四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために「挑戦」します!

正暦寺で春の清掃奉仕

2024年03月03日 | 一般

 日㈰朝8時正暦寺に行き、春の清掃奉仕作業に参加した。今日は大変寒い朝だったが、よく晴れて気持ちの良い日となった。

 並松町の由良川築堤工事は着実に進んでいるようだ。今はほとんどが川側の工事だが、来年度からは道路側の工事にも入っていくことだろう。

 以前清掃奉仕に不参加の檀家さん宅を世話方さんが「不参料」を集めて回ることになっていたが、世話方さんの負担を減らす意味もあり、年に3千円あらかじめ「環境美化費」として護持会費と共に全ての檀家さんに納めていただき、清掃奉仕に参加された方には千円を返還するという方式になっている。

 市外の檀家さんも増えているため、これによって清掃奉仕に参加されない市外の檀家さんと参加しない場合に「不参料」が発生していた市内の檀家さんとの間に差が生じないことにもなっている。

 会計や庶務担当の総代さんが、参加された方にはその場で千円を渡される。

 玉川弘信住職の挨拶に続き、筆頭総代として挨拶。その後、中澤勝司総代が作業の段取りを説明された。

 今の時期は草も生えておらず、サツキの刈り込みなど、休憩も含めて約1時間半で作業は終了した。

 一緒に作業していた松岡光輝さんには紫水ヶ丘で「げんたろう新聞」を配っていただいているが、「こないだ新聞を配っていたら、近所の人に何しとるんや?と言われて、源太郎さんの新聞を配っとるんやと説明したら、自分も読みたいと言われたんやけど増やしても良いか?」と訊ねられた。

 「もちろん、うちの事務所に名前さえ教えてもらえれば宛名ラベルを作りますので」とお答えした。「印刷費がかかるだろうから」と心配していただく方も結構あるが、印刷費は部数が多少増えてもほとんど費用が変わりませんし、毎回、余分に印刷していますので、増やしていただける分にはありがたい限りです。ぜひよろしくお願いします。

 

 作業終了後にはお墓の掃除に行った。

 うちのお墓には牡丹が植えてあるが、枯れた牡丹の花がたくさん落ちている。草も少し引いておいた。

 帰りお寺の下の道たまたま出会った方から猪肉をもらったので、先週、シャンプーハットのてつじさんからもらった味噌も使って、昼ご飯に「ボタンうどん」を作った。


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厄神さん

2024年02月18日 | 一般

 17日㈯懇談のための会食。

 旧市民センターの跡地公園整備のための工事が進んでいる。どういう公園になるのかはよく分からないが…。

 

 18日㈰9時から上野町若宮神社(四方義規宮司)厄除神社にて、厄神さんの祭礼行われた。例年、綾部では「最後の積雪は厄神さん」と言われているが、今年は小春日和だった。

 祭礼後禰宜の接待で直会。午後の予定もあって、お酒は飲まなかったが、神社の役員さん手作りの「松前漬け」が美味しかった。

 お土産上原清月堂の紅白饅頭小源太の大好物だが、今年は小源太が家にいないので残念だ。


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京セラ㈱サステナビリティ報告会

2024年02月08日 | 一般

 日㈭9時京セラ㈱京都綾部工場(谷津由尚工場長)へ行き、「サステナビリティ報告会」に出席した。議会、行政、地元自治会、教育、取引業者の代表者が集まっておられた。

 工場長の開会挨拶の後、来賓を代表して挨拶させてもらった。

 挨拶では、昨年、当時の社長であった伊藤謙介さんからお聴きした稲盛和夫名誉会長と共に最初に綾部に来られた時のこと綾部工場設立に至るご苦労にも触れた。

 谷津工場長や工場幹部の方々からは、京セラの事業方針や事業内容、綾部工場での製造品のことや地域貢献活動などについて、詳しくご説明いただいた。

 説明の後は工場の排水処理工程の見学と意見交換を行った。

 午後は何件か、異動の挨拶等での来客あり。京都市長選の感想を話に来られた方もあった。

 

 飲むのは初めての綾部の経済人間を取り持っていただいた方との会食。様々なことを聴かせていただき、意見交換した。


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若い地域のプレイヤー

2024年02月06日 | 一般

 日㈫午後京都府中丹広域振興局高屋奈尾子局長来年度の京都府予算の説明に来られた。

 中丹広域振興局の企画予算は少なく、もっと上げるように本庁にはずっと言っているが、なかなか上がらない。

 それならば、いかにその予算を府民に効果的に活用するか、たとえば10万円以下であれば、担当職員がある程度自由に使えるようにするとか前線の職員が府民とコーヒーや酒を飲みながら話をすることなども、局長がもっと推奨すべきだという提案をした。

 まちづくりのプレイヤーは住民、それを支えるのが行政なので、プレイヤーが動きやすくなるための資金や広報、人材を手助けして、特に若い地域のプレイヤーの発掘にも努めてほしいとお願いした。

 

 話の流れで、最近知り合ったAMUT(アミュート)という綾部出身の20代の若者の団体が主催するスポーツイベントの話をした。

 2月11日八田中学校体育館でイベントを企画している集客に苦労しているようで、ここでも告知に協力したい。

 下記はAMUTからの宣伝です。

 私達AMUTは、20歳、23歳の綾部出身の二人が「綾部を盛り上げたい!」という思いで活動している団体です。

 今回、私達の開催するイベントの参加者が思うように集まっておらず、悩んでいます。

 SNSでの発信、綾部高校や市内の店舗にビラを置かせていただいたり、ビラ配り等を実施しましたが、思うように参加者数が増えていません。

 宣伝や参加のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 若い人が挑戦することに、ムダなことや無理なことは一切ありません。全てが綾部の豊かな未来につながっていきます。頑張ってください!応援します!

 お申し込みはこちら 申し込みフォーム


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おうちの御用聞き

2024年02月02日 | 一般

 日㈮9時過ぎ相根一雄さん来られ、10時には綾部市四方建設部長、奥村都市計画課長が来られた。

 

 先日、事務所の玄関に手すりを付けたいと思い、おうちの御用聞き「家工房」綾部インター店の内堀連太朗くんに相談した。高齢の方が事務所に来られた際に、靴を脱いだり、履いたりするのに手すりが欲しいという要望があったからだ。

 相談するとすぐに来て寸法や壁の土台を調べ、費用は2万円強と見積もりしてくれて、今日の午前中には取り付けてくれた。

 縦向けの手すりもお願いしていたのだが、壁の土台が不安定なので、とりあえずこれで様子をみることにした。

 仕事の後でコーヒーを飲みながら少し話をした。先日、あやべMBTミーティングに初めて来てくれた大学生の2月のイベント実施にも協力してくれているそうだ。我々「親世代」では彼らには重いと思うので、内堀くんのような20代の「お兄さん世代」が応援してあげてくれたら嬉しいとお願いした。

 内堀くんは長野県出身の24才で、数年前に綾部に移住して「家工房」の支店を立ち上げている。最初は新聞の折込チラシに「おうちの御用聞き」と書いてあり、私も「御用聞きの会」をやっているので「真似されたか?」と思ったが、そうではなかったようだ。

 彼はNEXTやあやべMBTミーティングにも参加してくれており、そういう機会に顔を広げながら頑張っている。家に関する様々なお困り事あれば、ご紹介いたします。

※事例紹介 https://iekobo.net/works/

 

 午後「げんたろう新聞」を配りに、多田町、青野町、井倉新町団地などへ。

 夕方には後藤光市議市会議員さんに配達をお願いしている「げんたろう新聞」を取りに来てくれた。

 後藤市議が中心となって、2月18日㈰の午後、オスキーニ(由良ビル2階)にて、「生きづらさ」を抱える人達の拠り所となるイベントが企画されているようで、私も参加させてもらおうと思っている。

 綾部でも以前は「ひきこもり支援」を行っていたが、責任者の不祥事により、途中で止めざるを得なくなった。

 当時、そこで働いていたスタッフや支援者に非があった訳ではなく、急に他団体に移ってもらったり仕事を失わせてしまい、申し訳ない気持ちは今でも持っている。

 後藤市議がそういったメンバーに再度、声をかけ、問題を起こした人達を除いて再起動したいという想いを持っていることは市議選に出る前から聞いていたので、悩みを抱える当事者や家族に希望が生まれるような場所を新たに創ってもらえることを期待している。

 興味のある方は後藤光市議(080-6176-1334)にお問い合わせください。


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青空の下で

2024年01月09日 | 一般

 日㈫10時から大本本部七草粥接待出席した。青空はきれいで、よく晴れて長生殿は美しかった。

 大本本部の小林龍雄本部長綾部市の山崎善也市長の挨拶の後、他の来賓の皆様と共に、七草粥と薄茶の接待を受けた。美味しいお粥だった。

 いつもはにごり酒「五郎八」をいただくのだが、今日は午後に予定があり、飲むのを控えた。

 

 帰り道、準備中の初ゑびす大祭の会場に立ち寄り、奉賛会の皆様に挨拶した。並松商工会の甘酒は今年はよくできていた。

 15時半から青野町FEサービスにて、京都府環境整備事業協同組合(野村拓也理事長)からバキュームカー3台と人員6名が能登半島地震の復旧支援に急きょ出発することが決まり、高屋奈尾子中丹広域振興局長、山崎善也市長らと激励式に出席し、挨拶させていただいた。

 宵ゑびすの会場に顔を出した。毎年、綾部太鼓の皆さんが太鼓演奏で盛り上げてくれている。綾部恵比寿神社奉賛会長として、21時頃まで会場にいて参拝者の方々に挨拶した。


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綾部市武道協会の役員会

2023年12月10日 | 一般

 日㈯12月なのに春のように暖かい。

 夕方から、京都共栄学園中井博之理事長会い、京都府北部の教育について情報交換。私からは綾部での論理教育、教育移住についての取り組みを説明した。

 ゆっくりお出会いするのはコロナ前以来のことで、久しぶりに共栄高校や私学の現状などをお聴きした。

 共栄の経営は理事長の計画通りに着々と進んでいる様子で、綾部の教育にも良い波及効果があると嬉しい。何か一緒にできることがあれば模索しましょうと合意し、「天地人」がうまく揃う可能性を感じた。

 

 10日㈰夕方からふしみやにて、綾部市武道協会(塩尻忠臣会長)役員会顧問として出席。

 発足から5年が過ぎ、コロナの3年があったものの、少しずつ団体としての意義が共通理解できてきたようにも感じている。

 来年度も共通パンフレットの配布や学校との連携、イベントへの参加などに取り組んでいこうという話になった。

 役員会の終了後には忘年会を開催し、懇親を深めた。


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3月9日、まんまるうさぎの音楽祭

2023年11月21日 | 一般

 21日㈫午前中来年3月9日㈯13時半~、中丹文化会館「まんまるうさぎの音楽祭」を主催される音楽グループ「まみぃず」代表小林裕美さんスタッフ長嶺緑さん事務所に来られた。

 「源太郎さんの娘さんが綾中の吹奏楽部員だとお聞きして…」先日、事務所に電話をもらったので、お出会いしてお話をお聴きした。

 お聴きすると小林さんのお父さん日本ミツバチで有名な志賀生実さんで、共通の知り合いもたくさんいた。

 小林さん何北中、綾高時代に吹奏楽部員トランペットを吹いておられて、今は綾部市消防団のラッパ隊の一員としても活動してもらっているそうだ。結婚して福知山在住だが、音楽や女性ネットワークで、ふるさと綾部を活性化させよう活動してもらえることは嬉しいことだ。

 「僕は何をお手伝いしたらいいですか?」と聞いたら、「音楽祭にたくさんの人に参加してほしい。高校生以下は無料なので、できれば小中高校生にも多く参加してほしい。学校にチラシを配るには綾部市や教育委員会の後援があった方がいいと言われたので、それをもらうにはどうしたらいいか教えてほしい」ということだった。

 そこで、綾部市や市教育委員会、綾部高校に電話をして、「一度、小林さんに説明に行ってもらうので、話を聞いて後援申請や子ども達へのPR方法について、相談に乗ってあげてほしい」とお願いした。

 綾部高校はちょうど期末テストが前日の3月8日に終わるそうなので、練習時間はないかもしれないが、吹奏楽部や軽音楽部が「音楽交流」を目的に出演してくれたら良いのではないかと思っている。

 

 午後15時から、京都府議会危機管理・健康福祉常任委員会(中島武文委員長)台風7号災害避難行動タイムライン、原子力防災等管内視察に来られたので、会場となった物部営農指導センターで地元議員として同席した。

 綾部市岩本正信市長公室長、塩見幸作危機管理監、余田陽一防災・危機管理課長物部地区自治会連合会の久木康弘会長(下市自治会長)それぞれの立場から話をされた。

 

 18時半からふしみやにて、ほろにがクラブ(平野正明会長)出席

 年に数回しか参加できていないが、アサヒビールを飲みながら、新しい会員、以前からの馴染みの方など様々な方々と交流ができて良かった。


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林南院開山50周年記念祝賀会

2023年11月03日 | 一般

 日㈮朝からイベントをはしごして、夕方からは舞鶴市の舞鶴グランドホテルへ。綾部市渕垣町にある林南院(田中利典住職)開山50周年記念祝賀会出席した。

 田中利典住職日本有数の桜の名所でもある吉野の金峯山寺で宗務総長を務められた後、実家の林南院を継ぐために綾部に戻られた。金峯山修験本宗五條良知管長(金峯山寺管領)実弟にあたる。

 宗務総長時代には、吉野・高野・熊野の世界遺産登録の立役者として尽力され、宗教界に豊富な人脈を持っておられる方でもある。大変偉い高僧なのだが、そんなことを微塵も感じさせない親しみやすい人柄で、FMいかるのパーソナリティをされるなど綾部でも交友関係を広げておられる。

 今日は五條管長もお越しになり、表彰状や役職の授与をされていた。利典住職は高校からは比叡山高校に進まれたそうだが、五條管長は西八田小学校、八田中学校、綾部高校出身だとのこと。

 来賓挨拶五條管長のほか、山崎善也市長、四方八洲男前市長がされた。

 参加された皆さんは気の置けない間柄のようで、大変和やかに50周年をお祝いしておられた。

 私の妻の祖父である新庄信夫林南院の信徒であり、大祭の時にはお弁当作りを一手に引き受け、炊事班の責任者として活躍していたと、何年か前に利典さんから聞いた。毎年11月3日に炊き込みご飯と煮しめの弁当が届けられていたことは知っていたが、どこの弁当かはよく分かっていなかった。

 利典さんはもちろん、その息子さん、娘さん方も信夫おじいちゃんのことをよく覚えておられて思い出を話してもらったので、家に帰って妻に話したら、「久しぶりにおじいちゃんの話をしたね」と言っていた。病気で倒れて何年か病院や施設に入り、コロナ禍のうちに亡くなってしまったが、元気で生きていれば、きっと50周年を喜んで酔っぱらっていたことだろう。

 利典さんに後でそういう話をしたら「35周年をホテル綾部で祝った時に新庄さんに参加していただいたことが昨日のことのように思い出されます」と言ってもらった。


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秋晴れ

2023年11月03日 | 一般

 日㈮文化の日。良い秋晴れ。

 10時から私市円山古墳まつり開会式出席京都府内で最大の円墳である私市円山古墳のふもとにある古墳公園で、地元の佐賀地区の皆さんが協力して毎年開催されている。

 裏千家淡交会両丹支部の幹事長である安藤宗芳先生門下の皆様による野点山崎善也市長らと共にお茶をいただき、売店でいろいろと食べたり、話したりしながら祭りを満喫した。

 豊里地区の後藤光市議と共に、続いては栗文化センターまつりへ。

 子どもからお年寄りまで楽しめる様々な催しがなされていた。スポーツ推進委員の方々には室内用ペタンクを教えてもらった。

 最近よくあちこちで「涼子ちゃんや温ちゃんと音楽院で一緒でした」と声をかけてもらう。

 続いて、ふれあい牧場に。コスモスが満開で大勢の人で賑わっていた。

 テラスでは親子三代でお祝いの宴を開いておられたご家族があった。その中に昨日の総合文化祭の開会式におられた方があり、「挨拶聞かせてもらいました」と声をかけていただいて話していたら、26才のお孫さんが「府会議員と会えて、今日はすごい日や」と喜んでくれた。「一緒に写真撮ってもらえるんですか?」と言われて、「どうぞ、どうぞ喜んで」一緒に写真を撮った。ずっと綾部に住み続けたいと嬉しいことを言ってくれる若者だった。


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篠田神社の伐採安全祈願祭

2023年10月16日 | 一般

 16日㈪午前中来客。フードテックに関しての質問など。

 午後志賀郷の篠田神社へ。京都府の補助金を受けて境内の木を伐採されることになり、その安全祈願祭が四方義規宮司によって行われた。

 祭礼の後、京都府の担当者と共に挨拶し、最後相根一雄氏子総代が挨拶された。

 19時から約2時間、地域の相談を聴きに伺った。


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大義の会の例会

2023年08月21日 | 一般

 21日㈪18時から、大義の会(四方八洲男会長)例会出席。

 今回は予定していた講師が体調不良で急きょ欠席となり、会長の講話を聴いて、その後は会員交流がメインの例会となった。


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玉川正信正暦寺前住職の通夜、葬儀

2023年07月10日 | 一般

 10日㈪10時から正暦寺名誉住職、第十九世正信住職の葬儀を行った。福知山観音寺の小藪實英住職に導師をお世話になり、たくさんの僧侶の方々にお参りいただいた。

 昨夜の通夜も含め、ほとんど雨に降られず、無事に終わってホッとした。多くの檀信徒、住職のご友人などの大きな助けに心から感謝申し上げます。

 葬儀では筆頭総代として、弔辞を読み上げた。

弔辞
 正暦寺前住職、故玉川正信様のご霊前に、正暦寺檀信徒を代表して、謹んでお別れの言葉を捧げます。
 今年の一月、不動明王大祭を数年ぶりに元の形に戻して催行しました。その様子を家の中から見ておられた御姿を遠くから拝見したのが最後になってしまったこと、本当に残念でなりません。

 おじゅっさん、八年前に住職を退かれてもなお、私にとって、おじゅっさんと言えば、前住職でございました。私の祖父と父も正暦寺の筆頭総代を務め、長年にわたり、本当にお世話になりましたし、私も物心つく前からかわいがっていただきました。檀信徒の皆様もおそらく同じ気持ちではないかと思います。先週の日曜日には、今日のための草刈りを前日の急な呼びかけにもかかわらず、多くの皆さんに蒸し暑い中、作業をしていただきました。一昨日朝からの会場準備にも、たくさんの方にお越しいただきました。それも、おじゅっさんの人徳あればこそだと感じました。

 玉川正信前住職は昭和13年6月に長崎県平戸市にある阿弥陀寺の住職であった玉川光月(こうげつ)、歌香(うたか)夫妻の次男として誕生。高校三年で神戸の大龍寺に弟子入りされ、高野山高校、高野山大学を卒業した後は教師として、大阪の履正社高校にお勤めであったとお聞きしております。

 昭和38年、25才の時に正暦寺の先々代住職の娘さんである滋子夫人と結婚され、この正暦寺に来られました。三男一女の四人のお子さんを育てるため、結婚後も教師の仕事を続けられ、網野高校、福知山高校、綾部高校で53才まで教鞭を執られました。

 昭和52年、39才で正暦寺第十九世住職にご就任され、平成27年に引退されるまでの38年間、正暦寺の護持・発展に尽くしていただきました。その間には、不動堂、水子堂、水子地蔵、位牌堂、大師堂、庫裏、地蔵堂の建立や改修を進められ、その功績には大なるものがあります。

 前住職は旅行が大好きで、国内はもとより、中国や東南アジアの仏教史跡を中心に、海外にもよく行かれていました。私も檀信徒の親睦団体である真和会の旅行で昼神温泉にご一緒したり、吉野・高野・熊野を訪ねる旅では高野山の松長有慶管長の法話を一緒に聴かせていただくなど、共に旅した楽しい思い出がたくさんあります。

 特に印象に残っているのは、前住職の故郷、長崎県平戸市の阿弥陀寺を訪ねた旅です。阿弥陀寺は平戸島の南端に位置し、弘法大師もここから中国に渡ったと伝わる最果ての地でした。
 行きの新幹線の中で自分の生い立ちを語ってくださいました。前住職はわずか4才でお父様を亡くされたそうです。昭和17年、数十名の檀家さんと戦勝祈願に向かわれた際、船長の不手際で船が転覆し、多くの方が犠牲になられました。お父様は一緒に乗っていた奥様や数名の檀家の方々を助けた後、死んでお詫びを、と思われたのか、自ら海に沈み、帰らぬ人となられたそうです。
 たった4才で父親を亡くした前住職のご苦労は想像に難くありません。戦中・戦後の厳しい時代、お兄様と二人、お母様を支えて阿弥陀寺を守られ、中学生の頃には一人で葬儀のお勤めをこなされていたそうです。お兄様が学校を卒業して寺に戻られると、自らは神戸の寺に修行に出る道を選ばれました。

 それを私に話した後、「だから、僕は説法をしないんや」と口をへの字に結んでおっしゃいました。お父様が責任をとって自ら命を絶ったこと、生きていてほしかった、その死の意味がどうしても自分の心の中で整理がつかなかった、そのままで何もかも分かったように他人に説法できないという意味だと私は感じました。
 どんなことがあっても生きる、そして生きている今を楽しむ、それがおじゅっさんの人生をかけた説法だったのではないかと今、感じています。
 おじゅっさんは喜怒哀楽を表に出される方でした。檀信徒の前でも、喜び、怒り、楽しむ、そうした姿を隠されませんでした。しかし、喜怒哀楽の「哀」、私がおじゅっさんの哀しみを見たのは、この話をされた時だけでした。

 数日前、弘信住職と二人、横たわるおじゅっさんの傍らで話をしました。「亡くなられたことは悲しいけれども、正暦寺のためにも、自分や家族のためにも、やり尽くして生き抜かれた。もう何も思い残すことはないでしょう。まさに天寿を全うされたと思います」と声をかけました。
 住職は「何年か前、萩まつりで親父の趣味の日本酒ラベルコレクションを展示したんやけど、親父は住職の時には絶対展示せんかったんや。酒飲みやと檀家さんに思われたくないからと。そんなんバレとるのにね」とおっしゃっていました。親子はよく率直に物を言い合っておられて、口論になることもあり、私たちは傍でどうしていいか戸惑うことがありましたが、互いの長所短所をわきまえ、互いに尊敬していることがよく分かる親子関係、師弟関係であったと思います。

 また、大好きだったカラオケでおじゅっさんがよく歌っておられたのは五木ひろしの「由良川慕情」でした。正暦寺の眼下を流れる由良川を思い、また故郷・平戸への思いも重ねておられたのかもしれません。「由良川慕情」にこんな一節があります。

 里山の茶畑掠め
 渡る風 飛ぶつばめ
 丹波綾部の 山坂越えて
 どこまで旅する 倖せ求め
 由良川に 願い托して
 笹舟浮かべ 祈るひと
 泣くんじゃないよ 我慢しな
 どこの誰やら 我慢しな

 これからはツバメのように自由な身となり、どこにでも行くことができるでしょう。平戸の阿弥陀寺にも、ここ正暦寺にも、高野山にも。

 おじゅっさんは私と話をすると、いつも決まって「弘と一緒に正暦寺を盛り立てていって下さいね」とおっしゃいました。
 それはもちろん、お約束いたします。3年後に迫る33年に一度の御本尊の御開帳に合わせた本堂の屋根修理に今、取り組んでいる最中でもあり、今後もお寺の護持に務めると共に、弘信住職が目指されている「困った時に頼れるお寺」「悲しみ事だけでなく、楽しい事でも集まれるお寺」になるよう、私も努力いたします。

 おじゅっさん、後のことはご心配なく、どうか安らかにお眠りください。そして、いつも何も言わず、おじゅっさんを信じて支えられた最愛の奥様、ご家族、そして正暦寺のことを守ってください。
 長い間、正暦寺のために働いて下さり、本当にありがとうございました。そして、本当にお疲れさまでした。
 ここに、正暦寺第十九世、正信住職のご冥福をお祈りし、弔辞とさせていただきます。

 令和五年七月十日

 正暦寺 筆頭総代 四方源太郎

 

(写真は阿弥陀寺を訪ねた旅にて)

 葬儀の後中澤勝司総代と共に斎場まで行き、最後のお別れをさせてもらった。

(写真は晋山退山式の様子)

 準備、通夜、葬儀共に大雨の予報だったが、ほとんど雨が降らず、出棺の時に急に雨が降ってきた。それは、おじゅっさんの「演出」のような気がした。

 また、一昨日、小源太が財布を落としたと言ってきたそうで、お金はもちろん、マイナンバーカードや保険証やキャッシュカードやいろいろなものが入っていて、なくすと再発行になるので、妻が「この忙しい時に!」と嘆いていた。

 東京でどこで落としたのかも分からず、当然、返ってこないだろうと諦めていたところ、葬儀の直前に小源太から「警視庁から電話があって、お金も中身もそのまま入っていた」という連絡があった。これもおじゅっさんが探して戻してくれたのかもしれないなと思った。


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正暦寺前住職の訃報

2023年07月06日 | 一般

 日㈭昨日、正暦寺の玉川正信前住職が85才で亡くなられたため、綾部中学校PTAの地域委員総会は会長挨拶だけで早退し、正暦寺の緊急総代会に遅れて出席した。

 先々代の住職が亡くなられたのは35年前のことらしく、当時のことを知っている役員もほぼいないし、何名の参列者があるかの予想もつかず、どう準備をしたらいいのか、あれやこれやと頭を突き合わせて22時近くまで。

 通夜と葬儀は次のように正式に決まった。一般参列も求め、香典や生花も通常通り、受け取ることとして執行します。

 通夜、葬儀共に場所は正暦寺(綾部市寺町堂ノ前45)で、喪主は息子さんの玉川弘信住職です。駐車場が少なく、ご迷惑をおかけいたしますが、大本様の寺町駐車場はご利用いただけます。

 通夜)2023年7月9日㈰18時~ ※約1時間

 葬儀)2023年7月10日㈪10時~ ※約2時間

 ご都合がつかれましたら、最後のお別れにお越しいただきますようお願いいたします。

 

 日㈮9時綾部中学校へ行き、第1回学校運営協議会に出席した。学校の玄関前には中村維新くん少林寺拳法の全国大会(組演武)への出場を祝う垂れ幕かけられていた。

 会議の前に自己紹介をした後、全クラスを授業参観した。都合の良いクラスだけでなく、どのクラスも全て見せるというのは今年度になってからのことらしい。涼子と温二郎のクラスも観ることができた。涼子は恥ずかしがって嫌がっていたし、温二郎は友達に勉強を教えていた。

 参観後の会議では会長にと推薦され、引き受けた。副会長には中筋地区公民館長の大槻富美雄さんが就任された。その後、委員がそれぞれに意見を述べた。

 

 14時から志賀郷地区ジビエの食肉加工施設を建設しようと計画中の30代の若者の話地元の本田文夫市議、隣りの物部地区の種清喜之市議会議長、志賀郷地区連長さんらと一緒に聞いた。

 大変夢があり、また農村部の大きな悩みである鳥獣害対策にもつながる。京都府や綾部市は制度の整備を早く整えて後押しすべきだ。ジビエを綾部の特産品にしていきたい。

 夕方来客。夜情報交換のための会食。

 

 日㈯空模様が心配されたが何とか持ってくれて、朝9時から前住職の葬儀のため、正暦寺でのテント建て。多くの檀信徒、住職の友人にご参加いただいた。本当にありがとうございました。

 準備終了後総代で葬儀の打ち合わせ。午後事務所「げんたろう新聞」の原稿書きなど。議会が終わったので、今月中には発行したい。


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大義の会

2023年06月08日 | 一般

 日㈭18時から大義の会(四方八洲男会長)例会に出席した。いつもはふしみやだったが、今日は亀甲家にて。

 今回就任されたばかりの日東精工㈱の荒賀誠社長私の二人が「未来に向かって」というテーマで、荒賀社長は日東精工のこと、私はまちづくりのことをそれぞれ30分ほど講演した。

 講演の後、会食があり、その後は質疑応答の時間があった。私に対しては、論理教育の今後の展開自分が大事にしていることなどの質問があった。


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