現物を忠実に再現されたレプリカが置かれている。

 森の中にあり、秘宝が隠れている寺「森の寺」として世界に紹介し、新たな観光客の掘り起こしを目指して、引き続き、今年度も活動していただけるとのことだった。

綾部森の寺プロジェクト https://www.morinotera.com/ja/ja-top.html

 我妻社長のご紹介で、様々な人とご縁をつなげていただいている。

 

 12日㈪、午後に綾部市の企画総務部の方々専決予算の内容北部五市二町連携都市圏の構想策定の説明にお越しになり、意見交換

 夕方、志賀郷町水田裕之さんのお宅で、奥上林老富町大唐内在住陶芸家のトレーシー・グラスと会い、府道老富舞鶴線の道路改修計画についてトレーシーの想いを聴いた。トレーシーはカナダ人で31年前から大唐内で暮らしている。「大唐内は自然豊かで人も少なく、何もないから移住を決めた」とおっしゃっている。

 水田さんは20年ほど前に綾部にIターンされて、その頃からの友人であり、当時は大唐内に住んでおられたので、トレーシーとは今でも親しい。水田さんから「一度、トレーシーの話を聴いてほしい」依頼があり、話をさせてもらった。

 トレーシーの「点の想い」と地元住民の「線の想い」は「地域の維持」という部分では同じところを観ているものの、「地域の発展」に対する考えには相違があり、交わるのは難しいことなのかもしれない。

 地元の皆さんがどう判断されていくのか、様子を見ていきましょう、というところで、今日のところは話が落ち着き、それからは綾部の土地が持つ力の話やIターンの方々が感じておられることなどなど。外には嵐のような強い風が吹いていた。


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綾部高校の入学式

2021年04月08日 | 教育・子育て

 8日㈭、夕方から綾部市を健康長寿の町にするためのプロジェクについて、関係者の方々協議

 9日㈮、9時30分から綾部高校の入学式PTA会長として出席し、祝辞を述べた。

 春爛漫の今日の佳き日に綾部高校にご入学された皆さん、誠におめでとうございます。
 また、保護者の皆様におかれましても、お子さんと共に受験を乗り越えられ、今日のご入学を迎えられましたこと、心からお祝いを申し上げます。私も昨年、息子が入学いたしましたが、受験が迫ってもいっこうに勉強しないことに夫婦で悩まされ、自分の受験より、やきもきいたしました。皆様のご心労とお喜びも、お察し申し上げます。おつかれさまでございました。

 さて、綾部高校は明治二十六年四月十四日に開校した一二八年の歴史を持つ学校です。最初は今の由良川キャンパスのところに学校が建てられました。
 京都の府立高校では洛北高校、鴨沂高校、須知高校に次いで四番目に古く、京都府北部では最初に誕生した高校です。
 開校当初は「高等養蚕伝習所」といって、蚕を育てて「絹糸」を作る技術者を育てるための学校でした。それゆえ、綾部高校の校章は蚕が食べる「桑の葉」をかたどったものになっています。初代校長はグンゼの創業者・波多野鶴吉であり、波多野校長は開校の三年後、一期生が卒業を迎えた明治二十九年に、その卒業生の就職先として「郡是製糸株式会社」を創業されました。
 現在では、糸は石油などから作る化学繊維が世界でも七割以上を占め、「絹糸」はほとんど使われなくなってしまいましたが、明治の日本が一番外貨を稼いだ最大の輸出品目は「絹糸」でした。
 戦後は「自動車」や「電化製品」が日本の輸出の花形に変わり、トヨタや日産、パナソニックやソニーが日本を代表する企業となりましたが、戦前はそれがグンゼでありました。このグンゼの礎を築いた綾部高校の卒業生には、近代日本の発展に大きく貢献したという誇りと気概がありました。


 一方で、歴史は日々変わり、私たちは変化し、成長していかなければなりません。毎年毎年、こうして新しく入学してくる皆さん方こそが綾部高校の主役であり、皆さん方の活躍によって、新しい綾部高校の歴史が紡がれ、伝統となります。
 最近、BSテレビで「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」という番組を観ました。その日は、群馬県立高崎高校の特集でした。高崎高校は、綾部高校創立の四年後、明治三十年に開校し、福田赳夫、中曽根康弘という二人の総理大臣も輩出している群馬県随一の名門校です。綾部高校は「アヤコー」と呼ばれていますが、高崎高校は「タカコー」ではなく、「タカタカ」と呼ばれています。ライバルの県立前橋高校は「マエタカ」と呼ばれ、群馬県では「タカタカ」と「マエタカ」が競い合って良い成績を挙げています。
 この番組を観てから、私は綾部高校のことを「アヤコー」ではなく、「アヤタカ」と呼ぶようにしています。そう呼ぶだけでも、学校が新しくなった気がします。綾部高校は立ち止まっていてはいけません、常に進化を求めて変化していかなければなりません。
 新入生の皆さんには、綾部高校一二八年の伝統を打ち破り、アヤタカ生の、アヤタカ生による、アヤタカ生のための新しい綾部高校を創造していただくことを期待しています。


 私も三十年前に綾部高校で学んだ卒業生の一人ですが、綾部高校は昔から、良く言えば「生徒の自主性に任せる」、悪く言うと「自分から動かなければ、何もしてくれない」という校風があります。私たちの時代とは違って、今は先生方も手厚くフォローされるとは思いますが、自由がある代わりに、受け身では何もしてもらえない学校です。多少の行き過ぎは若さの特権であり、自らの意思でどんどん動いてください。PTAはどんなときにも皆さんの最大の理解者であり、応援団であります。私たちも皆さんと共に高校生活を楽しみ、皆さんの夢の実現をバックアップいたします。
 新入生の皆さんの今後ますますのご活躍を祈念し、入学式にあたってのお祝いの言葉とさせていただきます。
 
 令和三年四月九日
  綾部高校PTA会長 四方源太郎

 

 新入生の皆さんが充実した高校生活を送れるように、PTAとして精一杯バックアップしたいと思っています。

 入学式終了後、PTA入会式挨拶し、学級委員の選び方について説明した後、すぐに京都に向かった。

 12時半から議員団会議に出席。コロナ感染予防についての京都府からのメッセージの出し方について、議員団会議で発言した。

 時短要請が亀岡以北の京都府北中部には出ていないが、知事の自粛の呼びかけは全ての地域に同様に影響しており、北中部の飲食店はお客さんが激減している。地域を区分けして呼びかけできないのなら、府内全域で時短要請してもらって協力金をもらった方がマシだ、という声が増えている。府は呼びかけを区分けするか、全域に協力金支給をするのか、ハッキリさせてほしい、府の担当部局に強く要請した。

 また、先日、福知山市内で個人的に飲食したということで、府職員の行動が新聞に掲載されたが、私的な行動の内容や陰性だった職員の情報まで発表するのはやりすぎではないか、厚労省等で問題になっているのは法に基づいた時短要請が出ている地域であるからで、そうでない地域でのことを京都府が発表したことについては、それでいいのか今後検討してほしいとも要請した。

 

 13時15分から農商工労働常任委員会正副委員長会を開催。13時半から全員協議会に出席し、現在のコロナの感染状況100億円超の専決予算について古川副知事、野本総務部長から説明を受けた。

 終了後、農商工労働常任委員会を開催し、専決予算の内容について質疑

 

 夕方、綾部に戻り、17時から20時頃まで来客あり。

 再開してお送りしたげんたろう新聞・第147号内容についての質問様々な地域課題について意見交換した。げんたろう新聞への応援寄付をいただき、新聞配達も町内で引き受ける方がなければやっても良い嬉しいお申し出もいただいた。


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核融合視察とまちづくり研究会

2021年04月06日 | 議員活動

 6日㈫八幡市田島祥充府議、城陽市園崎弘道府議に誘われて、午後に京都大学宇治キャンパスにある京都大学エネルギー理工学研究所・エネルギー複合機構研究センター視察に訪れた。綾部から宇治まで車で1時間20分弱で着いた。高速道路のおかげで本当に近くなった。

 京都大学長崎百伸教授から「核融合」の研究について、説明を受け、施設内を見学した。

 「核融合」の説明を初めて聴いたが、海の中に多量にある重水素や三重水素を核融合反応させることによって熱を発生させて電気に変えるという技術で、2050年頃の実用化を目指して、世界で研究が進められている。

 「核分裂」によって熱を発生させる原子力発電に比べて、「核融合」は高レベル放射性廃棄物の発生がなく、暴走してメルトダウンを起こすこともないので、原発に代わる新しいエネルギーとして期待されている。人類が今の調子で人口増加し続けた時には、こういった新しいエネルギー源がないと人口維持ができないそうだ。

 フランスには日本、アメリカ、EU、ロシア、中国、韓国、インド、カナダ共同で実験炉(ITER)を建設しており、2025年に完成して実験開始され、2035年には本格稼働することになっているそうだ。

 施設内を案内していただいた小林進二准教授同じ年で47才だった。この実験が成功して、いずれ彼がノーベル賞をもらう日が来るかもしれない。

 

 17時からは呉高専神田佑亮教授をお招きしての「綾部まちづくり研究会(仮称)に出席した。神田教授今流行り「Maas(マース)にも詳しく、交通工学、土木計画学ご専門だ。国立政策研究大学院大学出身のエリートであるが、民間の建設コンサル出身民間感覚があり、京都大学で准教授をしておられた頃には藤井聡教授の下で、「国土強靭化」構想を推進されていた。

 京都大学時代には自民党綾部支部の勉強会講師としてお越しいただいたこともある。2014年10月29日付「綾部の明るい未来が語られたセミナー」

 その後も幾度か綾部にお越しいただき、相談に乗っていただいている。2015年11月16日付「高速道路開通をどう生かすか」

 出身広島県庄原市庄原市でのまちづくりにも関わっておられるそうで、綾部市とほぼ同規模の地方都市でもあり、綾部市での今後のまちづくり計画に関して、これからも継続的にアドバイスをいただくことになった。

 この研究会の世話人は、マチイコンサルタント(綾部市上野町)町井裕昌社長が務めておられ、様々な立場の市民や綾部に関心を持っていただく方が集まって、20年後、30年後、50年後の綾部市を考えていくことを目指しており、私も一人の市民としてこれからも参加させていただこうと思っている。


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舞鶴若狭道の4車線化完成

2021年04月04日 | 家族

 4日㈰午前中日東精工アリーナで開催された「舞鶴若狭自動車道(福知山IC~舞鶴西IC間)の四車線化完成祝賀会」に出席した。

 約2年半前に綾部PA~舞鶴西ICが供用され、今年の3月26日には福知山IC~綾部ICが供用開始された。これで綾部から神戸・大阪方面には完全4車線化され、流通機能がパワーアップした。

 平成18年(2006年)福知山IC~舞鶴西IC4車線化工事の事業許可が下りてから、15年後にようやく完成した。これからは舞鶴東IC~小浜ICに向けての工事が行われるとのことで、早期の完成を期待している。舞鶴西から舞鶴東の間の事業許可がまだ決まっていないようなので、そちらも早期に許可をしてほしい。

 また、舞鶴若狭自動車と京都縦貫自動車道が交差する綾部市にとっては、京都縦貫道の4車線化重要だ。こちらも西脇隆俊知事の尽力により、丹波IC以北のネクスコ西日本への移管作業が着々と進んでおり、移管されればネクスコ西日本によって4車線化工事がなされるものと思っている。

 先行して、園部IC~丹波ICが今年度から4車線工事に着手されることも先日、国で決定された。高速道路ネットワークの北近畿の要に位置する綾部市には新しい工業団地建設なども望まれており、そういったことにも力を入れたい。

 

 午後事務所で原稿書きなど。

 温二郎が所属する綾部ファイターズは、土日に行われた今年度初の綾部市内大会で優勝できたそうだ。8番レフトで出場した温二郎大きな活躍はしなかったようだが、大きなミスでチームの足を引っ張ることもなく良かった。


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綾部 森の寺の多言語化ページ完成

2021年04月01日 | NPO

 41日㈭新年度となり、ここ数日人事異動の挨拶次々とお越しになっている。

 げんたろう新聞1月から休刊し、今後どうするのか?について、配達をお世話になっていた方々のご意見をお聴きし、今後は原則、定例議会ごと(年4回)の発行として、4月から再開することを決めた。

 配達体制は一度、白紙に戻し、改めてお願いして、配っていただくことを承諾いただいた方には引き続きお世話になることにして、今回は郵送中心でお届けすることにした。

 地元の並松町、隣りの上町については、まず最初に自分で配りに行った。

 由良川沿い桜がきれいに咲き誇っていた。現長さんの前の堤防工事については国交省の新年度予算箇所発表用地買収の費用が計上されており、ようやく具体的な工事に移っていく期待している。

 正暦寺の階段の下には、文化庁補助事業で設置された看板が建てられており、さっそくQRコードを試したら、日本語、英語、中国語、台湾語、韓国語、フランス語で正暦寺の説明がなされるページ完成していた。

 同じようなものが、光明寺(睦寄町)、安国寺(安国寺町)にも建てられており、文化庁へ事業完了報告書を提出した、と事業にあたっていただいた㈱ギアチェンジ加藤洋さんからもお電話をいただいた。

 下記でもページをご覧いただけます。ぜひご覧ください!現地では二王像や釈迦三尊坐像のARなども見れると思います。

 「綾部 森の寺」https://www.morinotera.com/


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